昔からの習慣を追い求めすぎても、そこにお客さまがいなかったら何も意味がない

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昨日は、朝から近くの喫茶店で打ち合わせをしてきました。

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新しい事業のクリエイティブだったり、現在稼働しているサービスの見直しだったり、いろいろな部分で、ボクも勉強になる充実した打ち合わせをたくさんさせていただきました。

そんな、打ち合わせをしているときに話題になったこと。昔の古い習慣を押し付けて来るという行為について話題になったのでブログにしてみます。

みなさんの職場や周りの人間関係でいつまでも古い慣習や、自分の狭い知見にとらわれている頭の固い人いませんか?

ボクは、いろいろな地域にいき、宿泊をし、地元の方々と交流するのですが、ある宿泊した旅館で、新しい情報や聞き慣れない言葉はすぐ否定し、昔から伝わっていることの全てが良い、良かった、これが大切とか無理を押しつけてくる人がいたんです。( しかも、オーナーさんがですよ )

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ここは先日行った沖縄の国際通り

とある島に何回か通って、毎回その宿に泊まっているうちに、何気ない会話の中で『明日はどちらに行くんですか?』って話になったんですけど、その時の会話で『あそこは、行くのはマズい』『あそこは勝手に入ってはならない』とか、いろいろ決めつけがすごかったわけです。

きちんと、なぜダメなのか?なにがいけないのか?を示さずに頭ごなしにダメだとかいうのは若干違うはず。

もっと言うなら、いやいや、あなた観光協会の人じゃないじゃん?ってなるわけです。

そんなルールがあるなら観光協会とか行政になんで伝えないの?って、ボクらに押し付けて来るなよ…って思うわけです。

まぁ、そんな人たちを相手にしないのがいちばん良いので、やるべき仕事だけをやって、ボクはしっかりと距離をとりました。

やっぱり、ボクたちは生きていく上でそういう人たちと多少なりとも話す機会があります。

ストレスを感じた時は、この言葉を思い出してください

それは『守株』という古事成語です。

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守株(シュシュ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
デジタル大辞泉 - 守株の用語解説 - [名](スル)いたずらに古い習慣を守って、時に応じた物事の処理ができないこと。兎うさぎが走って来て木の切り株に当たって死んだのを見た宋の農民が、仕事を投げ捨てて毎日切り株を見張ったものの、ついに兎は捕れなかったという「韓非子」...

昔は良かったとか、今の若いやつはなっとらん!とかこれぐらい常識だろ!とか電話が有れば十分とか言ってる人。

そんな人達がいたらシュシュって知ってますか?って聞いてみてください。

多分大体の人は知らないと思います。

あれれ?昔からある言葉なのに、言葉の歴史は知らないんですか?とお伝えしてみてください。

まぁ、ほんとにそんなことしたら後々面倒だから、胸の内に秘めて心の中で『あっ、この人ムリだわ』ってしておく位に留めておいた方が、逆にいいかもしれませんが・・・

このように、ボクたちの語彙力を鍛えておく事は、心を客観的に見据え、感情のコントロールを上手にしてくれます。

何が言いたいかというと「 今時の若いヤツは 」なんて言ってるオジサンは、そんな若い子達に「 今時のオッさんは 」って言われてるから

というか、それがボク達、先に生きている人間の役目にも関わらず、陰で「 アイツはダメ 」「 アイツは使えない 」「 アイツがあんなことやらかした 」なんて言ってる人生の先輩や経営者がいるとしたら、それは問題じゃないでしょうか?

きっと、そんなアナタがダメだから、それ以上に、その人の個性を見出し、その人の好きな事を仕事に生かしてあげることができていないんじゃないでしょうか?

今、経営者は「 人を見る目 」を付ける事も重要だということ

つまり、もっとたくさん勉強しなくちゃいけない。それは、決して本や新聞を読めってことじゃない。

全てスマホで情報を収集せよ!それに限るかな。若い子たちは( いや、ボクらもね )日経新聞も、電車の中吊り広告も、テレビのCMも今はあまり見ない。

誰かがシェアした情報を見たり、スマホのアプリのニュースサイトでボクたちの頭にはいつの間に知識として蓄積されている。

だから、テレビやネットで紹介されたこともないカレー屋さんだったとしても、ボクがあそこ美味しくなかったよ・・・って言ったら、それは、みんなにとって美味しいお店という認識になるという事です。

とはいえ、こんなドンズバな内容を書いても、そんな今時のオジサン達がこのブログをそもそも読まないという現状です。

いや、読む手段を知らない。

ガラケーから最近スマホになったレベル。

だから結果、このボクの想いは今時のオジサン達に届かない(笑)

いや、ブーム、流行って、いつか去ってしまうものじゃないですか?

だからこそそれに頼らず、お客様と関係性を築いていかなきゃいけないし、お互いが共感、信頼し合えるようにならなくてはいけない。

そこには、流行とかって関係ないと思うんです。で、このような記事を書いたときに、こんな話題を思い出しました。

みんな、流行を追い求めすぎなんじゃね?って思うんです

今の時代の流れとか、もちろん作ってる人、売ってる人は、知っておく必要あるし、大切な事だと思うけど。なんか、その前にやるべき事あるだろうな…って。

それは何かって?

単純明快です。

買ってくれる人がいなかったら、どんなに流行を追い求めてもダメだろ・・・ってこと

スゴい根本的な事だけど、もしかしたら、みんなそれができてないのかなって。

ここはこうでなくちゃ…とか、あれはこうじゃなくちゃ…とか、ウチのデザインはこうじゃなくちゃ…とか。

まー。それも分かるんだけど。

それって、ただの自己満足で終わる可能性もあるってことです。

最初の方にも書きましたけど、宿泊所と地域観光のガイドさんを要請してる会社の社長がいて。

でもあんまり売上が良くないって言ってたので「 ボク、島の事情はよく分からないですけど、たぶん、社長よりボクの方が売りますよ!」って言ったら、おこってたなぁーーー。めっちゃおこってたなぁーーー(笑)

でも、ボクが言いたいのは、そういう事じゃないんです。

知識はもちろん大事。

でもそればかり追い求めても、お客さまとつながっていなければ何も意味のないものになるってことです。

ここまで伝わってますか?

なんか、先程の短い文章に全てがつまってるって感じでしょうか?

流行は自分で作れる。

いや、作りだしていきましょう!

今日は以上です。

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