えこひいきされる人の特徴 上司の評価をさりげなく上げる3つのポイント

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今回は、えこひいきされる人の特徴・上司の評価をさりげなく上げる3つのポイントという内容でお話を進めていこうと思います。

なんともいやらしいイメージがつきまとっている「えこひいき」とは

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人たらし同様のお話ですが、、、

正直、あまり良い風に使われていないこの言葉。

自分の気にいっている人や、関係のある者だけの肩をもつという意味ですが、たいていは、誰かの批判をするときや、嫉妬のあまり悪口を言いたくなるときに使われています。

なので「えこひいき」してはいけませんと学校や親御さんなどから教わったと思います。

しかし、現実はどうでしょうか?

「先生はいつもあいつばっかりえこひいきする」

「俺のほうが仕事してるのに上司の評価は、、、くそう、あいつばかりえこひいきされやがって」

と「えこひいきするな」と言ってた、先生や親が特定の生徒や兄弟をえこひいきしていた・・・なんてもはやギャグみたいな話を誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

たしかにえこひいきという言葉には、なんともマイナスなイメージがつきまといます。

しかし、仕事であれ恋愛であれ、友人との付き合いであれなんであれ、ありとあらゆる人間関係でオイシイ思いをしているのは、まぎれもなく“えこひいき”されている人なのです。

あなたの周りにもひとりはいるであろう「えこひいき」したくなる人

「あぁぁ、なんとも面倒くさい頼みだけど、あいつが言うなら、しょうがないか?」

「●●さんのお願いであればぜひやらせてください」

・・・と、つい思ってしまう人は、あなたの周りにもひとりや、ふたりいると思います。

こういった人のことをあなたはえこひいきしています。

えこひきされる人とえこひいきされない人のちがいとは

そもそも何でえこひいきされる人と、されない人にわかれてしまうのでしょうか?

あなたの部下に同じくらいの能力を持つ。

A君とB君がいた場合、もちろん最初はどちらも分け隔てなくかわいがろうとするでしょう。

両方を飲みに連れて行ったり仕事も公平に教えるでしょう。

ただA君は仕事を振っても素直に「わかりました」とすぐに取りかかってくれるけど、B君はやたらとあなたの指示に反論してきます。

A君は人のいいところを見つけては褒めるのが得意だけど、B君は人の悪いところやアラ探しばかりしている。

A君は二つ返事で社内の飲み会に参加するけど、B君は何かと理由をつけて参加しない。

するとだんだんB君はあまり飲み会に誘われなくなり、社内での交流が少なくなります。

A君は人の話を聴いたり話を掘り下げるのがうまいけど、B君はすぐに「でも」と「しかし」と自分の話をしようとする。

もうこの文章を書いているボク自身が「絶対部下にするならAがいいわ。Bのやつマジうぜえ」とA君の方をえこひいきしたくなってしまいます(笑)

まぁ、ここまで極端な例は珍しいにしても、しばらくすると人間関係には必ず偏りがうまれます。

仮に能力が同じであれば、素直に言うことを聞いてくれる部下を「えこひいきしたくなる」のが人間というものなのです。

もちろん、B君は面白くないでしょう。

「なんで同じように仕事してるのにAばっかりえこひいきされやがって」

とA君を目の敵にすることで、ますますあなたの心はB君から離れてしまいます。

だけど、これが現実です。

実務能力が互角ならば、周囲にどれだけえこひいきされているかが、職場での出世やポジションを決定づけてしまうのです。

というものボク自身が、上に書いたB君そのものだったのです。

しかもろくに仕事が出来ないくせにプライドと文句だけは一人前。

もちろん、上司からは嫌われて、ほかの同期はえこひいきされます。

「ちくしょう、あいつばっかり、えこひいきされて……」と、自分の非をみとめるどごろか毎日A君に嫉妬ばかりしてました。

そこから、紆余曲折を経て、かわいがられたりえこひいきされるようになったからこそ言えることがあります。

えこひいきされる技術は、社会人にとってはもちろんのこと、ありとあらゆる人間関係で必須です。

仕事であれ恋愛であれプライベートであれなんであれ、えこひいきされる人が得をするのは火を見るより明らかです。

というわけで、あなたもちょっとだけ、えこひいきされる方にまわってみませんか?

