さて、今から福岡に帰ります。
今回は、セントレア空港からの移動です。
口は災いの元ということわざがあります。
他にも同様の意味を持つものや、沈黙を奨励するようなことわざや、名言もあるわけです。
しかし、今の世の中、黙っていては損をすることも多い。
結局は言ったもん勝ちということが多いのではないだろうか。
言葉は発さなければ力を持たない
言葉は発することで、はじめて具現化し、力を持ちます。
発すれば多少に関わらず、必ず力を持つのです。
言葉は、そもそも他者とコミュニケーションをとるためのツールであるわけです。
自分の中で思っているだけで、言葉として発しなければ何も起きないし、相手に何かが伝わることはない。それは、相手にとっては何も存在しないことと同義です。
存在しないものに、価値を与えることなどできないのです。
だから、自分が価値あるものでありたいのなら、言葉を発しなければならないのです。
つまりは、自己主張でも何でもいいので、自分の考え等を言葉にして発することによって、あなたの存在なり、価値なりを認めてもらうことができるようになるのです。
そして、発した言葉は、多かれ、少なかれ力を持ちます。
言葉を発することで、それを受け取った相手が何かを感じるということです
例えば、会議でも、学校の学級会でも何でもいいのだが、何か議論し決定する場において、何も発言しなければ、居ても居なくても関係ないどうでもいい人です。
その人に価値を見出すことはできない。
ある人がAという提案をしたとしましょう。
他の提案がなければ、Aの提案が採用されるでしょう。
Aの提案をしたものが評価されることがあっても、何も発言しない者が評価されることはないのです。
Aの提案をしたものは、自分の提案が採用され、良い評価をされる可能性だってあるのだから、Aの提案をしたものの一人勝ちとなります。
また別の人が反対意見Bを提案したとしましょう。
例えBが採用されなかったとしても、Bという提案があったことで議論が深まるわけだから、Bという提案に価値がないとは言えないのです。
また、議論を深めたという意味ではBの提案は発したことで力を持ったと言えるのです。
だから、どんどん自分の言葉を発してやればいいのです。
発せられた言葉は一つの事実として存在する
例えば、人の悪口などを言っている人は嫌われるから、あまり言わないほうが良いなどと言われることがあります。
これも一つの事実なんですが、そこにある関係性によっては、必ずしもその限りではない。
ある人が、事実無根である「Cは陰険な奴だ」と悪口を言っていたとしましょう。
Cと良好な関係の人からすれば、「あの人また悪口言っているよ」と軽蔑するぐらいのことでしょう。
しかし、Cと関係が悪い人にすれば、例え事実無根の悪口であっても、「そうなんだ。最低だね」となり、Cとの関係をさらに悪化させる材料になりうるのです。
また、Cとあまり関係がない人からすれば、「そういう人なんだ」と偏見を持たせることだってありうるのです。
発せられた悪口は真偽はともかくとしても、一つの事実として確かに存在し影響を与える可能性があるのです。
悪口を言ったものからすれば、Cの敵を増やす種を蒔いたわけだから、芽が出ればもうけものです。
上記の例においては、なんだかんだ言って悪口を言ったり、ごちゃごちゃとうるさい人が良くも悪くも影響力を持っていたり、変な権力を持っているということは少なくないのです。
自分の考え等をあまり言葉にしないお国柄の日本では、言葉を発するだけで力を持つことだってあるのです。
言ったも勝ちなのだから、あなたもどんどん言ってしまえばいい
結局、好き勝手なことを言っている人が、力を持ち得をしているのではないでしょうか?
だから、黙って損をするくないなら、好き勝手言って得を狙ってもいいのではないでしょうか?
時には失敗することもあるだろうがお構いなしだ。放っておけばいい。
好き勝手を言って得を狙うのなら、そのくらいのメンタルは必要なのです。
それが、嫌なら黙って、損をし続ければいいだけのことです。
あなたの悪口を言ってる人がいたら「人の悪口ばかり言ってクズですね」と、本人に言うなり、陰で悪口を言えばいいのです。
別に悪口をおすすめするわけではない。
悪口は言うのも、言われるのも、大嫌いです。
ただ、悪口を述べるのと、事実を述べることを混在している人を多く見かけますけど…
悪口を言うような人間が勝つようなことはおかしいのだから、泣き寝入りしないための一つの方法として提案しているだけです。
言ったもん勝ちであることに不平不満を言う前に、言ったもん勝ちとわかっているのだから、自分も言って勝てばいい、それだけのことではないでしょうか?
以前にこんなブログを書いてましたけど…
それでは、空港で名古屋めしを食べて、福岡に戻ろうと思います。
さ、明日もがんばりますか。
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