今日は、カフェやら、会議室やらで打ち合わせと企画会議の連続でした。
仕事の悩みを持たない人なんているのでしょうか?
例え今は充実していたり、上手くいかなくても一々悩まないというときもありますが、でもやはりどこかで仕事のことで悩むことはあります。
というより仕事云々ではなく、人は何かしら上手くいかないときがあれば、器用に悩み事を見つけてくるものなんです。
そんな中でも、自分は仕事が出来ないという悩みに縛られて、更に上手くいかない方向へ進んでいくというのは、これまたもったいない話なんです。
仕事や会社に関する悩みは常につきまとう
子供には、子供なりの悩みがあります。
学生なら、学生なりの悩みがあります。
専業主婦であれば、専業主婦なりの悩みがあります。
仕事の定年を向かえた老後でも、悩みがあります。
そんな中でも仕事や会社に関する悩みというは、多くの人が占める割合の悩みであるかもしれません。
なぜなら、大人になり人生を全うするのであれば必ずしなければいけない作業であり、人生の多くを占める年数を仕事に費やすからです。
もちろん例外な人も居ますが多くの人はそうだと思います。
なぜ仕事をしなければいけないのか?
- 学生を終えたら働かなければならない
- 生活のためにお金を稼がなければならない
- 将来を見据えてお金を溜めなければならない
- 家庭を支えていかないといけない
- 老後の資金を蓄えておかないといけない
- お金がないと好きなものや好きなことが出来ない
こういったことはもちろんなんですが、この世の社会のしくみとしては「仕事をしなければならない」といったことは切っても切り離せないものです。
大変ですね。
お金を稼いで生きていくのはなかなか大変なことです。
さて、そんな人生の大半を費やす仕事に、多かれ少なかれ誰しもが悩みを抱えているものです。
そんな「働かなければならない」「お金を稼がなければならない」という縛りの中で、人はそれぞれの悩みを抱えていきます。
- 仕事の成果があがらない
- 仕事が覚えられない
- お金が稼げない
- 給料が低い
- 給料が上がらない
- 人間関係が上手くいかない
- 嫌な上司がいる
- ノルマがきつい
- 残業が多い
こういったことはどこの会社でもあることですし、例え同じ会社であっても、仕事の内容というのは変わっていきますし、異動などで職場などの人間関係も変わっていくものです。
世の中の景気にも左右されることでしょう。
つまり仕事の悩みというのは常に絶えないとも言えることなのでしょう。
自分は仕事が出来ないと悩む人の特徴
今日は数ある仕事の悩みの中でも「仕事が出来ないと悩む」人についてです。
社会には仕事に就きたくない人もいますし、就職してもすぐに辞めてしまう人もいますし、何度も短い期間で転職を繰り返す人もいます。
それが多少なりとも自分の信念に沿ったものであれば、特に問題ないかもしれません。
しかし「自分は仕事が出来ない」という悩みを常に抱えて、言葉はアレですが「逃げる」ように仕事から離れている人もいます。
この「仕事が出来ないと悩む人」というのは結構多いんですよね。
そして自分は仕事が出来ないからこの会社を辞めるという人も多いのです。
「仕事が出来ないと悩む人」の言い分としては、
- 入ったばかりだけど仕事のことがまったくわからないから
- 仕事をいつまでも覚えられないから
- 失敗ばかりしているから
- いつも怒られたりしているから
- 一緒に入った人よりも仕事が出来ないから
- 周りの人間も自分に良くしてくれないから
- 給料が上がらないから
- 周りの人に「使えない人」と思われているから
- 周りの人に「陰口」をたたかれているから
このように思ってしまう気持ちは正直わかります。
わかりますが、はたして本当に仕事ができないからでしょうか?
例え周りの人よりも仕事が出来ない方だとしても、仕事が出来ないから「自ら辞めるべき」というのもなんだかおかしな話なんです。
仕事が出来ないから辞めるという人の言い分も、
- 自分が居ると会社に迷惑をかけるから
- 自分が居ない方が周りの人も嬉しいだろうから
といったものがあります。
でも本当は違いますよね?
これが自分に向いてない仕事であったり、他にやりたい仕事が出てきた場合は別です。
ところが、そうでない場合は、なぜ会社のために自分が辞めなければいけないのでしょうか?
クビになるのであれば、話は別ですが、仕事を全うするのが社員、派遣やパートも含むの責任なのであれば、雇った人をしっかり使うのは会社の責任です。
その会社の責任を社員が被る?
