即断即決、即実行しないのは、多くの場合「逃げ」である。
ためらい、迷い、躊躇、逡巡に、ほとんど価値はなく、時間の無駄なのだ。
みなさんは、いきなりどうした?ってなりましたか?
あいつは大丈夫か?と思ったでしょうか?
ボクは、この言葉で、ど真ん中をバチコーンっと撃ち抜かれました。
これが、ぐうの音も出ないってやつなのでしょうか?
冒頭引用されていただいた文章は、今回紹介する赤羽雄二さんが書いた本の見開きに書かれている文章です。
この2日間、いろいろやってみているんですが、なんか楽しくできております。
たまたま出会った本ですが、とても深いなと感じているわけです
この本は「ゼロ秒思考」シリーズの第3弾目でテーマは「即断即決、即実行」です!
※1弾目、2段目はこちらです。
ちょっと最近ハマってしまいまして、3日坊主で終わるだろうなぁ〜って思っていたら、面白すぎて今日も朝からやってしまいました。
過去の内容をご覧になっていない方は、こちらからご覧ください
この「即断即決、即実行」を赤羽さんは、意思決定をぐずぐず先延ばしにせず、その場で決めて、即座に行動に移すことと定義しています。
しかし、多くの人( ボクも含めてですかね? )はそれができてない。
その理由は、2種類あると本に書かれています
- どうしていいか分からないとき
- 本当は分かっているのに直視したくないとき
これ、なんだか当てはまる気がしませんか?
どうしていいか分からないなら人に聞けばたいていの場合は解決しますよね。
でも、分かるのが怖い。
わかろうとする努力をしない。
つまり「即断即決」できていない。
本当は分かっているのに直視したくないときっていうのは、問題が解決したり、通り過ぎてくれるのを待っています
誰かがやってくれるだろうと思っているんですよね。
そんな状況だと思うんです。
でも、何事もなければいいが、大きな問題になります。
その場で動かなかったことで事態は悪化します。
何をすべきか整理し、手遅れにならないように対処すれば何も起こらないわけです。
見逃したことの方が後悔するし後でグチグチ言われます。
これは、つまり「即実行」できてないのです
恥ずかしながら、ボクはこんな経験が過去にたくさんあります。
分かっているのに動けない。
後になって後悔している自分がいる。
なんかビットコインのときもそうだったし、LINE公式のときもそうだった。
誰かに言われる前には、もう発掘、発見しているのだけど、手につけていない。
もう、こんな経験したくないし、何のメリットも無いですよね。
赤羽さんは、この「即断即決、即実行」は努力すれば、誰でも出来るはずだし比較的簡単でしかも効果的なコツがあると考えられています。
なので、本日の「問い」は、こんな感じにしてみました
こうなりたい。あーなりたいと考えるだけ。やらないといけないのに中々行動できない自分でも、「即断即決、即実行」が出来るようになるにはどうすれば良いのか?
明日から実践し、習慣化する「1アクション」は何か?
気になった16のワード
- 即断即決、即実行できないのは「逃げ」である
- ためらい、迷い、躊躇、逡巡に価値はない
- 先手を打てる
- 即実行を妨げるのは「不安」と「怖い」
- 「失敗したらどうしよう」と、やる前に悩む
- 分かっていても動けない
- 全体観が無いと動けない
- 全体観を持つためのトレーニング二つ
- オプション
- フレームワーク
- 大事な選択肢を漏らさず挙げ、評価する
- 4~5個の評価基準を作る
- A4メモで選択肢を挙げる練習をする
- 2×2のマトリクス
- 普段から迷いを持たない
- 質問に即答する
- リスク回避
- 朝晩30分程度で情報取集する
- バックアッププランを考え準備する
次は、この中から気になった3つを掘り下げて記事にしたいと思います!
ボクなりに、まとめてみるとこんな感じになりました。
全体観がないから動けない
即断即決、即実行ができない根本的な理由は対象への正しい「全体観」を持てていないことが原因で、「全体観」さえ持てれば、あとは必要なときに、事前と即断即決、即実行ができるようになると書かれています。
では、「全体観」とは何なのでしょうか?
