呼吸の仕方が間違っていた?では「正しい深呼吸」の仕方について考える2つの大きなポイント

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今日は、日曜日ということで昼から飲んでます。

奥さんと平々凡々な雑談をしながら、手料理をいただいてます。

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お互いに毎日のデスクワークで、肩も腰もバキバキになったりするわけです。

1日が終わる頃には、疲れがどっと出て、眠っても疲れが取れなかったりする日もあるわけです。

1週間が終わる頃には、お疲れ度MAX!

これって歳を重ねたせいなのかな?…なんて会話してました。

実は、肩こりや腰痛、疲労感、質の悪い睡眠の根本的な原因になっているのが「呼吸」だったのです。

呼吸は循環の要です。

その呼吸が、本来あるべき形でできていないと、循環が生まれず、滞りを生みます。

ボクたちは1日のうちに約3万回の呼吸をしていますが、実はその約3万回の呼吸の質が、心身の健康を左右しているのです。

今日は、呼吸について、いろいろ考えてみたいと思います。

呼吸は吸うのと吐くのはどっちが先なのだろうか?

呼吸は「吸ってから吐く」ものでしょうか?

それとも「吐いてから吸う」のでしょうか?

健康管理に呼吸法を取り入れている人は、知っているかもしれませんが、あまり意識したことがない人の方が多いと思います。

そんな場合は漢字の読み通り「呼吸」を「吸気(きゅうき)」と「呼気(こき)」にわけて考えるとわかりやすいです。

「吸気」は息を吐くことであり、「呼気」は息を吸い込むことです。

字からはちょっとわかりにくいですが、「呼吸」とは「息を吐いてから吸う」、これが正しい呼吸法です。

息を吸ってから吐くという呼吸法もありますが、本来の「呼吸」とは書いて字のごとくです。

深呼吸のやり方

では、深呼吸における「吸う」と「吐く」の順番は、どちらが先でしょうか?

実際にお医者様に聞いてみると「吐く」が先なんだそうです。

「吐く」を先にして、肺の中の空気を出してしまえば、その後、自然と、必要なだけの空気を「吸う」ことができるそうです。

これに対して、先に「吸う」をしてしまうと、必要以上にたくさんの空気が入ってしまい、下手をすると過呼吸のような状態になってしまうそうです。

ボク自身の実感でも、深呼吸のコツは、まず吐くことです。

何はともあれ、まず深く「吐く」こと。

息が続かなくなるくらいまで「吐く」こと。

すると、そのあと、自然にすーっと空気が入ってくる。

このような深呼吸をすると、体の力が抜けて、リラックスをすることができます。

深呼吸における「吸う」と「吐く」の順番は、「吐く」が先で、「吸う」が後です。

注射器を想像してみるとわかりやすいかもしれません

注射器を想像してみてください。

注射器の中に液体を沢山入れるためにはどうしたら良いでしょうか?

正解はこうです。

まずは、注射器の押子(おしこ)を先端までギュッと押し込みます。

すると、注射筒の中は空っぽになりますよね。

今度は押子を末端まで引く。

すると液体が一気に流れ込んでくる。

効果のある深呼吸も原理はおなじ。

まずは肺の空気を出し切る。(吐く)

そのあとに新鮮な空気を入れる。(吸う)

吐くときは口から(たくさんの空気を吐き出せるから)

吸うときは鼻から(少量の空気を吸えるから)

これがリラックス神経である副交感神経を活発化する方法です。

吸って吐く。

緊張時にこの動作を繰り返すと過呼吸になってしまいます。

注射器の押子を中途半端な位置(注射筒の真ん中くらい)の状態で一生懸命出し入れしても中身がぜんぜん増えていかないのと一緒です。

「極度の緊張には深呼吸」とはよく言いますが、正しい順番でやるべきなんですよね。

呼吸は自律神経で唯一コントロール可能である

呼吸は意識していなくてもできます。

寝ている間も呼吸は休むことなく続いています。

しかし、呼吸は意識してゆっくりと深呼吸したり、止めてみたりコントロールすることもできます。

このように呼吸は、自律神経が司る機能の中で、唯一コントロールすることができるものです。

自律神経には、交感神経と副交感神経のふたつがあり、息を吸う時は交感神経が優位になり、吐く時には副交感神経が優位な状態になります。

交感神経は、体を活動させる神経であり、息を吐く時は交感神経が優位になっています。

反対に、息を吐く時には副交感神経が優位になっています。

副交感神経は、体が休息しているときに働く神経で、リラックスしている時には副交感神経が優位になっています。

呼吸と体と心の関係

呼吸は生物が生きていくために絶対に必要なものです。

また、呼吸は体や心の健康にも大きく関わっています。

息をするとき、ゆっくりと深く酸素を吸い込むと、全身に新鮮な酸素が行き渡り、血行が良くなり、体も心もリフレッシュすることができます。

反対に、ストレスを感じている時は、いつのまにか呼吸が浅くなっています。

呼吸が浅いとは、肩や胸だけで行っている呼吸で、肺の一部にしか酸素が行かなくなり、血液中の酸素が不足してしまいます。

呼吸が浅い状態が続くと、交感神経が優位に働くようになり、体のあちこちに支障をきたします。

このように、呼吸が浅いと自律神経に影響を及ぼし、ストレスを増幅させてしまいます。

人間の呼吸は、感情と密接な関係があり、心身が緊張した状態の時は、呼吸は浅くなり、リラックスした状態の時は、呼吸は深くなります。

リラックスするための呼吸法

呼吸には、多くく分けて「胸式呼吸」と「腹式呼吸」があります。

どちらにもそれぞれ効果がありますが、リラックスすることを目的とした場合には、「腹式呼吸」の方が効果があります。

「腹式呼吸」は、吐く息に重点をおいて、副交感神経を優位にさせる呼吸法です。

副交感神経の働きが優位になると、体も心もリラックスすることができます。

「腹式呼吸」には、体と心のリラックス効果があるだけではなく、疲労の軽減、肩こりや腰痛の解消にも効果があります。

また、ストレスを感じている時に「腹式呼吸」を行うことで、リラックス効果があらわれ、ストレスを軽減することにもつながります。

反対に、「胸式呼吸」は、ラジオ体操の深呼吸の時に行う、肋骨を大きく広げて息を吸う方法で、吸う息に重点をおく呼吸法です。

息を吸う時は、体を活動させる交感神経が優位になりますので、体を動かすスポーツをする時や頭をスッキリさせたい時に効果があります。

ラジオ体操で「胸式呼吸」を行うのは、朝に体と頭をスッキリさせて、活動的な状態にさせるためです。

伝わりましたでしょうか?

まぁ現実、いきなり吐いて吸うってちょっと無理があるかもしれません。

すこし”鼻”で吸って(勢いつけて)、おおきく”口”で吐く(お腹にもチカラを入れて)。

これがもっとも有効な深呼吸方法なんだろうなーと素人が勝手に推測しております。

さて、明日もがんばりますか。

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