2023年1月も、明日で終わりなわけで、最近、仕事で頭や心がぐるぐると目まぐるしく回っている時期が続いています。
このような時というのは、大抵物事は、上手く回らないものだったりするのではないでしょうか?
わかっちゃいるけど、なかなか抜け出せないんです。
漢字の如くで「忙しい」とは、心を亡くすということなのです
よく言われていることですが「忙しい」という字は「心を亡くす」と書いて表されます。
つまり、忙しくなればなるほど、心に余裕がなくなっていくということです。
- 「あれもやらなきゃ」
- 「これもやらなきゃ」
頭の中にあれもこれもとどんどん色々なことを詰め込んで、心がわんさかと騒がしくなり、どんどんてんやわんやになって、余裕がなくなっていくことありませんか?
このような時というのは、頭の中は一生懸命処理を進めようと動こうとするのですが、実はまったく頭の中は働いていません。
心に余裕が無くなっていることに気づいていても、一生懸命落ち着かせようとしたり、冷静になろうとしても、逆にどんどん不安などが入り込んできます。
それでも、現実は目の前の忙しさがなくならなければ、どんなに頭や心に余裕がないとわかっていても、目の前の忙しさを横に置いてちょっと休憩しようとは出来ないものです。
余裕がなくなるとはそういうことです
自分にはリフレッシュが必要だと思って、気分転換に飲みに行ったり、読書をしたり、音楽を聴いたり、ゲームをしたり、友達と遊びに行ったりしても、それでリフレッシュできる場合もあります。
ですが、そう簡単にいかない場合もあります。
何をしても、頭はその忙しいことでいっぱいです。
例え、リフレッシュのために違うことをしていても、頭はそんなときでも、仕事などの忙しいことで、ぐるぐる回っていて、結局は無駄な時間を過ごしたと感じて更に焦ってしまったりという悪循環に陥ることもあります。
ボクは、起業した当初、そんな状態だったんですよね。
あっ、もう一回ありましたね。
強烈な劣悪な取引先とのやり取りの中で…
そんな頭や、心に余裕のない状態になると、普段は出来ていることすら出来なくなっているなんてこともあるから困ったものです。
はたから見たら「なぜそんなに忙しいんだろう?」「なぜそんなにいっぱいいっぱいなんだろう?」と見えているかもしれません。
自分なりのリフレッシュで、余裕のない状態から脱出できることはよくあるんですけどね。
それでも、たまにこのような状態に陥ることがあるんです。
心に余裕がなくなる原因を考えてみたら面白くなってきた
では、なぜ普段は出来ることが出来なくなり、普段は出来るリフレッシュが出来なくなるのか?
それは、時間が解決してくれることもありますが、どうにかしたいのであれば自分なりに自分を分析することも大切です。
心に余裕がなくなる原因なんていうのは、人それぞれ千差万別です。
- 初めてのことでわからないことだらけだった
- 経験が浅いことにより対応が未熟だった
- 自分のキャパを超えた責任を背負わされた
- 自分の考えが甘かった
- 何でも考えすぎてしまう性格のせい
…etc
たまたま、色々なことが重なってしまったり、不幸や不運が続いてしまったり、自分だけが原因というわけではなく、周りの環境によってやむなく忙しさに振り回されてしまうこともあります。
では、ボクの場合はどうなのでしょうか?
これは簡単に言うと、頭や心の中が「イヤだ、イヤだ」に結構支配されていたようです。
仕事などで、色々な責任が自分にあれもこれもと避けようとしても、避けれない状態になっていると思ってしまったんです。
まぁ、これは最初の段階で、心に余裕を失くしてしまったことによるボクの勘違いなんですけどね。
人は、所詮自分自身のキャパ以上のことは抱えられないし、抱えられるわけもないし、抱える必要もないと思っています。
そんな中でも、自分なりになんとか出来ることをしようと考えて、そして努力することは大切なことです。
それでも、全部をしょい込む必要なんてありません。
自営業であったり、経営者になると、そう簡単に逃れられないと考えがちなんですが、仕事なんて特にしょい込んでしまったところで、自己責任なんていうのはないわけです。
これがあるとすれば、それは自分自身の勘違いであり、周りの人間の勘違いです。
ボクは最初の段階でこの勘違いをしてしまったのです。
普段なら気づけることも、時とタイミングにより失敗することもよくあります。
このような状態のとき、ボクの頭の中は「イヤだ、イヤだ」でいっぱいだと気づきました。
- 「なんでオレがこんなことを」
- 「なんでオレばっかり」
- 「周りももっと責任もってやろうよ」
- 「なんでオレに責任が回ってくるんだ」
表面上は「なんとかしよう」といっぱいでしたし、周りにイラッとするときもあるけど、単純に責めることなどもしてません。
もちろん言うべきことは、上下関係なく言っていましたが、やはり表面上は「自分の責任」と自負してしまっていたのです。
しかし、自分の奥底を除いてみると、先ほど書いたように「なんでオレが」「もうイヤだ」こんなことばかりが渦巻いていました。
まさに、心を亡くしている状態です。
リフレッシュも、いまいち効果がありません。
何をしていても「イヤだ」ばかりが付きまとっていたのでしょう。
しかし、このような自分の本当の声になんとなくでも良いから気付けたことにより「なんかアホらしい」と思える余裕が出来てきました。
ここまで来れば、足を一歩抜け出したようであり、油断をしなければ、もう抜け出せるでしょう。
もちろん、そう簡単に上手くいかなこともありますが。
当たり前ですが、アホらしくなったといってもやるべきことを投げ出すわけではありません。
しかし、出来ることと出来ないことの線引きはできますし、それ以上のことは例え失敗したりしても気にしないように出来ます。
良い意味での開き直りです。
頭や心に余裕がなくなるとき、そんなときは何をやっても上手くいかなくなるものです。
今回のボクの場合は、上で書いた状況でしたが、次は、また別の心の声があるかもしれません。
でも、大抵この「嫌だ」という声が心の奥底にあるような気がします。
例えば、どんなに忙しい人でも、それを喜々としてやっている人もいますよね。
その人の心の奥底は、きっと「嫌だ」ではなく「楽しい」なんでしょう。
そう考えると、先程書いたボクのような「開き直り」などではなく、今忙しくやっていることを「楽しもう」とすることの方がきっと多くのことを得られるのではないでしょうか?
そういえば、こんな記事を書いていました (笑)
意外と見ている視点は、面白いものです。
さて、明日もがんばりますか。
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