過去により現在が規定されるというが、現在により過去に意味づけを行っているのが事実だと思う

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朝から、なんかものすごいいい匂いがしています。

うちの奥さんがなにかを作っているのか?と、うちのお嬢様と会議中です。

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なんか美味そうな匂いがするぞww

さて、話は変わりまして、時には、過去に思いを巡らせることもあると思います。

あの時、もっと頑張っておけばよかったと、後悔したり、あの時、自分の好きなことを犠牲にして頑張って良かったと納得したり…。

過去により、現在が規定されるというのは事実です。

が、現在により過去に意味づけを行っているのもまた事実です。

過去は、現在により意味づけられるとは?

例えば、過去に受験に失敗し、第一志望校に入れなかったという事実があったとします。

そして、現在、希望の仕事に就けず、十分な収入も得られず、現状に不満を感じているとすると、あの時、もっと勉強を頑張って第一志望校に入っていればよかった、あの時、受験に失敗したから今のろくでもない生活があるんだといったように、受験に失敗したという事実にネガティブな意味づけを行ってしまいます。

一方で、現在、希望の仕事に就き、十分な収入を得て、現状に満足を感じているとするなら、過去の受験に失敗したという事実に関して、あの時、受験に失敗したから、その悔しさをバネに頑張れたと、ポジティブな意味づけを行います。

実際には、過去に受験に失敗したという事実があるだけで、現在の状況と直接的な因果関係があるかどうかなんてわかりません。

それにも関わらず、現在に左右される意味づけを行ってしまいがちです。

そして、過去にネガティブな意味づけを行ってしまうと、その延長線上にある現在も過去がダメなのだから現在もダメで仕方ないと、自分のダメダメ人生物語を作ってしまい、生きる気力や元気を失ってしまうのです。

過去は過去で、その事実があるだけと割り切って、今を生きるしかない

過去に原因を求め、過去のせいにして、過去を後悔しても何もはじまりません。

はじまるどころか、生きる気力さえ失せてしまいます。

ろくでもない過去しかないから、ろくでもない今しかないと嘆いても仕方ないのです。

過去の事実を変えることはできませんし、それはどうしようもないのですが、今が変われば、過去の見え方、意味も変わります。

だから今を大切になどというもっともらしい言葉はあまり使いたくないのですが、今が自分にとってより良いものとなるよう生きることを多くの人が勧めるのでしょう。

まあ、そうできれば苦労しないのですが…。

そういう心づもりを多少なりとももって、少しでも前向きに生きれたらと思いました。

あっ、奥さんの手料理ができたので、今日はここまでにします。

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ただの戯言でした。

さ、明日もがんばりますか。

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