今日は、夕方から打ち合わせでした。
そこで言われたのが、完璧主義で100%を求めすぎて、仕事など効率よく進まないことがあるということでした。
さて、完璧主義とはどんなデメリットがあるのでしょうか?
完璧主義な人の特徴とは?
完璧主義とは、物事に対して100%の出来を求める傾向のことです。
もしかしたら、完璧主義の傾向を持っているかもしれません。
以下の特徴を見ながら、度合いを自己診断していきましょう。
1.責任感が強い
完璧主義な人は、仕事やプロジェクトにおいて責任感が強い傾向があります。周りから「デキる人」と思われたいという欲求があります。
2.100%の出来を求める
完璧主義な人は、自分に対しても他人に対しても、常に完璧な結果を求めがちです。失敗を許容できず、細かいことにまで気を配る傾向があります。
3.満足度の低さ
一見、完璧主義な人は仕事などで高い成果を上げているように見えますが、実は自己の満足度が低いことがあります。常に自分自身に厳しく、物事の完璧さを追求するあまり、自分の努力を十分に評価できないことがあります。
4.反省が長い
失敗した時に反省が長引くことも完璧主義の特徴です。一度ミスをしてしまうと、それを自分の責任として一切の過ちを許さず、自己を責め続けることがあります。
5.細かいことにこだわる
完璧主義な人は、細かいことにもこだわります。欠点や改善点に敏感であり、常に完全な形で物事を成し遂げようとします。
6.批判を受け付けにくい
他人から指摘されることが嫌いな傾向もあります。自分の努力や成果に対して、否定的な意見や批判を受けることが苦手です。
7.ルールを守ることに執着
完璧主義な人は、ルールや規則を破ることが気が済まない傾向があります。正当な手続きやルールを守り、正確に物事を進めようとする姿勢が見られます。
8.決めつける傾向
「〜〜べき」という言葉を使って物事を決めつけることがあります。
柔軟性に欠ける場合があり、他の選択肢や意見を受け入れにくいことがあります。
完璧主義のデメリットとは?
完璧主義にはいくつかのデメリットが存在します。
以下にそのデメリットをご紹介します。
1.自分を追い込みすぎて、ストレスを溜めてしまう
完璧主義の人は、常に自分に厳しい基準を設ける傾向があります。
そのため、物事が完璧でないと自己評価が下がり、ストレスを感じてしまうことがあります。
自己肯定感が低下し、心身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
2.仕事が効率よく進められない
完璧主義の人は、細部にまでこだわる傾向があります。
そのため、仕事に多くの時間を費やし、効率よく進めることが難しくなることがあります。
時間が限られている場合や大規模なプロジェクトにおいては、完璧主義が逆効果となることもあります。
3.決断力が低い
完璧主義の人は、物事を完璧に仕上げるために細かい検討や分析を重ねる傾向があります。
そのため、決断を下すまでに時間がかかり、迷いが生じることがあります。
また、リスクを避ける傾向もあるため、チャンスを逃すこともあります。
4.円満な人間関係が築きにくい
完璧主義の人は、他者にも高い基準を求める傾向があります。
そのため、周囲の人々との関係でコミュニケーションの障壁が生じることがあります。
また、自分自身に対しても厳しいため、他者にも同様の期待を抱く傾向があります。
これが原因で、円滑な人間関係の構築が難しくなることもあります。
以上が完璧主義のデメリットの一部です。
完璧主義は素晴らしい性格の一面を持ちますが、そのデメリットも理解しておくことが重要です。
自己評価や仕事効率、人間関係に影響を及ぼす可能性があるため、バランスを保ちながら取り組むことが大切です。
完璧主義を克服する方法
1.自分を褒める癖を付ける(80%程度の出来でも)
完璧主義に悩んでいるあなたへ、素晴らしい方法をご紹介します。まずは、自分を褒める癖を身につけましょう。何かを成し遂げた際には、80%程度の出来でも自分を褒めることが大切です。完璧を求めることは良いですが、それがストレスになることはありません。自分を褒めることで、自信を持ち、次に進む勇気を得られます。
2.考える前に行動する
完璧主義の人にとって、物事を考えることが非常に重要ですが、過度に考え込んでしまうこともあります。そこで、考える前にまず行動してみましょう。行動することで、経験を積み、学びを得ることができます。失敗やミスも含めて、行動を通じて成長することができるのです。
3.細かいことを気にしないようにする
完璧主義の弱点の一つは、細かいことにこだわりすぎることです。もちろん、細部への注意は大切ですが、必要以上にこだわってしまうと時間がかかり、ストレスがたまります。大切なのは全体のバランスです。細かいことに拘り過ぎず、全体像を見つめることで、効率的に進めることができます。