「なるほど、えこきひいきされるほうがいいのはわかったじゃあどうすればいいんだよ」というお話です。

そこで、今回のさせていただく3つのポイントを実践して頂ければ、あなたも晴れてえこひいきされる人の仲間入りです。

人間関係というものは、基本を押さえることで変わるものです。

基本さえ押さえてしまえば、上司の評価を上げたりえこひいきされることは、さほど難しい話ではないのです。

それでは、いきましょう。

 えこひいきされるためのド基本

「こいつのいうことなら」と思わず相手に思わせてしまうのは、えこひいきされる技術があるからです。

おいおい、ふざけんなと言いたくなるかもしれません。

しかしもう少しだけひいき目で見てやってください。

えこひいきとか技術という言葉が、イヤなら人徳といいかえてみましょう。

実は、人徳というものは訓練次第で、誰にでも身につけることができるのです。

自ら率先して、誰かが困っていたら、真っ先に手を差し伸べる。

でも決して見返りを求めない。

これが人徳をつむてっとり早い方法です。

人には相手に何かをされたとき「お返しをしないと」と思ってしまう習性があるのですが、常日頃、人徳を積み重ねていると、いざ困っていても周りの誰かが「あいつが困っているのか?」と思われ
周りが手を差し伸べてくれるのです。

これこそがかわいがられる人であり、えこひいきされる人なのです。

なんか学校の道徳みたいな話になってきましたが(笑)

構わず、このまま続けます。

一体会社や、人間関係ではどういう人徳をつめば、えこひいきされやすくなるのでしょうか?

上司の立場からみてえこひいきしたくなる人の特徴

自分が、上の立場に立ってみてわかったことがあるのですが、上司はできるだけ公平な評価を部下にしようと考えています。

ただ、ここで勘違いして欲しくないのは、会社や上司にとって貢献できる部下は評価されるし、会社や上司にとって貢献しない部下は評価されないということです。

貢献しない部下にも平等に評価してたら、貢献してくれる部下はおもしろくないでしょう。

最悪上司を嫌いになるどころか、仕事やめるとか言い出された日には、会社の戦力ダウンにつながるし、結果、上司自身の評価につながります。

なのでどんな部下にも平等とかいう、アホな評価はどんな上司もしないのです。

ただ、人である以上、感情や相性というものが、評価の対象に入ってきます。

その結果として、ほかの部下から見れば、「なんであいつばっかり」とえこひいきしてるような評価になってしまうのです。

ならば、上司がどんな部下をえこひいきしたくなるかをおさえてしまえばあなたの評価をさりげなく上げてしまうことも簡単だということです。

上司にえこひいきされるポイントは次の3つです。

1. 素直な存在
2. 役立つ存在
3. ポジションの確立

職場の上司や学校の先輩にかわいがられる処世術でも書きましたが、人は自分のことを評価してくれると嬉しいものです。

上司→部下でも嬉しいのに、自分のことをよく思ってくれる部下に対して、えこひいきしたくなっても不思議ではありません。

そんな上司の心をつかむポイントが「素直」、「役立つ」、「ポジション」の3つなのです。

えこひいきされる人の特徴

その1 「素直な存在」

「素直な存在」とはぶっちゃけていうと上司にとって「都合がよい」ということです。

しかも、プライベートでも都合が良くないといけません。

東大生が勉強そっちのけで実践する人脈作りの簡単なコツでも書きましたが、「今日は飲みに行くぞ!」と言われたら、ふたつ返事で「はい、わかりました!」と言えなければ「素直な存在」として見てもらえません。

