言葉の力って本当にあるのだろうか?「はじめに言葉ありき」から学ぶ5つの教訓を考えてみた

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昨日のブログの記事の中に「はじめに言葉ありき。言葉は神なりき」ということを書きました。

意外とたくさんの人が知っているようで、知らなかったのか、いろいろなご意見をいただきました。

https://koichan8888.com/archives/8218

自分自身も、普段から言葉を使って表現するものとして、とても勉強になったタイミングでした。

意識と無意識の関係を言葉で照らす

IMG 0435 - 言葉の力って本当にあるのだろうか?「はじめに言葉ありき」から学ぶ5つの教訓を考えてみた

心理学の教科書では、「意識」と「無意識」の関係が氷山に例えられていますが、ボク自身は異なるイメージを持っています。

無意識を真っ暗な巨大な空間と考え、言葉がサーチライトのように照らし出し、照らされた部分が「意識」になるというイメージです。

「無意識」には強力な「感情」が無秩序に渦巻いています。

一方で、「意識」はルールに従っており、論理的で合理的です。

例えば、「勉強したいのにできない」という葛藤は「意識」と「無意識」の対立です。

ここで言葉が重要で「意識」的な勉強を続けるのは論理的ですが「無意識」は感情に結びついているため、人は楽しいと感じる方に行動してしまうのです。

「感情」のエネルギーを活かして長続きする

多くの人は頭で考えることに無理にこころを従わせようとしますが、これでは長続きしません。

勉強などの取り組みには「感情」のエネルギーを活かす必要があります。

勉強したいという「意識」が、無意識の中のどこから来るのかを言葉のサーチライトで照らし、「感情」を満足させるように勉強すれば、本当の自分を表現でき、長続きする可能性があります。

心理療法と言葉の力

心理療法は「感情(無意識)」を「言葉(意識)」で表現する訓練であると考えられます。

言葉にすることで他人に伝え、共有でき、本当の自分を受け入れてもらえれば「癒し」が得られると思います。昔から言われている「言霊」や聖書の言葉も、言葉の重要性を示しています。

はじめに言葉ありきが本当に教えてくれる5つのこと

言葉には深い意味があり、それを理解することで、ボクたちは多くのことを学ぶことができます。

しかし、言葉の意味や重要性は人や時代、背景によって変わることを理解することが重要です。

聖書の「はじめに言葉ありき」から学ぶべき5つの教訓について詳しく見ていきましょう。

言葉は、言った人、時代、背景が違うと、概念、定義、意味が変わる。

言葉には多義性があり、その意味は発言者や状況によって変わります。

例えば、「ロゴス」は様々な意味を持っています。

聖書では「キリスト」や「神の言葉」とされ、古代ギリシャでは「法則・真理」と解釈されました。

同じ日本語でも言葉の使い方によって意味が変わります。

言葉の解釈は常にコンテキストに敏感であることを理解しておくべきです。

書き言葉によるバイブルが、キリスト教を世界No.1の宗教にした。

キリスト教の普及において、書き言葉による聖書は大きな影響を与えました。

聖書は他の宗教と異なり、公議会で統一された唯一の聖典となりました。

活版印刷技術の登場もあり、大量に複製され、一気に広まったのです。

情報の伝達において「書く」は今でも最もオーソドックスな手段であり、その影響力は計り知れません。

言葉は、相手に合わせて使うもの。

聖書はギリシャ語で書かれましたが、実際の話し言葉はアラム語でした。

しかし、当時の多くの人々が理解できる言葉で伝えるために、ギリシャ語が選ばれました。

言葉は相手に合わせ、理解されることが重要であることを忘れてはなりません。

言葉は、相手に合わせて使うもの。

人々は思った以上に「考えない」ことがあります。

言葉に翻弄されないためにも、常に自分で考え、判断することが重要です。

特に情報が溢れ、誤った情報も多い現代においては、自らの思考力を高めることが求められます。

正しさだけが、全てじゃない。

「はじめに言葉ありき」の引用が誤訳であることも考慮しつつ、言葉の重要性は確かです。

ただし、正しさだけが全てではありません。

はじめに言葉ありきの学びを、人生に生かそう

今回は「はじめに言葉ありき」について考察しました。

この記事を読んでさまざまな感想が湧き上がったことでしょう。

知識を得たらそれをアウトプットすることが重要です。

あなたの行動が変わることで、人生も変わりはじめます。

ボク自身もそんな体験を数多くしてきました。

学びを行動に反映させ、自分らしい人生を築いていくのがいいのではないでしょうか?

さて、明日もがんばりますか。

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