いろいろな会社を訪問させていただき、たくさんの社長とお話する機会をいただきますが、やっぱり従業員さんたちが可哀想だなって思う「ダメ社長」っています。
昔ながらの流儀なのか、ルールなのか、維持なのか、よくわからないプライドなのか、不思議ですが、このまま進んでいったらマジで終わるだろうなって思う会社の社長っています。
組織が効果的に機能しないとき、その原因は何でしょうか?
実は、多くの場合、それは組織の目的がブレることに起因しています。
ここでは、その要因を詳しく見ていきたいと思います。
1. 目的の多様化
組織が成長するにつれて、目的も多様化していくことがよくあります。
しかし、その多様化が過度になると、組織の方向性が曖昧になり、メンバー同士での意見のすり合わせが難しくなります。
ダメ社長が目的を明確に定めず、多様な方向に舵を切ることで、組織全体が混乱しやすくなります。
2. 手段の目的化
目的と手段を混同することも、組織のブレの要因となります。
時には、目的達成のための手段が目的そのものとなり、本来の目標が見失われることがあります。
ダメ社長が具体的な目標を立てずに、手段だけを追い求めることで、組織の方向性がぶれやすくなるのです。
3. 事業環境の変化
組織が運営される環境は常に変化しています。
市場のトレンド、競合他社の動向、法律や規制の変更などが挙げられます。
これらの変化に対応するためには、組織全体で柔軟かつ迅速な対応が求められます。
しかし、ダメ社長が環境変化に敏感でない場合、組織は適切な対策を講じることができず、ブレる一因となります。
4. 目的間のコンフリクト
組織内で異なる目的が対立することもあります。
例えば、営業部門が売上を最大化することを目指す一方で、品質管理部門が製品の品質向上を追求する場合などです。
これらの目的の対立が解消されない限り、組織全体の方向性が定まらず、ブレる要因となります。
5. 目的を理解していない人の登用
組織において、目的を理解していない人が重要なポジションに就くこともあります。
これは、その人が持つ能力や経験に関わらず、組織の方針や目標に沿った行動を取ることが難しくなります。
ダメ社長が目的を理解していない人を登用することで、組織の方向性が曖昧になり、ブレる要因となる可能性が高まります。
以上が、組織がブレる原因として挙げられる主な要因です。
これらを踏まえ、組織の目的を明確にし、メンバー全員がその目標に向かって一丸となって努力することが重要です。
ダメ社長がこれらの要因に対処し、組織をしっかりとリードすることが求められるのではないでしょうか?
さて、明日もがんばりますか。
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