おかしな話ですよね?
あなたの本当の悩みは「仕事が出来ない」ではなく「仕事が出来ないと思われたくない」です
ボクが適当な性格だからそう思うのかもしれませんが、正直仕事なんてものは、自分自身が思っているよりも深刻なものではないのかもしれません。
もちろん、給料というお金の対価を貰っている以上、それに見合う仕事の成果を上げる「責任」はあります。
モノを作る、仕組みを考える、何かを与える、といったものも責任をもってしなければいけませんし、これらを適当にやっていれば会社は成り立ちません。
しかし、そこは大前提だとしても、自分の不出来やミスが社会や会社に大影響を及ぼすなんてことはそうそうありません。
ましてや「仕事が出来ない」程度の話であれば尚更です。
あなたが、仕事が出来なければ会社はつぶれますか?
あなたが、仕事が出来なければ会社の人間関係は悪化しますか?
もしそうだとしたら、きっとその会社は誰がやってもいずれ破綻するような会社です。
そんなことは、たぶん誰もがわかっていることだと思います。
では「仕事が出来なくて悩む」人は何を気にしているのか?
それは 「仕事が出来ないヤツだと思われたくない」です。
つまり「仕事が出来ない」という悩みよりも「人間関係」の悩みです。
つまりつまり「周りの目が気になってしょうがない」なのです。
- 自分は使えないヤツだと思われている
- 自分はいらないヤツだと思われている
- 自分は嫌われている
- 自分は邪魔だと思われている
- 自分は何の役にもたっていないと思われている
このように思っていませんか?
もし、これらに思い当たる節があるとすれば、きっとあなたは「仕事のこと」なんて実はあまり気にしていません。
仕事なんて二の次であり、それよりも「周りの目」が一番の悩みなんです。
だとしたら、やるべきことは「本来の仕事」を第一番にもってくるのです。
仕事が出来ないなんて悩まずに「目の前の仕事」に集中する!
このような人は、はっきり言ってあまり仕事に集中していません。
どちらかというと仕事そっちのけで周りの視線ばかり気にしています。
仕事が出来ないと悩んでいながらも、実は仕事のことなんてあまり考えていないのかもしれないということです。
だとしたら、仕事なんてなかなか覚えられるわけありませんし、仕事の成果なんて上がるわけありません。
自分では一生懸命に仕事に取り組んでいるつもりでも、実は目の前の仕事よりも同僚や上司、クライアントなどの人の目ばかり気にしていませんか?
まず、その意識から変えてみるのがいいのではないでしょうか?
仕事の成果や、効率なんて、まずは気にすることなく、遅くても良いから目の前の作業に集中するのです。
仕事のペースなんてものは、まずは自分なりで十分です。
というかスピードや効率や品質を意識する必要は、仕事においてはとても重要ですが、まずは自分が出来ることをするということです。
今現在の自分の能力がそれほど高くないのであれば、どんなに背伸びしても無駄なあがきです。
それよりも目の前の仕事に集中することによって、自分の能力を徐々に徐々に向上させるしかりません。
周りの目なんてまったく気にする必要はありません。
所詮赤の他人です。
日々の生活の大半の時間をその人たちと過ごすといっても、所詮は他人です。
仕事の目的とは何なのか?
生活のためなのか?お金のためなのか?
それともお金なんかよりも、その仕事関係の職場の人たちを喜ばせるために、良い気分にさせてあげるために、その仕事をしているのですか?
たぶん違いますよね?
中には世のため人のため、人々の喜んだ顔を見たいためにする仕事も確かにありますが、そんな仕事をしている人はきっと「自分は仕事が出来ない」なんて一々悩んでいないと思います。
- 仕事が遅い人間で結構
- とろい人間で結構
- 気が利かなくて使えない人間で結構
- 給料泥棒で大いに結構
それよりも「目の前の仕事に集中する」ことが大事であり、自分なりに「成長しよう」「向上しよう」という思いがあればきっと勝手に成長しています。
仕事なんてそんなものだと思います。
仕事なんてやるかやらないかの単なる作業だと思います。
「仕事が出来ない」という逃げの悩みを持つぐらいであれば、もう厚顔でその会社に居座って、喜んで給料を貰いながら、但し一生懸命に「目の前の仕事を頑張る」で良いのではないでしょうか?
さて、明日もがんばりますか。
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