青い鳥症候群という言葉をご存知ですか?
青い鳥症候群とは・・・

青い鳥症候群(あおいとりしょうこうぐん)は、モーリス・メーテルリンク作の童話「青い鳥」(仏: L’Oiseau bleu)の中で「主人公のチルチルとミチルが幸せの象徴である青い鳥を探しに行くが、意外と幸せの青い鳥は身近にあることに気付かされる」ことから、「今よりもっといい人が現れる」「今よりもっといい仕事が見つかる」など現実を直視せず根拠の無い「青い鳥」を探し続ける人たちを指す通俗的な呼称である。
引用:wikipedia
スピリチュアルの世界は、まさに青い鳥症候群の人ばかりじゃないでしょうか?
そのほとんど、99%が青い鳥症候群と言っていいでしょう。
いまの自分がイヤで、いまの状況がイヤで、理想の自分、理想の状況、本当の自分、幸せを追い求めて、いろんなスピリチュアルなワークに手を出します。
- セミナーに出ます。
- 講演会に行きます。
- ヒーリングを受けます。
- セッションを受けます。
しかし、何をやっても、青い鳥(理想の自分、本当の自分、幸せ)は、どこにもいませんし、見つかりません
なぜなら、自分は、幸せは、未来にはいないからです。
探すものではないからです。
また辿り着くものでもないからです。
あなたは「いま」どこにいますか?
「いま」あなたは、「いま」にいますよね。
過去にいたことも、未来にいたこともなく「いま」にあるんです。
一度も、過去にも、未来にもいたことはありません。
「いま」にしかいたことがありません。
「いま」にしかいないのに、どうして未来を見て探すのでしょう。
どうして未来を見て辿り着こうとするのでしょう。
あるのは「いま」です。
この先も「いま」しかありません。
青い鳥を探していたチルチルとミチルは、思い出の国に行きました
未来の国にも行きました。
幸せの国にも行きました。
そこに青い鳥はいませんでした。
青い鳥だと思って捕まえても、すぐに色が変わってしまいました。
どこを探しても見つからない。
ふたりは諦め、うちに帰り寝ました。
朝、起きると、自分のうちの鳥かごの中に「青い鳥」がいました。
「青い鳥」のあらすじです。
ご存知の方も多いと思います。
まさに、真理を突いた話です。
青い鳥は、過去や未来、幸福の国にはいません。
青い鳥を探しても何も意味がないような気がするんです。
全然、見当違いの所を探しているし、だいたい探す必要がなかったんです。
青い鳥は「いま」にいるんです

「ここ」にいるんです。
探すから見つからないのです。
探すのをやめたとき、青い鳥(本当の自分、幸せ)に気がつきます。
本当の自分が、幸せが、ずっと「いま」にいたことに気がつきます。
だからね、探しても仕方がないってことです。
静かに「いま」に生きよう。
そんなことを思った一日でした。
さて、明日もがんばりますか。
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