とある仲良くしているご家族から子どものことで相談を受けました。
いつも遊んでいるご家族なわけで、その子どもは、なんと幼稚園の年長さんから小学生になっていました。
あっという間です。
そして、子どもの成長とは、早いものです。
うちの息子は成長が遅いんですけど、どうしたらいいですか?
その友人の子どもは「広汎性発達障害」という認定を受けているそうです。
難しい言葉です。
調べるまで、そんな言葉があるんだ…って思っていました。
だから、どうだというわけではありませんが、その症状の一つとして、とにかく「成長が遅い」ということがありました。
これも、特性のひとつなのです。
幼稚園に入る前にも、やはり周りの子どもさんと比べるとそれなりの差は歴然だったようです。
- 歩くのが、下手くそ
- 想像力が乏しいので、よくぶつかったり転ぶ
- 4歳でも言葉が、苦手で会話が出来ない
- 周りの言うことを理解することが苦手
- 友達とコミュニケーションを取るのが苦手
- じっと座っていられない
- 食事の好き嫌いが激しい
…etc
近所には、同じ年代の子が何人も居るらしいのですが、1~2歳ぐらいの時であれば一緒に遊べて良かったと思っていたようなのですが、徐々に周りの子どもたちが言葉を覚え、会話をし出し、子どもなりにコミュニケーションを取りながら上手に遊ぶようになっていきます。
そうなると、やはりどうしても、その子どもさんだけ浮いてくるように見えてしまったのです。
そして、徐々に、からかわれてきたりもしてきたそうです。
そんな最中で、幼稚園、小学校への入園でしたので、それはそれは胸中穏やかではなく、表立って出してなかったそうですが、とにかく心配だったそうです。
幼稚園に上手く馴染めるだろうか…
小学校に上手く馴染めるだろうか…
もちろん入園、入学のときには、病気のことは事前に説明しているそうです。
今回は、友人家族を例にして書きましたが、このように成長が遅い子供というのは、発達障害など関係なく居たりもするし、それがその子供たちの個性の一つでもあります。
世間では、成長が遅い子も居れば、成長がやたら早い子もいます
もちろんのことですが、男の子と女の子でも、当然差は出てきます。
言葉がしゃべれない子もいれば、トイレが上手く出来ない子、落ち着きがなく先生の言うことを黙って聞いていられない子、お友達と仲良く遊べない子、などなど。
しかし、親が心配する気持ちも良くわかります。
ですが、子どもはしっかりと成長しているものです。
子どもに限らず、人には人の個々のペースが、それぞれあります。
しかし、ペースは違えども、しっかり成長しているのです。
例え成長が遅い子供でもしっかり成長している
友人の子どもの場合で言いますと、会うたび、会うたび、かなり成長しています。
おどろくらいのスピードです。
言葉もかなり覚え、会話もそれなりにしっかり出来ます。
また、いろんな友達とも仲良くやっている報告をしてくれるのです。
文字を覚え、字を書くことも徐々に増え、数を数えることが出来て、ボクが知る限りでは、めちゃくちゃ水が苦手だったのに、今ではプールに通い、一年前とは比べ物にならないくらい成長しています。
やはり幼稚園、小学校という、子どもにとって初めての「社会の場」によって、成長が促されたことはとても大きいのではないでしょうか?
結局、この記事で何が言いたかったかというと、タイトルのとおりですが「子供の成長が遅くても慌てても仕方がない」ということです。
これは、ボク自身もすごく考えつつも、自分が同じだったらどうだろう?って考えたわけです。
沖縄から引っ越しをして、そこで生まれた環境の中で、どのように生きてきたのか?ってことを振り返ってみて、差別、いじめなどを体験して、今現在に至るまで、どうだったのか?を考えたんです。
親の心境を考えれば、その心配はよくわかります
それが、親心なんじゃないでしょうか?
実際に、子供の成長が遅くて、ついつい悩んでしまう親もたくさんいるみたいなんです。
この記事では、友人のお話を例にしていますが、もっと、子どもが小さい頃でも、やたら早く成長を期待してしまう親もたくさんいます。
それは、赤ちゃんのハイハイや歩き始め、言葉、離乳食、など。
子どもと一緒に頑張って成長をしていくのは良いのですが、もし周りの子と比べて悩んでいるとしたら、やはり「比べる」「悩む」には気を付けるべきではないでしょうか?
いくら小さい子どもであっても、親のその思いは、子どもにとっては辛いものです。
周りの子を見るのではなく、もっと自分の子を見てあげるべきなんですよね。
子どもは、子どもなりにしっかり育つし、しっかり成長しているのです。
しっかり成長しているのです。
ただ、ペースに個人差があるだけなのです。
親は子どもの成長の邪魔をしないように、そして手を差し伸べられたらしっかり手助けをするだけなんではないでしょうか?
いろいろ考えても、心配しても、仕方ないんです。
子どもは、大人が思っている以上にいろんなことを考えていると思います。
今日は、これから、奥さんの知り合いが集まる女子会に参加させていただきます。
どんな展開になることやら…
さて、明日もがんばりますか。
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