三つの脳の層をすべて活性化させることは可能なのか?

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どうも、コイヌマ( @koichan8888 )です♪

最近、脳の仕組みについてすごく考えることがあって、いろいろ調べたり、自分自身の日常に取り入れたりして、トライ・アンド・エラーの繰り替えしをしています。

それが、めちゃくちゃ効果があるものもあれば、なんか起きたっけ?ってぐらい何も変化のないものもあって、すごく楽しいのです。

もしかしたら、今はまったく変化がないのかもしれません。

ですが、時間が経過していくうちにどんどん変化の兆しが出てくるのかもしれません。

本日は、三つの脳の層をすべて活性化させることがどれだけすごいことになるかを考えていきたいと思います。

三つの脳の層をすべて活性化させること

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脳の法則の大原則が、使えば使うほど活性化し使わなければ衰えるという事です。

ニューロンというのは、身体の他の部分の細胞とほとんど同じ構造をしていますが、脳細胞だけ特殊なのが、樹状突起と呼ばれる軸索がある事です。

これは細胞間で連絡を取り合う事ができるよう刺激を与えると、ニューロンは突起して伸びるのです。

そして、このつながりによってニューロン同士の情報伝達ができます。

つまり、これが賢さの脳から見たメカニズムなのです。

そしてニューロンを樹状突起させ繋がりを持たせる刺激となるのは、論理的な分析だけではありません。

確かに、新皮質が司る人間らしい考え方は大切です。

ところが、例えば、記憶をつかさどると言われる「海馬」は大脳辺縁体に位置し、これは、感情脳の哺乳類脳が活発化して最も刺激を受ける部分です。

脳の三層構造を人生に上手く活用する方法

例えば、あなたは、初デートの場面をよく覚えているでしょう。

また誰かが亡くなったという知らせを聞いた時に自分がどこにいたかを覚えているでしょう。

この事は、喜びや悲しみ、そういった感情が学習の重要な要素であることを示しています。

この三位一体脳論では、あなたの人格というのは爬虫類脳である脳幹
哺乳類的脳である大脳辺縁系人間的脳である大脳新皮質の相互作用によって決定づけられると考えられています。

感情を学習の敵にしてもいけませんし、感情に振り回されれば、学習もままなりません。

だからこそコントロールなのです。

そして、学習過程においても、最近の学者の先生方々の見解では、この大脳辺縁系と大脳新皮質を通じた新旧脳の相互作用が記憶や学習、スキルの習得などに深く関わっていると考えられています。

それまで考えられていたのは、大脳新皮質つまり、人間的な脳の部分こそが、知的な行為を司り、学習に大きく関わるものと考えられていたのですが、この数年の研究で、より効果的な学習をするための鍵は大脳辺縁系にあるという見方を強めてきています。

大脳辺縁系は感情をコントロールしている部分です。

そして、感情にアピールすることこそが注意を喚起し、記憶を促す意味で最も効果的な方法とされているのです。

人間の脳とバグとの付き合い方

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ちょっと前に、どこかで「人間の脳は度重なる仕様変更で非常にバグが多いシステム」だというような話を聞きました。

非常に気になっていて調べてみるとデイビット・J・リンデンという方の著書に、そのような内容のものがあるみたいなのです。

つぎはぎだらけの脳と心」や「脳はいいかげんにできている」という著書があるようで、気になって購入をしてみました。

日々生活するなかで、なぜ自分の感情はこんなにも動くのだろう?とか、この余計な思考は何故生まれてくるのだろう?など感じることが、誰しもあって、それを脳の成り立ち…人が進化するなかで、その場しのぎ・間に合わせでできあがっていった人の脳の非合理性によるものだと理解することは、どこか救いでもあるんだなぁと感じました。

例えば、十分評価されていて重要なミッションも任されていると頭では理解しているのに、さらに、重要なポストを任されている人は、他にいると不安に感じてしまったり、目標が達成できなかった時に、必要以上に自分を卑下してしまったり目標が達成できても、もっとできたはずと自分を評価してあげられなかったり冷静に考えれば余計な感情と思えてしまうこれらのような感情の発露を、能力・個性・努力などの不足だとかではなく、そもそも、誰の脳においても発生するバグのひとつと考えることで、「仕方のないこと」と受け流すことができると、ちょっと楽だったりするのではないかなと思うのです。

人間の脳が、様々なバグ発生のリスクがあると考える

software bug top - 三つの脳の層をすべて活性化させることは可能なのか?

人間の脳が、様々なバグ発生のリスクを負いながら動いているとするならば、それを知った上で脳と付き合った方がメリットが大きいというか、幸せに生きられるのではないでしょうか?

なんか、バグが発生するのだから仕方がない。

バグの発生しにくい環境をつくるにはどうしたらいいだろうか?とか、バグが発生したとしてもそれをカバーをどうするか?いうことを考えると気分も楽です。

過度のプレッシャーだとか、孤独な環境とか、あまりにも高い負荷だとか、そういった環境では脳のバグも起きやすくなるのではないかというのは、なんとなく想像できますが、こと事業などの成長の為には、高い目標やある程度の負荷というのは必要不可欠なので、同時に励まし合える仲間とか、認められていると信じられる環境とか、必要とされているという実感とか、「カバーできる環境」を作っておくと、やはりそうでない場合よりも楽にやれるのではないかなと思ったりするのです。

ま、考え方のひとつとして、何かトラブルが起きたとしても、

あっ、脳のバグで起きてしまったんだから仕方がないか

と、優しい感情をもってあげることが大事なのかもしれません。

すべてが完璧であったなら、AIに移り変わられてしまう可能性があるとも考えられることも無きにしもあらずですからね・・・。

ではでは。

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