今日は、いろんな意味で、頭がスッキリしたというか晴れ晴れしたというか、なんだかいい展開になりました。
意外な目からウロコな話をたくさん聞けて、本当に良かったし、びっくりでした。
さて、以前にこんな記事を書きました。
この記事を踏まえて、改めて書いてみようと思います。
文句や不満を言うことのメリットってなんだろう?
文句や、不満を言うことは、デメリットばかりと思いがちですが、実は得られるメリットもあるのかもしれません。
ここでは、2つのメリットを考えてみたいと思います。
■ ほどよい文句はストレス発散になる
ほどよい文句はストレス発散になっているのかもしれません。
普段の生活を送るうえで、ストレスの溜まらない人はいないでしょう。
発散せずにいると、突然爆発したり、反対に非常に落ち込んでしまったり……、その反動が大きくなりがちです。
文句や不満を言って、少しずつストレスを発散し溜めないように心がけることも大切なんじゃないでしょうか?
小さなストレスの段階であれば、解決もより簡単になるでしょう。
「こんな小さなことで悩むなんてバカバカしい」
「こうすれば解決できるかも」
こんな感じで、ストレスを解消するための建設的な対処法も見つかります。
■ 周りとの関係が良好になることも
文句や不満を言うことで、周りとの関係が良好になることもあるのではないでしょうか?
なぜなら、人は同じ悩みを抱えている人と仲良くなる傾向があるからです。
たとえば、子育てで悩んでいるママは、ママ同志で話すことでかなりストレスを発散することができます。
「私たち、頑張っているよね!」と仲間意識が芽生え、ストレスもぐっと減るでしょう。
何より、悩んでいるのは自分だけじゃないと安心できるからかもしれません。
また、仕事内容がきつい職場であれば、同僚同志で愚痴を言い合うことで気持ちが晴れるといったことはよくあることです。
文句や愚痴、不満は、周りからの共感や仲間意識を得るきっかけとなりえるのではないでしょうか?
「文句ばかり言う人」のおもな心理とは
文句ばかり言う人は、どのような心理で文句を言うのでしょうか?
いつも文句や愚痴に付き合っている人は、きっと彼らの心理に関心があることでしょう。
ここでは、文句ばかり言う人のおもな心理を6つ考えてみたいと思います。
自戒の念を込めて…
■「自分は他人より優れている」と思っている
文句ばかり言う人は、自分は他人より優れていると思っている傾向があるかもしれません。
自分の思考や考えがいつも正解であれば、他の人の違う意見は不正解となります。
自分と違う考えの人は間違いとなり、愚痴や不満の対象になってしまうのです。
「あの人は、またこういう意見を言っている、本当に常識がないんだから……」と、延々に続く文句の原因となるでしょう。
当然ですが「自分はいつも正しい、他人より優れている」という考え方は間違いです。
世間には多様な考え方があり、またバックグランドの異なる人が大勢いるものですが、文句ばかり言う人はその点が理解できません。
そのため、どうしても文句が多くなってしまうのです。
■ 他人の言うことが信用できない
文句ばかり言う人は、他人の言うことが信用できません。
素直に人の言うことを聞くことができないため「どうして、あの人はあんなことを言うのだろう?何か裏があるのかも」と不満になってしまいがちです。
他人の言うことが信用できないと、何か言われてもその内容を本来とは異なる意味に解釈してしまうため、文句や愚痴が多くなるのです。
■ 文句を言うことで友達を作りたい
文句ばかり言う人は、文句を言うことで友達を作りたいと考えています。
これはメリットでもあるのですが、文句や不満を共有することは、他人と連帯意識を持つことにつながります。
たとえば新しい職場では、職場の良いところを共有し合うよりも、ダメな点や足りない点を言い合って仲良くなりがちです。
文句や不満は、人間関係における潤滑油の役目があることは否めないでしょう。
しかし、それも程度次第です。
いつまでも文句や不満ばかりだと、せっかく仲良くなった友達も「また同じ不満ばかり……」と離れていってしまいます。
■ 自分の言うことを聞いてもらいたい
自分の言うことを聞いてもらいたくて、文句を言う人も多いようです。
