今の時代は、人と直接コミュニケーションをとる事がなかなか難しいとされています。
が、電話やチャットなどのコミュニケーションを使っての感情の解放をしやすい時代になったともいえます。
コロナが終息した後に、人生観や価値観がが大きく変わるのではないかとも思います。
一度、自分の中に形成された思考回路は一生使えます
ボクは生まれつきADHDみたいな傾向にありました。もちろん当時は、まだそのような言葉もありません。
さらに、人生の線路から道を外れて、浮世離れした世界ばかりを30歳手前までは生きていたような気がします。
ですが、周りの人たちが理解してくれたおかげで前向きにとらえる思考回路が出来き、あまり自分の人生を不幸だと感じた事がありません。
当時、周りにも同じような症状が多く、ボクより重い人もたくさんいたんだろうけど、みんな明るくて前向きで毎日が楽しかった記憶があります。
おそらく「 現実からは逃げられない 」というネガティブな発想から「 前向きにとらえる 」という思考回路を当時の環境で形成できたのが大きいんじゃないかなぁ?と思います。
人の感情は沢山あって、複雑でバランスがすごく難しくて、まるでスパイスの様ではないでしょうか?
さらに言えば、スパイスと同じなので、感情の”混ざり具合”も大切です。
人は嫌な感情を避けたがります。
ところが、そのイヤな感情も人生の一部としてとらえる事が大切なのです。
人生80年、日数で29220日何を感じられるかで、問題の有無は関係なく、豊かな人生をつくる事ができるんじゃないでしょうか?
改めて、ここでカレーの魅力を考察してみました
1.ストーリー
こだわってないカレーなど一つもありません。
作り手の好みに始まり、その人の過去、食い手への狙いなどアイデンティティが詰まっています。カレーとは作り手の人生の縮図ではないでしょうか?
2.ビジュアル
あんなにドロドロしたものにどうして食欲が出るのでしょうか?それは口内のイメージを脳内で再生しているからと言われています。
つまりカレーは口で食べているわけではありません。脳で食べているのです。
3.香り(フレグランス)
世界三大匂いのひとつがカレーの匂いとされています。お隣さんの食事が一発でわかる香りはカレー以外ないでしょう。
子どものころ、家でカレーのときには、小躍りしちゃってましたね(笑)なんか不思議なんですけど、沖縄のカレーは、また違った独特な美味しさがあるんです。
食卓での登場回数、及び提供数(インプレッション)の膨大さはさることながら、対して食べる確率(クリック率)は100%です。
4.コンバージョン
カレーが出てきて食べないという選択肢は、人間には生理学上ありえません。
一方インプレッション、クリック率が共に低い食べ物として『ドリアン』『くさや』などが挙げられます。なかなかツワモノですよね。
さらに脂肪として栄養吸収される数(コンバージョン)が非常に高い食べ物です。
カレー粉は小麦粉、ライスは米、隠し味は糖分とデブまっしぐらなフードなのです。
ある意味で、幸福度の高い、最強のデブ活グルメかもしれません。
5.アイデンティティ
ひとりとして同じ人間はいません。
同じく、ひとつとして同じカレーはないのです。
あげると(敬称略、カレー略)ビーフ、チキン、カツ、タイ、キーマ、お母さんの、バーモント、ジャワカレー、星の王子様、お姫様、ココイチなどなど、、、
同じカレーなのに、バリエーションは無限大なのです。
6.うまい
カレー最大のベネフィットは「うまさ」です。
逆説的にカレーがまずい店が繁盛することはありません。カレーのまずい家庭には、家族の会話はありません。
カレーは食卓の先発投手でもあり、困ったときのリリーフピッチャーにもなりえます。
言わずもがな、1週間まで朝、昼、晩の連投も可能の万能投手です。
カレーの事を考えはじめたとき、カレーといえばインドカレーだなと思っていた自分が恥ずかしい
インドカレーもあれば、欧風カレーもある、さらには、タイカレー、そして海軍カレーなどなど。
これらは、インドカレーとは全然別の食べ物だ。
同じ「カレー」という名で呼んでいいのか疑問なくらいですよね。
そして「おうちカレー」あれも全然別の食べ物になると思います。
カレーってすごいな…って、たとえ結論付けようとしても、実は、まだまだ違う世界観があったんです
パン屋…そうだカレーパン。
あれもカレーです。
あれ?なにか大事なことを忘れていた。
そう、カレーうどん!
カレーうどんもカレーを語るうえで欠かせないじゃないでしょうか?
最近はスープカレーとか、チーズカレーとか、森羅万象とか、太宰府カレーとか、ああ語り尽くせないほどカレーがあることに気づいてしまったのです。
カレーは、世界観を変える。
カレーは、人生をほんのちょっと豊かにしてくれる。
48都道府県カレーを攻めてみるのも楽しいかも…
さ、今日もがんばろう。
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