どんな時代になっても「心・技・体」を意識して鍛えることって、めちゃくちゃ大事だって思うんです

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あっ、もう卒業式の時期なんだ…と掲示板をめちゃくちゃ熟読してしまいました。

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ふと、学生時代のことを思い返してみたわけです。

ボクは昔、けっこうガチな部活をやっていました。

ま、今でこそ国内もメジャーになりつつあるんですけど、「バスケ」をやっていまして、部活動のときによく言われていたのは「心・技・体」を意識して鍛えろ、ということでした。

スポーツを上達させる上で、ナニワトモアレ、目が行きがちなのは「技術」です

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凹んだときに、この名言に助けられたなぁ…

次にある程度のレベルの人になると、技術を支えるための「身体」を鍛える必要性に気付きます。

ボクも当時はめちゃくちゃ鍛えまくっていました。

でも、なかなか目がいかないのが「心」を鍛えるということなんですよね。

どうでしょうか?大人になってからスラムダンクを再び読む機会がありまして、たまたま読んでいるときに「スラムダンク勝利学」という本に出会いました。

スポーツドクターの辻秀一さんが書いた本で、そこでは技術と身体を鍛えるだけでなく、心を鍛えることの重要性を説いています。

最高のパフォーマンスを出すためには、心の状態が非常に重要なのだと書かれていました

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最後まで諦めないことを学んだように思います

ですが、ボクはあることをバスケットを通して気づいたことがあります。

「心技体」というのは、本当は「体技心」の順番じゃないかと。

だからこそ、初歩的な部分の全ては「重心」が大切だということです。

スノボードをやるにしても、サーフィンにしても自分の視線に重心がついて行くからです。

重心が大切だと常に頭にあると、大体のスポーツにおいてなぜ上手くいかないのかが分かります。

重心を行きたい方向に持っていきたいなら膝を落として、つまり腰(重心)を下ろして下半身の力で自分の体をコントロール出来るようにしないといけないのです。

どんなスポーツでも下手な人を見てると、だいたい膝が立っています

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そんな状態で、スピードを制御できません。

何故、膝が立つかというと、単純に下半身に筋肉が足りず、すぐ疲れるからです。

人間にとって楽な姿勢は直立であり、地球に対する重力を最小限にする寝る体勢です。

その楽な姿勢では、ある意味身体をいじめているとも言えるスポーツは上手く出来ないのです。

だからこそ、きつい体勢を取るスポーツにおいて、重心を上手く使おうと体幹を鍛える事が大事になるのではないでしょうか?

相撲をみていると、まさにそんな感じです。

重心周りの体幹を意識して鍛える事は、スポーツ選手にとって常識ともいえるかもしれません。

重心の重要さを理解し、体幹を鍛えれば、どんなスポーツにも対応できるのです。

なおかつ、基礎体力を底上げすれば、さらなる成長をします。

自宅で出来るヨガ、ピラティス、バランスボールを使った運動などで、健康には十分な体幹づくりが出来ます。

運動が出来る健康な身体が出来れば、技を取り入れられる素地が作られたことになってきます

どのスポーツでも走らされるのはその為なのかもしれません。

まったく関係ない競技でも、ランニングやダッシュをします。

バスケットをやっていたときに、なんでサーキットみたいなことをやるのか理解できませんでしたが、大人になるにつれて、身体のこと、身体の仕組みなどを理解してから納得できている自分がいます。

技があっても体力で負けたら勝負にならない。

体力でまず負けず、互角に戦える要素を兼ね備えてこそ初めて勝負の舞台に上がれるんだと。

技と心のぶつかり合いで、勝敗を分けれるんです。

勿論、多くの技で、体力の格差をカバーするのも戦略のひとつだと思います。

ただ、圧倒的な体力差や体格差がある場合、いくら技が多くても埋めきれない溝ができてしまうんです。

大多数の人間が体力だけは一律に鍛えられる素材であるからこそ、最初に技ばかりを教えずに走り込みをさせるのです。

技の練習をするにも、体力がいるし、身体の使い方や限界などを知るためにも必要なんじゃないでしょうか?

そして、最後、心がくるわけです。

心だけを鍛えるなら、山ごもりでも、お寺で悟りを開くための修行をするのもいいかもしれません。

実際に、自分自身のみを清めるために、お寺に籠もったこともあります。

しかし、心だけを鍛えてもそれを生かすのは身体なんです。

身体があっても、心がなければただのロボットでしかないわけです。

技が光るのは、心があるからだと思うし、身体があってこそ心が生きるのです。

心だけを最初に鍛えるのは、とても難しいことなんではないでしょうか?

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心技体のステップの過程を、いきなりすっ飛ばして、心だけをプロフェッショナル級にすれば誰にでも勝てるかといったらそれは無茶な話なんですが、ビジネスを始めようとする人は意気込みを「心技体の心」だと勘違いしてしまう場合が多いわけです。

伝説の剣豪、宮本武蔵であっても、技を磨き続けてきた結果、心も並行して磨かれていったはずです。

また、その心の磨きがあったからこそ、五輪書という素晴らしい書ができたんじゃないかと思うんです。

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誰にも負けない自信は、技への理解度や、身体の使い方を熟知しているからこそ生まれるんです。

自分の体力と技、相手の力量がわかる経験値や思考能力、それらを頭のなかで勘定してこそ勝つか負けるかの判断が出来るのです。

活路を見出すことを可能とするのは、体力、技、そして、心持ち。

だから、心技体のレベルは「心」が高い位置にあるってことなんです。

さ、今日も仕事がんばろう。

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