あなたは大丈夫ですか?正論バカへの処方箋について書いてみた

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唐突な話でなんなんですが、あなたは効率よく人に嫌われる方法を知っていますか?

  • 余計なことをする
  • 空気を読まない
  • 自慢話をする
  • いつまでも過去にこだわる
  • ウソをつく

・・・などなど、どれも正解ですがまだ甘いです。

まあ、一部上に書いたことも、今回ボクがお話する内容に含まれるといえばそうなるかもですが、まどろっこしい言い回しを続けてもらちがあかないのでさっさと答えてしまいたいと思います。

効率よく人に嫌われる方法

001 - あなたは大丈夫ですか?正論バカへの処方箋について書いてみた

それは

正論を唱え続けることです

何故でしょうか?

正論は強く、正論には反論できず、正論は人を支配し傷つけるからです

32629902 1576044629 - あなたは大丈夫ですか?正論バカへの処方箋について書いてみた

正論を言う時、人は相手の目線より上から物を話します。

望んでもいない相手に、正論を振りかざすのは、余計なお世話以外の何者でもないでしょう。

言葉は何を言われるかより、誰に言われるかの方がより相手の心に刺さるからです。

このへんの詳し内容は、こちらの記事を参考にしてください。

⇒人たらしが相手を虜にする「言葉の影響力」

例えば、お金持ちが「お金が全てじゃない」といえば説得力が増しますが、貧乏人が同じ言葉を口にしても、それは単なる負け犬の遠吠えです。

たいして仕事もできない年下の人間から偉そうに正論言われても、誰も聞かないですよね。

昔の僕はこれに気がつかないまま、上司、友人、彼女、お客さんなどなど、ありとあらゆる人間関係で正論をとなえ続けては、その分無駄に人に嫌われていました。

自分は正しい、自分は間違っていない

とね。

しかし、上司やお客さんからすると「何で目下のお前に説教されなくちゃいけないんだ。」「俺だって、お前の言っていることは正しいのは判っている。でも出来ない事情があるんだよ。」と思われていたでしょう。

会社や学校など、自分に関する批判や不満もそうです。

会社の上司も学校の先生も「現状は遅れている。このままではいけない」事くらい判っています。

しかし、正論だけを押し通しても、あなたの意見は通らないことの方が多いのです。

ボク自身いろんな関係の中で、無理やり正論を押し付けてはウザがられ、人見知りになった時もありますが…(苦笑)

自分が逆の立場に身を置いたときや、正論を振りかざされたとき少しずつですが、正論をふりかざしても、状況は悪くなるということに気付きはじめました。

なので、正論を振りかざして人を言いくるめたかったり、相手を納得させたいという気持ちはよく分かりますが人たらしは段取り9割でも書いたように、まずは先に相手との人間関係を構築しておいたほうがよりスムーズにことは進みます。

じゃあ、具体的にどうすればいいのさ

・・・という話になりますが、方法はいたってシンプルです。

相手の言ってることが正しいかどうかなんてことは、まずはひとまず置いといて相手の感情に気持ちを向けてみてください。

この人は今どういう気持ちでどうして欲しいのか

と、思い出して欲しいのですが、正論を振りかざすたいていの場合が「自分が正しい」ということを相手に証明したいだけなのです。

「俺のほうがお前より正しいんだ。だから考えを変えてあげよう」とあなたがそう思うのですから、相手だってそう思っているのです。

たとえどんなにあなたから見たら、大間違いだったとしても「俺は間違っていない」とね。

もしも、あなたが相手との人間関係を破綻させたくないのであれば、相手に意見を述べてもらい最後まで話を聞いてみよう

「この人は今どんな気持ちなんだろう」と、相手の話の途中で、あなたが逆らったり正論を振りかざそうものなら相手との壁は高くなるばかりです。

(話を聞くことの詳しい方法はこちらの記事を参考にしてみてください)

⇒敵すら虜にする人たらしの「聞く」技術

例え10000%自分が正しい場合でも、大したことでないことならば相手に譲ってあげましょう。

ああ、この人は今自分のプライドを守りたいんだな

という相手の心の声がわかった瞬間「この人のいうことが正しいかどうか?」という話の筋などどうでもよくなってきます。

「自分を軽んじないで欲しい」という相手の心の声が見え始めたら、もう一度相手の話の内容に耳を傾けてみましょう。

すると、不思議なことにだんだん相手の話の内容にも、ほんの少しだけ賛成できる部分が見えてきます。

相手との壁がだんだん崩れてきた証拠です。

ここまできたら、「もしかしたらホンの1ミリだけ自分にも落ち度があるのでは」と思えるようになってきます。

ここで素直に「事情や立場もわきまえずあなたの気分を害してしまい申し訳ございませんでした」と、あなたが折れることができたならば、相手一気に相手の心はあなたに傾き始めます。

いかがでしょうか?

正論を唱えたいのであれば、相手の心があなたに傾いてからでも全然遅くはないのです

もしかしたら、実際に相手がいる場面では今回お話したようなやりとりはなかなか難しいかもしれません

そういう場合は短期的に自分の正論をぶつけることを避け、お互いがゆっくりと話し合える時間を置いてから、今一度、今回お話した方法を試してみるのがベストです。

たとえ、正論を振りかざして相手との議論に勝ったとしても勝利の代わりに相手の好意という、かけがえのない代償を支払わなければなりません。

短期的な「勝利」という自分の快楽に溺れてかけがえのない人間関係をこわしつづけるのか?

あえて相手に一歩譲ることで好意というかけがえない資産を手に入れるのか?

ここまで読んでくれたあなたであれば、どっちが賢くスマートなのかは答えるまでもありませんね。

今回の話を元に、例外なく相手の好意を得るために必要なものや、さらに相手の心をわしづかみにしたい場合は、

ここからボクのLINE講座で受講できるので、ぜひ一緒に勉強していきましょう。

それでは今日はこのへんで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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