夜に真っ暗な道で前がほんとんど見えないのに、自転車で高速で走るのはとても危険だ。しかし、ライトをつければある程度安心して走ることができる。(中略)
進行方向に大きな陥没がないこと、空き缶が散乱していないこと、車が横道から突然飛び出してきたりしないことがなどが分かっているのが、全体観をもった状況と言える。
全体を見渡すことができれば安心して前に進むことができるが、見渡せなければ強くて一歩も動けなくなってしまう。本人の性格がどうか、役割がどうかといった問題ではなく、全体観の有無が、行動できるかどうかを決定する要因になるということだ。
違う説明の仕方をすると、正しい全体観を持つとは、自分が取り組む仕事や課題のすべての道筋やプロセスが見えており、どこが重要なポイントかを理解していることだ。同様な問題が起きそうで、それがどのくらい深刻かもしっかりと認識している。
つまり、ゴールまでにどんな問題や課題が発生しうるのかを想像し洗い出して一つ一つクリアしていけば足が止まることは無いってことだと思います。
それでも足が止まる時 = 分かっていも動けないって状況の時は何が起こるのか、やらないといけないことが何なのかが分からない時だと思うのでこういうパターンの時は素直に質問しよう。
誰だって、最初は分からないんだから。
普段から、出来るだけ迷いを持たない
これはその通りですよね。
普段の日常の決断を迷っていような人が、仕事などの大事な場面で即決できるはずが無いですよね。
では、どうすれば良いのかが書かれているのが、この本の最高な所です。
①「自分がどういうことで迷うのか、なぜ迷うのか」整理してみる
②「自分がどういうときは迷わずにできたのか、なぜできたのか」整理してみる
③「いつも迷わずに行動している同僚、先輩、友人がなぜそのようにできるのか」整理してみる
④「自分としては、今後どうやって迷わないようにするか」整理してみる
自分の気持ちを向き合い整理することが先ずは大事ってことですね。
どんな経験も、なぜダメなのか?
上手く行った時は何が良かったのか?
あの人は何故上手くいくのか?
じゃー自分はどうやったら上手くいくのか?
こんなことを考えるべきってことですね。
普段から質問にできる限り即答する
できるだけ迷いを持たないに近いですね。
これも、当たり前と言われたら当たり前なんですが、難しいですよね。
こちらも、即答できるようになる方法が4つあるそうです。
相手の質問、問題指摘を聞きながら全部理解する
コツは、とにかく遠慮せずにメモをとる。
メモを取ることって失礼かなぁ・・・って思うことがありますが、真剣に聞いているということで相手の印象は悪くないそうです。
気にせずメモ取りましょう!
相手が話し終える少し前からどう答えるか決めておく
コツは、準備!
ある程度何が聞かれるのか分かっているのであれば、質問されそうなことを洗い出しておき、どう回答するのか考えておくのです。
ボクは、会話がどうしてもうまくいかず苦手なのだが、一番大きな要因が回答できない状況になることが怖いから、ひたすら話すことを心がけて訓練しています。
だけど、準備できることは、どんな場面でもあるんだから頭を使って考えようと思っています。
これはラッキー。
気づけてなかった。
ちなみに、前見た動画で話されていたのですが、元吉本の島田紳助さんは、会話の中では常に10個以上の回答を準備していて、その中から何が適切かを常に「選び」会話しているということがありました。
ここまでいけたら、会話するのも楽しくてしょうがないだろうなぁ・・・と妄想しています。
相手が話し終わったら即答する
こちらも一緒です。
聞き終わってから、どう答えるか考えるからテンパってしまい、余計何も出てこなくなるわけです。
聞きながら、何を答えるのか決めておくことが大事です。
まぁ、これができたら苦労しないのですが、今の自分は頭をフル回転させてないから先ずはそこからです。
メモしてるふりで、何聞くかメモしても良いのかもしれませんね。
相手がさらに質問、問題の指摘をしたにも、できるだけ即答する
これは経験だと思うんですよね。
失敗したからといって死ぬわけじゃない。
だから、どんどん前に進んでいこう。
明日から実践する目笑も決まったことをで・・・
話をする前に質問されそうな内容を洗い出し、それぞれの回答を準備しよう。
即断即決、即実行がめちゃくちゃ大事だということ
いかがでしたでしょうか?
即断即決、即実行ができるようになれば、確実に仕事が上手く行くようになると思いますし自信を持てるようになりそうです。
本にはここでは紹介できなかった即断即決、即実行を可能にするツール「オプション」と「フレームワーク」について書かれていますので、是非読んでみてはいかがしょうか?
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