ふとしたことからの打ち合わせ。
自分に自信を持っている人を見ると、羨ましくなるという人もいるでしょう。
自分に自信を持ちたい人は、ネットや本などで自信を持つ方法を調べたりするかもしれません。
自信を持つ方法について言及した、記事等も世の中にはたくさんあります。
しかし、それらの記事を読んで疑問に感じることも少なくありません。
自信は他者から与えられるもの
自信を持つ方法について言及した記事では、例えば「自分を肯定する」とか「他者と比較しない」といったことが書かれているものが多いです。
自分の考え等を変えるということを述べているものが多く、他者の存在の重要性について言及したものは多くありません。
もちろん、それらも大事だとは思うのですが、自信というのは、自分の中で育むなどといったような、自己完結的なやり方だけで持てるものではありません。
例えば、何かに一生懸命取り組み、自分でも納得できるだけの時間と労力をかけて必死に取り組んで、自信を持っていたとしましょう。
しかし、その自信を持っていたことを他者に否定されるとどうでしょうか?
いくら自信を持っていたといっても、他者に認められなければ、その自信は過信にしかならないのですから、いっきに崩れ去るのではないのでしょうか?
仮に、自分で持っていた自信が他者に否定されても揺るがないという人がいたとしても、その人は、自信過剰な痛い人くらいにしか見なされません。
自信というのは、自分で持つという部分もあるのですが、他者から与えられるものという部分もあるのです。
両者が揃ってはじめて確固たる自信につながるので、自信というのは自分で持つものであると同時に、他者から与えられるものとも言えます。
自分で自信を持つことが難しい人でも、他者から褒められることで自信になるということもあるでしょうし、一方で自分に自信があっても、他者から否定されることで、自信が崩れ去るということもあるのですから、自信を持つことにおいて、他者の影響というのは思いの他大きいのです。
自信は決して、自己完結的に得られるものではなく、他者からの評価があってこそ得られるものということを忘れてはいけません。
自信を持つには、自分を肯定してくれる人の中に身を置く
自信を持つためには、自分の中での心の在り方なども大切ですが、自分を認め、尊重し、肯定してくれる人の中に身を置くことが大切です。
しかし、実際にはかなり難しいことだと思います。
多くの人が、他者に負けないことを意識して生きていますので、一歩外に出れば足の引っ張り合いです。
職場でも、学校でも、あなたのことを否定し、非難し、自信を奪い去ろうとする人が山ほどいます。
だからこそ、自信を持てる人が少なく、どこか受身的に人生を送って、人生つまらないと思っている人が多いのかもしれません。
普段から、他人に対して否定的な人との関りは極力少なくするとか、自信を失ったときは、自分を肯定してくれる友人などと会うなどして、自信を持つための調整が必要かもしれません。
人に自信を与えられる人になりましょう
因果応報という言葉がありますが、あなたが自信を与えた人は、あなたに自信を与えてくれる人になりますし、あなたが自信を奪った人は、あなたの自信を奪う人になります。
あなたを褒めてくれた人に、悪意を持つということはあまりありませんよね。
あなたを褒めてくれた人には、あなたも好感を持って、褒めようと思うことでしょう。
あなたを否定した人に、好感を持つということもあまりないと思います。
あなたを否定した人には、あなたも悪意を持って、否定したくなることでしょう。
人は感情の生き物ですし、されたことはやり返したくなるものです。
他者も同じです。
だから、あなたが人に与えた自信は、あなたにも自信として返ってくる可能性が高いのです。
自分が自信を持ちたいなら、他者に自信を与えられる人になりましょう。
皆に自信を与える人になるというのは難しいかもしれませんので、少なくとも、あなたのパートナーや友人が自信を失っていたら、説教をするのではなく、自信を与えてあげてほしいと思います。
そうすることで、あなたのパートナーや友人があなたに自信を与えてくれる人になるんじゃないでしょうか?
そんなことを考えながら、二次会に向かいます。
さて、明日もがんばりますか。
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