文句を言う人の声は大きく、他人の注目を集めます。
何も言わない人よりも、意見を聞いてもらえる機会が多くなるのは事実です。
文句や不満には「自分のことを認めてもらいたい、褒められたい」といった心理が隠れているもの。
周りの人も「文句や不満の原因を探って解決しなれば」と考えてしまいます。
特に、職場では、そのような傾向が強いようです。
自分の言うことや要望を通すために、文句を言う人は多いのではないでしょうか。
■ 自信のなさを隠したい
自信のなさを隠したくて、文句を言う人もいます。
このような人は、自分より弱い立場の人に文句を言う傾向にあります。
たとえば、夫が妻に文句を言うのは、自信のなさの現れでもあるのです。
妻に文句を言うことで、自分は格上だと相手に思わせ、自分も自信をつけたいのでしょう。
また反対に、自分よりも出来る人に対して文句を言うというパターンもあります。
たとえば、同僚が先に昇進した場合「彼が先に昇進したのは、たまたまついていただけだ」と愚痴を言って、自分のプライドを守るといった具合です。
いずれにしても自信のある人は、他人の動向や意見をあまり気にしません。
「自分は自分」と割り切れる潔さがあるからです。
そのため、文句を言うよりも自分のやるべきことに集中します。
自信のない人は、自分の立ち位置を他人と比較して決めてしまうため、どうしても文句や不満が多くなってしまうのでしょう。
■ 相手のレベルアップを図りたい
相手のレベルアップを図りたいときも文句が多くなってしまいます。
職場に、小言の多い上司がいる人もなかにはいることでしょう。
これは、期待の裏返しということもありえます。
厳しい上司だと、言われるほうは、その度にイライラしたり落ち込んだり。
しかし、厳しくするのは「言えば分かるはず」と上司が思っているからです。
そもそも、無能な部下に厳しくすることはないでしょう。
人を教育する、育てるというのは、非常に時間や手間がかかるもの。
「文句を言う、小言を言う」時間や手間をかけてでも育てたいという気持ちがあるから文句を言うのです。
期待の裏返しで、文句が多くなるときもあるということを念頭に置いて考えて行動しなくてはいけません。
文句ばかり言っていると、最後はどうなるのでしょうか?
文句は言うのは自由ですが、その先のことを想像すると、文句を言うことはメリットよりデメリットのほうが大きいと理解できるのではないでしょうか?
■ 周りの人との人間関係が悪くなる
文句を言うことで、周りの人との人間関係が悪くなります。
先ほども述べましたが、文句や不満は人と仲良くなるきっかけとなりえます。
しかし、あまりにも多すぎる文句は周りの人を不快にしてしまうのです。
その場にいない人の文句や不満は、必ずと言っていいほど本人に伝わるものです。
自分の知らないところで自分への文句を言われたとしたら、良好な関係を維持することはほぼ不可能でしょう。
また、兄弟姉妹や夫婦間では「家族だから許してもらえるだろう」という甘えがあり、ついつい余計に文句を言ってしまう傾向になります。
たとえ家族であっても「親しき仲にも礼儀あり」です。
特に夫婦間では、もとは他人、自分とはバックグランドが異なるということを理解しておくことが、長く良い関係を保つ秘訣といえます。
相手に何かを伝えたいときは文句ではなく、相手に直接、冷静に伝えるようにしましょう。
人間同士ですから、いつも仲良しというわけにはいきません。
時として諍いは生じることもありますが、多すぎる文句から建設的な関係が築かれることはないということを理解しましょう。
■ 自分が文句を言われるようになる
周りの人に文句ばかり言っている人は、自分が文句を言われるようになります。
世の中は、因果応報です。
やったらやり返されるもの。
文句を言えば、文句を言い返されるのは当然です。
平気で文句を言う人でも、自分が言われる側になると嫌な思いをするもの。
「自分が言われて嫌なことは人にも言わない」ということを理解する良い機会かもしれません。
■ 周りの人からの信用がなくなる
文句ばかり言う人は、周りの人からの信用がなくなります。
なぜなら文句ばかり言う人は、何らかの問題が生じた場合にただ文句や不満を言っておしまいだからです。
