世のおじさんたちの「オレたちがお前らの頃は仕事も遊びもたくさんした」って、もう止めません?

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今日は、これから打ち合わせなんですが、その前に、ちょっと喫茶店にいました。

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そこで、出ていた言葉。

「俺たちがお前らの頃は、仕事も遊びもたくさんしたもんだぜ!」

「最近の若いやつらは、全然遊ばないよなぁ!!」

こういう言うおじさん、というかおじいちゃんたちの言葉。

世の中でよく言われている言葉なんですが、みなさんも一度は聞いたことがあると思います。

よく「もう聞き飽きたんですけど、先輩」って思ったりします

いつも、ボクは聞き流しています。

たとえば、今日これからの話ですが、ボクがコンサルを担当している会社様は、中小企業が多いんですが、今回の訪問先は、30代から50代(後半)という社員が多くて、20代がとても少ないわけなんですが…

コンサル先の会社の中身については、ここではどうでもいい話なんです。

が、30代の社員がいまだに「若いヤツら」という扱いとなってしまっていることに問題を感じます。

30代なんて、しかもアラフォーであれば、世間からしたら、十分おじさんです。

しかし、50代からしてみれば、遊びも仕事もバリバリこなせる世代であり、まだまだ未来もある若者なんですよね。 

ちなみに、このおじさんたちの言う遊びとは、お酒飲み(朝までとか連日とか)、ゴルフ、麻雀…といったところです。 

さて、そんな30代前後の人たちは、結婚して、子どももまだ小さい連中ばかりなのです。

年齢的にも、落ち着いてきている年齢だし、家庭もあるし、何よりおじさんたちと遊んでもつまらないのですよね。

なぜ、つまらないかというと、おじさんたちは、どこを見ても昔自慢ばかりです

これがたまにだったり一人二人ならまだいいんですけど、会社の飲み会なんて行くと、みんなして同窓会状態なんです。

「あの頃は~」
「俺たちも無茶ばかり~」
「あの時は頑張った~」

こういった同じ話題が、毎回毎回続くのです。

そして「オレたちが、お前らの頃は仕事も遊びも…」って言うわけです。

聞いている方は、もう辛いんです、しんどいです、つまらないです…となります。 

確かに、若い人にとっては、年寄りとのこのようなやり取りは、社会の登竜門であることでしょう。

年寄りも拠り所が、なくなってきているから優しくしたいのは、やまやまなんですが、如何せん自分のことばかりのおじさんたちが多いわけです。

  • もっと、みんなで酒飲まないとダメだ!
  • 酒飲めないやつもダメだ!つまらん!
  • もっとゴルフとか行って遊ばないとダメだ!
  • ゴルフ行って、そこでお酒飲んで、楽しくないわけないだろう! 
  • お金がないとかつまらないこと言うなよ!
  • 今遊ばないで、いつ遊ぶんだよ!

おじさんたちの言い分もわかりますし、理屈もわかります。

しかし、そもそもバブル期の日本社会と、今の日本社会とを比較することなく、若い人を否定することによって、自分たちの立場を一生懸命肯定しようとするところが嫌なんです。

まぁ、ほんと気持ちもわからないでもないんですけどね…

昔は、最前線で頑張っていたにもかかわらず、歳と共にだんだんと相手にされなくなってくるのも事実ですからわかりますし、そんなのボクも寂しいし、自分も同じように言っているかもしれません。

でも最近のおじさんたちは、若手を見守るような大らかさがなくなり、若手をダメ出しすることによって、自分たちの立場を守ろうとする傾向があるように思えるのです。

いや、昔から変わってないのかもしれません。

今までの功労者をやさしくしたいと思うこともあるけれど、やっぱり自分のことしか考えていない人たちは相手にしたくないなぁ…と思う次第でした。

自分が歳をとったときにはこうならないように気をつけねば (汗) 

そんなことを思った一日でした。

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打ち合わせ帰りに見つけた、煉獄さんのパズル。

責務を全うしないとだな…。

さて、明日もがんばりますか。

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