みなさんは、ジョハリの窓は、ご存知ですか?
自分が知っている「自分の特徴」、他人が知っている「自分の特徴」の一致・不一致を『窓のように見える4つの枠』に分類することで自己理解のズレに気づく、心理学ではよく使われているフレームワーク(手法)です。
また、そのズレを一致させていくことで他人とのコミュニケーションを円滑にできると考えられています。
こちらの図は、一度は誰もが見たことがある図ではないでしょうか?

その中にある「盲点の窓」や「秘密の窓」に分類された自分と他人の認識のズレを理解し、そのズレている原因を探り、他人の認識を受け入れてあげると自分の能力を最大化できると言われています。
すると『他人から、○○と思われているかもしれない。』『自分には、そういう一面があるかもしれない。』と思えるようになり、「開放の窓」の領域が拡大します。
ですが、物事がうまくいかない人は、使っている言葉に共通点があることに気づきました

うまくいっていない人たちは「できない」「ダメ」「だけど」「でも」「だって」をやたら多用しているんです。
もちろん、使っちゃだめってわけじゃないんです。
ところが、あんまりたくさん使っていると、自分のエネルギーを削ってしまうことになります。
人は「できない理由」を探す天才なのです

人間は、否定の天才です!
たとえば、あなたが突然「ブログをはじめてみない?」「Twitterをはじめない?」と言われたとします。
できない理由、やらない理由がポンポン頭に浮かぶんじゃないでしょうか?
逆に、できる根拠はあんまり思いつかないんですよね。
脳は今の状態を保ちたいので、新しいことをはじめることを嫌うんですよね。
だから、そのための理由探しとつじつま合わせに躍起になるところがあるんですよね…!
大事な時に、実は行動力の大きな妨げになる

このシステムは、ものすごく便利なんですが、思うままにさせちゃうと、肝心な時に行動力が発揮できなくなってくるのです。
もしも、大事なチャンスが訪れても「でも…」「だって…」と言ってしまった瞬間、動けなくなってしまうのです。人間誰しもが、一度は思ったことです。
結果、機会を逃してしまいます。
動いてしまえば意外とできることもたくさんあるのに、小さなチャンスも逃し続けていると、なんかもったいないですよね。
というわけで、「でも」「だって」「どうせ」というのを減らすことができれば、単純に人生がお得だということをお伝えしたいのです。
今さらかよ・・・って思うかもですけど、今回の記事で言っている「でも」「だって」「どうせ」は、できない理由を言うために使われている「でも」「だって」「どうせ」のことです!
言葉自体は否定していません。
他人の言動も気になりはじめると思うけど、あなたの言葉をいちばん近くで聞いている人は、自分自身だったりする
人の脳は、最も身近な人の言葉に強く影響を受けるんです!
身近な人…と聞くと、家族や友達のことを想像するかもしれません。
もちろんのことですが、周囲の影響も大きい。
だけど、それよりはるかに影響が大きい存在があります。
自分です。
自分さんが、誰よりも付き合いが長く、理解も深く、一瞬たりとも離れたことのない「腐れ縁」な存在なのです。
脳は、あなたを世界一信頼しているし、あなたの言動にいちばん強い影響を受けます。
「でも、無理だよ」
「だって、時間ないもん」
「どうせ、才能ないし」
こうやって言い続ければ、それを聞いた脳は「そうなのか、自分は何もできないやつなのか?」となって、つじつま合わせに全力を出します。
それが、事実かどうかなんて関係なく、あなたがチャンスをつかまないように世界にフィルターをかけて、あなたに届ける情報を選別していくわけです。
だから、自分の発する言葉や思考はできるだけコントロールしておく方がいいのです。
脳によくない刷り込みをしないようにしたいものです。
まずは気づくことから
とはいっても、いきなり自分自身の口ぐせを完璧にコントロールするのは難しいと思います。
運動習慣などは3か月くらいで身につくけど、思考の習慣は半年以上かかるって聞いたことがあります。
でも、大丈夫!
半年もかかるなら、ほんのちょっとずつやればいいってことなんです。
いきなり「でも」「だって」「どうせ」を言わないようにする必要ないです。
最初のステップは、言ったことに気づくことです
あ、今「でも」って言ってしまった。
これだけで、大丈夫です。
ボクとお話をする人は、この「でも」でツッコまれることをたくさん経験されたと思います。
スタートラインに立っただけでも、半分は成功したようなものです!
ちょっと長くなったので、また次にこの続きを書きたいと思います。
コメント