40代に入って、3年目。
なんと、なんと、まもなく折り返しです。
40代に入り、変わったな~と思う事が、いくつかありまして・・・
「去る者は追わず、来るものは選ぶ!」になったこと。
若い時は「去る者は追って、来るものは拒まず」でやってきてましたけどね…(笑)
ことわざ「去る者は追わず、来る者は拒まず」の意味を深く深く考えてみました
人は他人を好き嫌いで判断する
一般的な会社で、辞めた人、離れた人が戻ってくることは非常に珍しいことです。
ですが、ボクらのいる日常では昔から普通に、離れた人が戻って来ます。
離れる時の原因は、ほとんどが人間関係です。
本能的に人は、他人を好き嫌いで判断し『嫌い』の方が勝った他人が、自分より以下の関係なら排除し、自分より上だと認識している関係なら自分が辞める、離れる選択をするのです。
だから、嫌いな人がそこから居なくなれば、また戻りたいと思うのです。
仕事だったり、つながり自体は、好きだという人が圧倒的に多いのも、また事実です。
ま、人間社会において、性質上、出入りの多い社会構造ですし、辞めた、離れたなどの後も、好きな人との交流が継続し、いろいろな状況など情報が入ってきます。
嫌いな人が居なくなったという情報はすぐに伝わるでしょう。
辞めたい人、離れたい人を引き留めることは無駄でしかない
嫌いな人を好きになることは、人格が向上した人でしかありえません。
好き嫌いでしか他人を判断しない人は愚かですが、これもまた人間の本能と言えます。
なので辞めたい人、離れたい人を、いくら説得しても嫌いな人は嫌いなので、説得するだけ無駄です。
だから「去る者は追わず」となります。
愚か者は何度も同じ過ちを繰り返す
前述の通り、嫌いな人が居なくなった情報だけで戻ってこようとする人が居ますが、いずれまた誰かを嫌いになって同じことを繰り返します。
しかし、たまたま、嫌いな上司以上が居なければ問題は発生しません。
元々仕事は、好きなのだから「来る者は拒まず」となるのです。
いずれにせよ、他人を好き嫌いで判断しているようでは人格の向上は見込めませんし、遅かれ、早かれ、同じ過ちを繰り返すことになるでしょう。
どうすれば、人格が向上するのか?
人格の向上とは自分の価値を高める事、つまり徳を積むしかありません。
”積む”とは「自分さえよければいい」という心を捨て「他人のせいにする」という心を捨て「他人をバカにする」という心を捨てることです。
”徳”とは「自己の損失を顧みずに他者の利益を図る」振舞であり「恩に報いる」振舞であり「他者の苦しみを抜いて福楽を与える」振舞の事である。
人格の向上は、これらの振舞を意識することから始まります。
そこには他人に対する『好き嫌い』の感情は存在しないのです。
40代になり、「去る者は追わず、来るものは選ぶ!」になってきたなぁと、より強く感じます
たとえば、人間関係。
友人に距離を感じるようになったりすることを感じまして・・・
逆に、距離を置かれるようになったりも、もちろんあって(笑)
そんな時です。
基本「去る者は追わず」にしています。
距離を感じたときは、自分が去る方ですが、それでも「去る者は追わず」のスタンスを追求しています。
この場合ですが、自分の気持ちが去る(変わる)ことを受け入れる、という意味だったのかな?って、ふと考えることがあります。
以前だったら、友人をそんな風に思う自分を冷酷だなぁ…と感じていました
いままでお世話になったんだから、これからも関係を続けるべき!と。
本音は封印していました。
いまは、去りたいなら去ればいいよ。
距離を置きたいなら置けばいいよ。
そんな、自分を連れ戻すことはもうしない。
去る者は追わない。
距離を置かれる場合もそうであって…
もし、なにか誤解があって、距離をおかれていたとしたら、チャンスがあったら、誤解を解くような行動はもちろんします。
ですが、相手がチャンスをくれないようならば・・・
または、事実をつたえても理解してもらえないようならば・・・
もうそれ以上、どうにかしようとはしません。
誤解されるようなことをした自分にも非はあるのですから。
これも、縁。
去る者は、追わない。
40代に入ってから、人間関係の誤解や行き違いは、無理やり軌道修正をしようとしなくなりました
どうにかしようとすればするほど・・・
紐は、複雑に絡まっていく。
だから、自然のながれに任せる。
そして、もうひとつ。
「来るものは選ぶ」
最近までは、来るのもは拒まずでしたからね…
いまは、そんなことをしていたら必要なところへたいせつなエネルギ-を使えなくなってしまいますから。
来るものは、選びます!
それは、人間関係だったり。
とびかう情報だったり。
だれかの噂話だったり。
やってくるもの、ひとつひとつに反応していたら。
ほんとうにしたいことができなくなる。
だからボクは、来るものは選んでいます。
こんな書き方をしたら、なんだかとっても偉そうに感じる人もいるんでしょうかね?
ですが、自分の人生。
主役は、自分です。
誰かの人生を生きているのではない。
自分の中でだったら、自分が一番偉くてもいい。
微力ながら、、、
自分が少しでも楽になれる習慣を書き続けて行こうと思っています。
ふだん、口に出さないような・・・
そんな心の中の事も。
これからもこうして書いていきたいと思っています。
コメント