朝起きたら、青春してる方がいました。
世の中、いろんなことがありますけど、なんだかんだ言っても『素直』が一番いいんじゃないか?と思います。
有名な成功法則で「素直な人が成功する」という教えがあるぐらいです。
誰もが一度は聞いたことがあると思いますし、ボク自身も昔から本で読んだり、おのずと人に教えこまれてきた覚えもあります。
しかし、よく思うのは、「この成功法則って完全に言葉足らずじゃないだろうか?」ってことです。
詳しく、ボクなりの解釈をまとめていきます。
人は、素直な生き物だということ
まず、ボク個人の持論ですが、そもそも人は素直な生き物なのでは?と思います。
だからこそ、眠くなったらすぐ寝るし、お腹が減ったらすぐ食べるし、悲しかったらすぐ泣くし、自分の気持ちに対して、すごく素直に生きてます。
それもあってか、妙にこの成功法則は、腑に落とせない所がありました。
こうやって考えていると、そもそも素直の定義について分からなくなってきそうなので、こちらについても触れてみようと思います。
そもそも「素直」とは何か?
素直な人が成功する
おそらく、この概念を世に広めた第一人者は、経営の神様とまで言われた「松下幸之助さん」です。
素直な心が仕事の成果や成功の要である
こういう話をしています。
また松下幸之助さんは、このようにも言われてます。
ほんとうの素直とは、自然の理法に対して、すなわち、本来の正しさに対して素直であること
超分かりにくいですよね?
もっと分かりやすい説明をしている肉声の音声ファイルを見つけました。
以下書き起こし文章
素直な心でものを見ようと。
いいかえますと、
白は白と見えるように。
青は青に見えるように。
黒は黒と見えるように。
素直にものを見ていこう、こういうことであります。
そうするとですね、白を黄色に見たり、赤色に見たりするようなことはなかろうと思いますから、判断に過ちがないと思うんであります。
物事の本質によこしまな「解釈」をするのはいつも自分自身の妄想や思考であるということです。
例えば、ここに料理のレシピがあるとします
そこには、正確に書かれているはずです。
- 砂糖◯g
- 醤油大さじ◯杯
このように材料が提示されています。
ですが、ボクたちはレシピを見ていても、目分量で判断したり、勝手に我流にアレンジしたりします。
この自分の意志を入れる行為がすでに素直でない、ということですね。
それで、料理が美味しくなることもあるかもしれません。
しかし、逆をいえば失敗する要因も、自分のアレンジの結果でしかないということです。
で、こういったことも踏まえて考えてみると「素直」が導き出す真の成功法則、それは、誰に素直になるかだと思います。
なぜ、料理のレシピに我流を加えて美味しくなる時があるのか?
それは「料理の上手な自分に」素直になって行動した場合です。
逆にレシピにアレンジを加えて料理がまずくなってしまった理由は「料理の下手な自分に」素直になって行動した場合です。
人はいつだって素直です。
でも大事なのは、誰に対して素直になるかです。
もしその矛先に悩む人がいるのであれば、尊敬できる人・理想の人に対して常に素直であれと思います。
仮にそれが友達でも親でも「自分」でもなければ、身近な人の言うことや気持ちをただただ素直に聞いていては成功できないと思います。
ここまで、伝わりましたでしょうか?
人生は誰に素直になるかでおおむね決まる
これは、ボクの経験上でも、本当にそうだと思います。
さてさて、あなたは今、誰に対して素直ですか?
- 親ですか?
- 自分ですか?
- 友だちですか?
- 上司ですか?
その人はあなたの望む成功を成し遂げている人ですか?
素直になる矛先を考えること
これこそが「素直」が教えてくれる真の成功法則ではないでしょうか?
さて、明日もがんばりますか。
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