「仕事以外は好きにさせろよ」みたいな雰囲気を漂わせたら、どれだけ仕事ができても「かわいくない」と評価されても仕方ありません。

仮にめちゃくちゃ有能であっても、最終的に人と人との付き合いの根底にあるのは「情」だからです。

ボク自身「残業は正義だ」みたいな考えや「飲み二ケーション」といった言葉が大嫌いですが、「素直な存在」になりたければ、評価する立場の上司の都合にあなたの行動を合わせる努力が必要不可欠と言えます。

上司が必要なときに、そばにいない者を都合よく使うことなどできないからです。

どうしても自分の時間を確保したい場合は、「習い事」や「家庭の事情」など、上司が立ち入れないような言い訳を用意しつつも、代わりのスケジュールを提示するといった代替え案もお忘れなく。

その2 「役立つ存在」

次に「役立つ存在」についてです。

会社はサークルや仲良しの活動ではありません。

どれだけ「会社に貢献できるか」上司であれ部下であれ社会人である以上、ここを忘れてはお話になりません。

なので、上司にとっては「素直な存在」の部下だけでなく「役立つ存在」も必要なのです。

「役立つ」とは、仕事ができるかどうかです。

なんやかんやで仕事ができれば上司の評価は高まります。

 「それができたら苦労しねえわ」といいたくなるかもしれません。

しかし仕事ができるかどうかは能力よりも、仕事への向き合い方で変わります。

例えば、いい上司や環境に恵まれることで、飛躍的に仕事能力がアップすることがよくありますが、それは急に能力がアップしたというよりは、もともとの能力が活かせる環境だったということです。

ということは仕事に自信がなくても、それは能力がないということにはなりませんよね。

仕事への取り組み方を変えることで、誰でもいま以上の仕事能力を発揮できるはずです。

そして、その分評価は高くなるはずです。

一度上司から「こんなに頑張っているのだから」と思わせればえこひいきされる側の人になれます。

仮に仕事でうまくいかなくとも「たまたま結果が出なかっただけかもしれない」とか「この仕事ならこいつの力が発揮できるんじゃ」と、あなたにとって都合の良い評価や、仕事をもらえる可能性が高まるでしょう。

そのためにおすすめする方法が上司や同僚の手伝いです。

もちろん何でもかんでも手伝えばどエライことになるので、手伝うことは自分の得意分野に絞ります。

自分が得意なことで「お手伝いさせてもらえますか」と、ちょくちょく上司や同僚に積極的な意思表示をしていくことで「こいつにはこういう得意分野があるのか」と、さりげなく周りにあなたの力をアピールできます。

実際に手伝うことになったら、もちろん全力で取り組みましょう。

他人の仕事を手伝う時間を作るには、自分の仕事をさらに早く終わらせる工夫が必要です。

実は、そういった努力こそがもともとの得意分野は、もちろんあなた自身の仕事能力の向上に役立つのです。

また、上司や同僚のために役立つということは、自分の欲を捨てることにもつながります。

部下の時代から誰かのために頑張る経験をすることは、我欲をコントロールする術を身につけられる上に、あなたが上司になったとき「できるだけ公平な判断をする視点」を養うためにも大切なことなのです。

その3 「ポジションの確立」

かわいがられる人たらしになるための3つのド基本でも、ポジションの確立の重要性について書いたのですが、今回お話しする「ポジション」は上司だけでなく、職場の愛されキャラ的なポジションのことです。

実務や、書類の整理が、苦手だったり集中できない人でも、社内行事やイベントなら楽しく取り組むことができる人もいるのではないでしょうか?

