今日は、打ち合わせやら仕事やらが終わって、とりあえずは早めのご飯です。
最近では、携帯、スマホの普及、メールやSNSの発達など、コミュニケーションツールがたくさんあります。
その中で、大事なことは直接会って話すほうが良いという風潮があります。
もちろん、直接会って話すほうが良い場合もあるのでしょうが、必ずしもその限りではありません。
直接会って話すことのデメリット
ボクは、大事なことで、相手が直接会って話すことを求めている場合でも、メールでのやり取りを求める場合があります。
それは、直接会って話すことにはデメリットもあると感じているからです。
●雰囲気にのまれる
直接会って話すほうが、真意が伝わる、気持ちが伝わるなどといったことは、直接会って話すことのメリットとしてあげられます。
確かにそれも一理あると思います。
例えば、メールで「愛している」と伝えられるよりは、実際に会って、情感たっぷりに「愛している」と言われるほうが、表情や行動、雰囲気等の言葉以外の情報がたくさんあります。
ですので、よりリアリティが増すのかもしれません。
一方で、言葉以外の情報がある分、雰囲気にのまれ、惑わされる可能性もあります。
たとえば「愛している」と言われても、その言葉の真意は、その言葉を言っている本人にしかわかりません。
身体目的や、お金目的といった下心で言っている場合だってあります。
気づいていないだけで、多くの人が、常日頃から騙し合い、化かし合いをやっていますので、演技力が高い人も多いです。
本人は演技と思っていないでしょうが…
直接会ったからといって、相手の真意や気持ちを正確に捉えられているとは限らず、演技によって生み出された雰囲気にのまれてしまっている場合もあるのです。
●ごまかされる
直接会って話すということは、言葉以外の情報をたくさん得ることができます。
それは、相手も同じことです。
だから、相手はあなたの様子や反応を見ながら、いくらでもごまかすことができます。
例えば、あなたが誰かと喧嘩をし、会って話そうとなったとします。
会って話せば、相手はあなたの様子を見ながら、強気にでたり、下手にでたり、あなたの言動に合わせた言い訳を言ったり、もっともらしいことを並べ説得したりすることでしょう。
いくらでもあなたに合わせた言動をとって、ごまかすことができるのです。
●証拠が残らない
この場合、直接会って話すことに加え、電話等での通話も含まれますが、会って話している際に、こっそり録音でもしていない限り、証拠が何も残りません。
会って話すことで、信頼したと思っていても、雰囲気にのまれ、ごまかされていただけであった場合、相手が知らぬ存ぜぬを通せば、あとは水掛け論にしかなりません。
その点、メールであれば、証拠を残しておくことができます。
●吟味することができない
直接会って話すということは、相手の言動に合わせ、こちらも何らかの反応をする必要があります。
状況によっては、相手の言葉の真意を吟味する時間が十分にないまま、その場で回答を求められる場合もあります。
直接会って話したがる人には、時には注意も必要だと思う
やたらと、直接会って話したがる人っていうのがいます。
こういった人には注意が必要です。
上で書いた、直接会って話すことのデメリットは、相手にとってはそのままメリットになります。
世の中には、意識的、無意識的に関わらず、これを利用しようとする輩がいます。
やたらと、直接会って話したがる人がそれです。
こういう人は、直接会って話すことで、雰囲気にのみこみ、言葉巧みにごまかしながら、吟味させる隙を与えず、証拠が残らない形で、自分が有利になるようことをすすめようとするので注意が必要です。
直接会って話すことが誠意だと勘違いしないほうが良い
ボクは、基本デジタルのやり取りは最低限のこと以外、大嫌いです。
メール等の場合、内容を十分に考慮しないと、誤解を与えてしまったり、文面が残る分、揚げ足を取られてしまう可能性もあるからです。
会って話すことに比べたら、よほど手間暇かかります。
はっきり言って、直接会って話すほうが楽です。
だからこそ、内容や意味、気持ちをしっかりと伝えてくれるメールというのは、直接会って話すことと同等以上に価値があるものだと思いますし、誠意を感じます。
とりあえず会って、わざわざ会いに来たという手間暇をかけたというパフォーマンスをしておけばいいだろうという人だっています。
大事なことだから直接会って話すということに、必要以上に価値を見出す風潮はなくなればいいし、メールだから駄目だなんて思わないほうがよいと思う今日このごろです。
さて、ラーメンがきたので、ラーメンを食べて帰ろうと思います。
さて、明日もがんばりますか。
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