4.物事に対する時間制限をつける
完璧主義の方は、一つのことに時間をかけ過ぎる傾向があります。そこで、物事に対して時間制限を設けることをおすすめします。例えば、プロジェクトごとに期限を決め、その範囲内で成果を出すように心掛けましょう。時間制限を設けることで、効率的に作業を進めることができます。
5.目的を再認識すること
完璧主義の人は、目的を果たすことに執着しますが、その目的が何なのかを見失ってしまうこともあります。目的を明確にし、再認識することが重要です。目的を意識することで、何が本当に大切なのかを見極めることができます。そうすれば、細かいことにこだわりすぎず、目標に向かって進むことができます。
6.無駄なプライドを捨て、人に頼る
完璧主義の人は、自分で全てをやり遂げようとする傾向があります。しかし、誰でも限られた時間や能力しか持っていません。無理に自分でやろうとせず、他人に頼ることも大切です。仲間や専門家の力を借りることで、より良い結果を得ることができます。プライドを捨て、協力することで、責任感を持ちながらも効率的に進めることができます。
7.自分基準ではなく、他人基準で行動する
完璧主義の人は、自分の基準を過剰に持ちがちです。しかし、他人の意見や評価も大切にすることが必要です。自分基準ではなく、他人基準で行動することで、客観的な視点を持つことができます。他人の意見を受け入れることで、よりバランスの取れた結果を出すことができます。
8.オンオフの区切りを付ける
完璧主義の方は、仕事やプロジェクトに没頭しすぎてしまうことがあります。
そこで、オンオフの区切りを付けることをおすすめします。
仕事や作業に集中する時間と、リラックスや自己ケアに充てる時間を明確に区別しましょう。
適切な休息を取ることで、心身のリフレッシュが図れます。
以上が、完璧主義を克服するための方法です。
自分を褒める癖を身につけ、考える前に行動し、細かいことにこだわりすぎないようにしましょう。
物事に時間制限を設け、目的を再認識することも大切です。
また、他人の力を借りたり、他人基準で行動することで、よりバランスの取れた結果を出すことができます。
最後に、オンオフの区切りを付けることで、健全な働き方を実現しましょう。
完璧主義をやめるとどうなる?
完璧主義を手放すと、驚くべき変化が現れます。自分自身や他人に対して寛容な気持ちを持つことができ、仕事の効率が向上し、人間関係がより円滑になります。さらに、ストレスから解放されて気持ちがスッキリし、人生において幸せを感じる瞬間が増えるでしょう。
完璧主義をやめるメリット
他人に対して寛容な気持ちを持てる
完璧主義をやめると、他人の違いや間違いに対しても寛容な気持ちを持つことができます。人は誰でも完璧ではありませんし、ミスや失敗は成長のチャンスです。完璧主義を手放すことで、他人を受け入れる姿勢が生まれ、人間関係が円滑になるでしょう。
仕事の効率を高められる
完璧主義は時間とエネルギーを大量に消費します。何度も細部にこだわり、完璧を求めるあまり、時間の浪費や作業の停滞が生じることもあります。一方、完璧主義をやめると、時間を有効に活用できるようになり、仕事の効率が向上します。優先事項を明確にし、適切なレベルの完成度で仕事を進めることができます。
人間関係が楽になる
完璧主義は自分にも他人にも高い要求を課します。しかし、完璧を求めすぎると人間関係に悪影響を及ぼすこともあります。完璧主義をやめると、他人との関係がより円滑になります。適度な妥協や柔軟性を持つことで、より良いコミュニケーションや協力関係を築くことができます。
ストレスから解放されて、気持ちがスッキリする
完璧主義は常に完璧を求めるため、自己を追い詰めることがあります。その結果、ストレスやプレッシャーを抱えることになります。しかし、完璧主義を手放すと、無理な要求から解放され、気持ちが軽くなります。自分自身に寛大であることで、心の余裕を持つことができます。
人生において、幸せを感じる瞬間が多くなる
完璧主義をやめることで、人生において幸せを感じる瞬間が増えます。完璧を求めるあまり、細かなことにこだわることで見逃していた喜びや楽しみを再発見することができるのです。自分自身や他人を受け入れ、現実の中で幸せを見つけることができるようになります。
完璧主義をやめることは、人間的な成長や幸福感をもたらす大きな一歩です。自分自身を解放し、他人にも寛容な心を持ち、楽しみながら人生を歩んでいきましょう。
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