先ほども書いた通り、仕事ができるかどうかは能力よりも、取り組み方や環境の差であることがほとんどです。

なので、仕事でアピールできないという人は、気の向きそうな企画やポジションから、トライするのもひとつの方法です。

そこでおすすめなのが、一度自分主催で部署の飲み会を企画してみてください。

その姿勢を見た上司や周囲の人たちは、きっと好感を持って受け止めるでしょうし、上司に社内行事やイベントでの活躍ぶりを見せることで「こんな仕事ならあいつにまかせられるかも」と思ってもらえます。

自分が表に出るのがイヤなら、会計や店選びなど裏方スタッフとしての活躍も有効です。

少し大きい宴会ならばや、部門間のスケジューリングの調節など、外の部署に自分を広く売り込むチャンスにもなります。

人は、第3者の評価にとても影響を受けます。

人たらしは段取り9割でも書いたのですが、他の部署や上司の同僚から「あいついいね」と日頃から評判を高めておけば、上司の評価はさりげなくうなぎのぼりにあがります。

どうしても、全体を仕切るのが苦手ならば、会社では悪口を言わないことや気配りも有効です。

飲み会の空気をぶち壊す話題のひとつに悪口が挙げられますが、逆に言うとそれだけ会社や上司
同僚への悪口はつきません。

ボク自身、飲み会や休憩中、その場にいない同僚の悪口をいう場面を何度も見てきましたが、どんな会社でも悪口をいわない社員のほうが圧倒的に少ないのです。

だからこそ、悪口や人を傷つける発言をしない人材は貴重なのです。

「悪口を言わない」というイメージは、「信頼できる」というイメージに重なります

このように悪口を言わない人は、多少仕事ができなくても「すみにおけない」という人は少なくないはずです。

それほどに、価値のあることなのです。

会社で笑顔を絶やさない人や「お茶でもでもどうぞ」と絶妙のタイミングで、お茶をくばれるポジションも有効です。

お茶くみという「ポジション」は、性別に関係なくできることです。

実際やってみてわかったのですが、自発的に上司や仲間のためにお茶を出したり、買ってきたりすることはめちゃくちゃに喜ばれます。

さらに、コンプレックスや弱点を最高の魅力に変身させる方法でも、書いたように、誰かが大失敗をしたり、ひどく叱られたりした後、さりげなくお昼に誘ったり、飲みに連れて行って悩みを聞いてあげたり、自分の失敗談を披露して、相手との心理的な距離を縮めたりすることができる「ポジション」は、仕事本来の能力とは異なりますが、その影響力ははかりしれません。

とは、いえ完全に悪口を言わないのは不可能だと思いますので、言うなら会社や職場とは関係ないところで思う存分に毒吐きをしておきましょう(笑)

このように形はさまざまですが、会社の雰囲気をよくしてくれる「ポジション」を確立している人には、なかなか悪い評価をつけることはできません。

どうすれば「上司や部署のみんなが笑顔でいられるか」「会社内の良い雰囲気を作れるか」を考え、自分なりの「えこひいきされるポジション」を確立してみてくださいね。

いかがでしたでしょうか?

もしかすると、今でもえこひいきされるとうことに多少の抵抗を感じているかもしれません。

というのもボク自身が「えこひいきなんて人間のクズのすることだ」と頭では思っていたんです。

でも、心の底では「自分もえこひいきされたい」と思っていたのです。

そして、両方の立場を経験した今、あえて言わせてもらいます。

仕事であれ恋愛であれプライベートであれなんであれ、軽んじられるよりえこひいきされる方が断然いいに決まってます。

えこひいきされるようになればいんですよ

たしかに、確かにえこひいきされまくると、心無い反応が外野から来ることもありますが、外野はあなたのことが羨ましいだけなのです。

えこひいきされるための努力は、仕事の能力を上げるためにも人間関係を制するためにも、大変役立つことなのでどんどんやっていきましょう。

嫉妬してくる同僚の心をもつかんでしまえる方法は、嫌いな相手にほど効いてしまう究極の人心掌握術や、ボクのLINE講座でも紹介していますので是非一緒に勉強していきましょう。

「ブログやメール講座の内容を実際実践してみたらこんな感じでえこひいきされるようになりました」みたいな投稿をくれたらさらに僕からえこひいきされるカンニングペーパーとも一応ココに残しときます(笑)

それでは、今日はこのへんで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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