その問題を解消するために、解決案を考えたり周りの人と話し合ったりということに時間を割きません。
たとえ話し合いをしても、始終文句ばかり……ということも。
このように、大人しての対応ができない人が、周りの人からの信用をなくすのは当たり前といえるでしょう。
何か問題があれば、文句を言うのではなく、解決策を考えることに頭を使いましょう。
文句を言う暇もなくなります。
■ 困っても助けてもらえなくなる
文句ばかり言う人は、困っても助けてもらえなくなります。
自分が困るまで散々周りの人に文句を言っていたのに「困ったら助けて」というのは、あまりに虫が良すぎるでしょう。
文句ばかりの人は、困った時も助けてもらえず、また何か良いことがあったときも「おめでとう!」と言ってもらえなくなります。
周りの人との温かいやりとりができないため、最後はひとりぼっちということも考えられます。
文句や不満は、場合によっては、大きな力となって社会を変えることもあります。
しかし、自分都合の文句は、何も良いものを生み出すことはないということを覚えておきましょう。
この「文句ばかり言う人」とうまく付き合う方法について考えてみた
ま、確かに「文句ばかり言う人」が周りにいると、疲れてしまいます。
しかし職場の同僚であれば、逃げるに逃げられない……。
そこで、ここでは、文句ばかり言う人とうまく付き合う方法を3つ考えてみたいと思います。
「どうやって文句ばかり言う人と付き合っていけばいいのだろう」と悩んでいる人は、参考にしてみてください。
■ 適度な距離感を維持する
文句ばかり言う人とうまく付き合う方法は、適度な距離感を取ることです。
「何か文句を言いそうだな」と察したら、忙しいフリをする、その場をそっと離れるという具合に距離を取ってみましょう。
そのような対応を取り続けることで、相手に「私は文句を聞きたくないです」というメッセージを送ることにつながります。
また友達であれば、さりげなく相手に伝えるのも良いでしょう。
「文句ばかり言っていると意地悪な顔になっちゃいますよ。〇〇さんは芯はいい人だから、あまりにも文句が多いと誤解されてしまいますよ」と、優しく文句を言わないことのメリットを一緒に伝えるのがコツです。
■ 周囲と協力して見守る
文句ばかり言う人とうまく付き合うには、周囲と協力して見守ることもひとつの方法です。
文句を言う人が文句を言う相手は、たいがい決まっています。
もし文句を言う人が近づいてきたら、いつも文句を言われている人に対して周りの人が声をかけるなどしてみましょう。
いつも文句ばかりに付き合わされて悩んでいる人も、周りに相談して協力してもらってください。
そのうちになんとなく距離ができ、文句を聞く機会も減ってくるでしょう。
周りの人が「あの人はああいう人だよね」と割り切り、波風立てず見守ることもひとつの解決方法です。
■ 文句を適当に聞き流す
文句を適当に聞き流すことも、文句ばかり言う人とうまく付き合う方法です。
文句ばかり言う人のことを真剣に聞く必要はありません。
実際は、それほど悩んでいないことのほうが多いのです。
人は深く悩んでいるときは、他人に簡単に話を振ることはできません。
そのようなときは、文句や不満は言えないものなのです。文句ばかり言う人の話はほとんど実がないため、聞き流すことが一番。
「ああそうなんだ。大変だったね……」と心に留めず聞き流しましょう。
文句を言うことの末路は悲しい……気をつけよう
あなたの周りにも、文句ばかり言う人がいるのではないでしょうか?
確かに、文句や不満は周りの人と仲良くなるきっかけになりえますが、あまりにも多いと、周りの人との関係をダメにしてしまいます。
信用や友情をなくし、最後にはひとりぼっちということも。
少しの文句はストレス発散のために必要なこともありますが、多すぎる文句は注意が必要です。
またいつも文句を聞かされて困っている人は、周りの人に協力してもらい、適度な距離を保ちつつ聞き流すようにしてみてはいかがでしょうか?
最近、いろいろなことがあったので、自分自身のアウトプットを含めて書いてみました。
さて、明日もがんばりますか。
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