さて、今日から沖縄に入りました。
昨日、いろいろ事故があって、笑ってしまいまして…
さて、気分を取り戻して、朝から移動してます。

さて、そんなこんなで、大きな問題にもならずに、無事に沖縄入りできました。
今日は、とあるきっかけで出会った、幼児教育や、社会貢献をされているオーナーさんとの打ち合わせです。

本当に、人の縁をいうものはわからないものです。
さて、そんなこんなで、
人は、何かをしているときや、何かをしようとしているとき、失敗を恐れることがあります。
失敗を恐れる人というのは、何かをしたときに失敗すれば落ち込み、失敗を恐れて、何もしなければ、これまた落ち込みます。
これを客観的に見ると「何?そんなに落ち込むのが好きなの?」なんて自分自身で思えるかもしれません。
「ダメで元々」などと思っていても失敗が怖い!
「ダメで元々」なんて言葉はよく聞きます。
ところが、失敗を恐れている人にとっては、そんなことはわかっているけど、それでも失敗が怖いんだからしょうがないという心境でしょう。
ボクも思いっきり失敗を恐れるタイプの人間でした。
この手のタイプの人間というのは、失敗を恐れるというよりも、失敗したことによって「自分が傷つくのが怖い」というのが本音であり、深層心理として根付いているのではないでしょうか?
「自分が傷つくのが怖い」という、心理は以下のような感じでしょうか?
- 周りからダメな人間だと思われる
- 周りが自分を笑っている
- 周りが自分をバカにしている
- 周りから信用を失う
人が傷つく要因としては、必ずと言っていいほど他人の存在があります。
現実の周りの人間がそんなことを思っていなくても、自分自身が作り上げた他人の存在(妄想)が自分自身を傷つける要因になっています。
まるで、自分を傷つける存在を自分自身の妄想で勝手に作り上げているようです。
ですので「失敗が怖い」というのは「失敗して自分が傷つくのが怖い」ということです。
どんなに表向きは虚勢を張ったりポジティブを装っていたとしても、深層心理で「傷つくことを恐れている」のであれば、心労は絶えないことでしょう。
- すぐに思い悩んだり
- 常に落ち込んだり
- 周りの目がやたらと気になったり
- 自身の失敗を認めなかったり
- 他人の失敗をバカにしたり
- やたらとイライラしたり
- 不安と不満が常に存在したり
このようなことに、心当たりがある人というのは、やはり、心のどこかで自分自身が傷つくことを恐れています。
これは、表向きの対人関係が良い人を装っていたとしても、自分自身の心は、誤魔化せません。
上でも書きましたが、私なんかも「傷つくことを恐れている」そんなタイプの人間です。
そんな自分がまた許せなかったり情けなく感じたりして、ジレンマにイライラしたりという悪循環にも陥ることがあります。
でも「ダメで元々」という考えを思い起こして実践してみると、どこかスッキリするんです。
この「ダメで元々」というのは、単なる気休めなんかではなく、本当に大切なことであると実感することが多々あるのです。
「ダメで元々」というのは傷つくことを恐れないということ

失敗をまったく教訓にしなかったり、自分の思慮浅さや準備不足など出来ることを尽くさないで失敗を招くのは、それはあまり良いことではありません。
「ダメで元々」という意味での失敗の要素というのは「出来るだけのことをやった」「しょうがないこと」「チャレンジしたいこと」というところでしょう。
世の中でいわゆる成功する人や大成する人と言うような人は、「ダメで元々」という意識があるのかないのかはわかりませんが、少なくとも失敗を恐れない人であり、傷つくことを恐れない人ではないでしょうか。
分かりやすく言うと、自分のやりたいことを突き進むだけであり、周りの評価などは気にしないということです。
人を傷つけたり迷惑をかけたり、相手のことなんてお構いなし、なんていうのはあまり良くないことですが、時と場合によりけりですね。
少なくとも「ダメで元々」ということを意識はしていなくても、きっと備わっていることだと思います。
この「ダメで元々」という意識は、こんな感じではないでしょうか?
- それなりの立派な人間が持てる意識なのか?
- ポジティブ思考の人間でないと難しいのか?
- ネガティブ思考の自分には無理なのか?
…という風に思う人もいますが、これは、まったく関係ありません。
もちろん、その意識の強弱はありますが、誰でも「ダメで元々」という意識を持つことができます。
「ダメで元々」というは「失敗を恐れない」ということです。
「失敗を恐れない」というのは「傷つくことを恐れない」ということです。
「傷つくことを恐れない」というのは「他人の目を気にしない」ということです。
傷つくことを恐れて失敗が怖いのであれば、この「ダメで元々」という色々なところで意識してみてはどうでしょうか。
- 仕事で失敗したらどうしよう
- 試験に落ちたらどうしよう
- 告白して断られたらどうしよう
- 始めてみてやっぱり失敗したらどうしよう
- 上手くいかなかったらどうしよう
- こういうことを言って変に思われたらどうしよう
- こういうことを書いて変に思われたらどうしよう
- 良い反応が返ってこなかったらどうしよう
このような思いが出てきたときは、良い結果が出たときは無性に嬉しいものですが、上手くいかなかったときは傷つき思い悩みます。
そして次のチャレンジのときが来ても失敗が怖くて思い悩んだり、失敗を恐れてチャレンジしなかったり、そんな悪循環の意識が知らず知らずのうちに深層心理に沁み込んで、いつしか自分自身が本当に嫌いになってきます。
よく子供の教育などで、褒めて育てるとか言いますが、これも同じことです。
注意したり叱ることは大切です。
しかしこのような思考を深層心理に植え付けてしまうと、それは自分自身も意識しないまま大人になってこのようなネガティブな思考になることが多々あります。
これらの良くない意識を打破するために、生活のいたるところで「ダメで元々」ということを強く意識してみるのです。
- 「こういうことを言ったら嫌な顔されるかな?でもダメで元々でもいいや」
- 「こういうことを書いたらバカにされるかな?でもダメで元々でいいだろう」
- 「ここで断ったら嫌な顔されるかな?でも別にいいか」
- 「誘ってみたら迷惑に思われるかな?それならそれでいいか」
- 「思い切って自分の意見を言ってみたら変に思われるかな?まぁ変に思われてもいいか」
- 「これをチャレンジして失敗したら、笑われたり、バカにされるかな?そりゃそうか(笑)」
失敗を想定して行動するというのは、一見ネガティブにも思えるかもしれません。
ですが、決してそういうわけでもありません。
これは、要は「開き直り」です。
失敗を恐れない、傷つくことを恐れない、という意識を植え付けるということです。
ボクもたまに仕事などで、意見を言うときやクライアントとのやり取りでも、必要以上に相手の反応を想像して臆してしまうことがあります。
そんなボクですが、この「ダメで元々」ということを意識するとはっきりいってどうでもよくなります。
自分自身はやるべきことを自分なりにやっているのであれば、あとは、おまかせの精神です。
もし、いたるところで失敗を恐れたり、傷つくことを恐れている自分自身に気づいたときは、この「ダメで元々」ということを意識して実践してみると、とても気が楽になるし、ちょっとづつ変われている自分に気づくことができるのではないでしょうか?
さて、明日もがんばりますか。
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