ちょっと立ち寄りしたところで、異様な光景を見たのです。
フラフラと見ていただけなのに、やたらと「ありがとう」「ありがとう」と連呼している店員さんを見たのです。
めちゃくちゃ違和感でした。
「感謝」アピールに違和感を抱く理由と心理について
SNS上でよく見かける人々の中には、何事にも「感謝」をアピールする人がいます。
彼らの行動には、私たちには違和感を感じることもあります。
なぜ彼らは常に感謝の意を示すのでしょうか?
その心理にはどのような要素が関与しているのでしょうか?
感謝ができる人として承認されたい、受け入れられたい
やたら感謝アピールをする人々は、自分が感謝のできる人間として認められ、他人に受け入れられたいという願望があります。
感謝の言葉は、他人からの肯定や好意を引き出す手段となるのです。
感謝する対象に好意を抱かせるために感謝する
彼らが感謝をアピールする理由の一つには、相手に好意を持ってもらうための戦略があります。
相手から感謝の言葉を引き出すことで、自分に対する好意や信頼を得ようとするのです。
相手から感謝の言葉を述べられている
感謝アピールをする人々は、相手から感謝の言葉を受け取っている場合もあります。
それによって、自分が感謝されるような行動をしていないという自覚がありながらも、他人からの感謝の言葉を手に入れることができるのです。
自分は相手から感謝されるようなことはしていないと自覚している
一方で、感謝アピールをする人々は自己評価において、相手から感謝されるような行動をしていないと自覚していることもあります。
それでも感謝の言葉を口にすることで、自分が感謝される立場にいることを周囲に示すのです。
感謝の言葉を口にすることで仲間意識を確認し合っている
感謝アピールをする人々は、他の人々との仲間意識を確認し合うために感謝の言葉を使っています。
自分が感謝の気持ちを持っていることをアピールすることで、共感や連帯感を得ようとするのです。
自分が恵まれていることをさりげなく自慢したい
感謝アピールをする人々は、自分が恵まれていることをさりげなく自慢したいという心理も働いています。
感謝の言葉を使うことで、自分が幸せや成功を手に入れていることを周囲に知らせるのです。
自己陶酔として感謝の気持ちを口にしている
最後に、感謝アピールをする人々は、自己陶酔の一環として感謝の気持ちを口にしています。
自分自身が感謝の言葉を使うことで、その優れた人間性や思いやりを自己満足の対象として享受しているのです。
人は自然に恩に報いようとする、心からありがたいと思えばこそ
以上のような心理要素が関与しているにもかかわらず、なぜ感謝アピールをする人々がいるのでしょうか?
それは、人間が自然に恩に報いようとする性質を持っているからです。
心から感謝の意を持ち、ありがたいと思えばこそ、彼らは感謝をアピールするのです。
まとめ
やたらち感謝アピールする人に違和感を感じる理由と心理を考察しました。
彼らは自己承認や他者との関係構築、自己満足など、さまざまな要素から感謝をアピールします。
感謝の言葉には素晴らしい意味がありますが、やり過ぎは違和感を与えることもあります。
心からの感謝の意を忘れず、自然な形で表現することが大切ではないでしょうか?
さて、明日もがんばりますか。
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