話が論理的ではないと馬鹿にされたことがあります。
それは非常に辛いでしょう。
胸がモヤっとするかもしれません。
ですが、しかし、本当に論理的であるかどうかはさておき、論理的に思えるような話し方は、そこそこ簡単なんですよね。
もちろん、話している内容に筋道が通っているに越したことはないんですが・・・
今回は、外資系コンサルタントの友人から聞いた、論理的に思える話し方を説明したいと思います。
ぜひとも参考にしてほしいです。
論理的な印象を与えるためのポイント
それでは、論理的な印象を与えるためのポイントを順に説明していきます。
- 文章の中に数字を入れる
- 一文を短くする
- なんの話をするか前もって言っておく
- 伝えたいことは3つまでにする
一応、簡単な順にしたつもりです。
それでは紹介していこうと思います。
文章のなかに数字が出てくる
これは非常に簡単なのではないでしょうか?
実は、数字が出てくるだけで話や文章の印象がグッと引き締まるんです。
例:
数字なし
数年前から始まったコロナによって、株価が上昇した。
数字あり
2020年2月から始まったコロナにより、株価が2倍になった。
どうでしょうか?
印象としては下の文章のほうが論理的というか、ちゃんとした文章のように思えるのではないでしょうか?
人になにかを訴求するとき、数字を混ぜるのは広告などで昔からよくある方法であるんです。
今回は活字で表現したが、話でも非常に有効な方法です。
一文一文が短い
簡潔に、分かりやすい短文を積み重ねると、それだけで印象がよくなります。
以下がその例です。
一文が長いパターン
~~が~~で、~~だったので、でも~~は~~で、なので~~は…
一文が短い
~~は~~です。理由は~~が~~だからです。
下の方が分かりやすいのは明らかだと思うんです
例え話している内容が論理的でなくても、一文が長いよりかは短い方が明らかにいい感じです。
特に「~~で、~~で、~~で」と繰り返す人が多少いる、これは絶対に止めましょう。
完全にマナー違反です。
これをしてしまうと、責められてもしょうがないかもしれません。
深く考えずに「結論はAです。理由は2つあります。BとCです」と言うだけで驚くほど印象があがります。
ぜひ、試してみてほしいです。
外資コンサルの友人は、これができるだけでコミュニケーション能力は十分高い、と言っていました。
この練習方法については、次回記事を書いておきますので、こちらを参照してほしいと思います。
ちょっと気を付けるだけでできることで、無駄にネガティブな感情を抱かないでほしいんですね。
「今から~~について話します」
何か話をする前に「今から~~について話します」と言いましょう。
もちろん、話の最中で、なんの話をしているか共有できている場合は別です。
全体像を最初に話すことで、分かりやすくなり、印象がよくなります。
ここから派生して「今から~~について話します。考えなければいけない点は2つで、AとBです」と言えるようになれば非常に分かりやすいんです。
そもそもだが、「相手と~~の話題について共有できている」という考えがこちらの勘違いであるかもしれないという、いわゆる自責の考え方が身についていない人は、あまり魅力的ではないんです。
一回の話で伝えたいことを3つ以上入れない
まず、3つというのはあくまで目安の話です。
3つ以上でもいいが、少ないに越したことはないんです。
重要なのはあれもこれもと話を詰め込まないことですね。
延々と話し続けて、何が言いたいのか分からないってよくあります。
これが最もよくないんですけど・・・
当然と思うかもしれないが、何か話す前は何を話すか決めて、準備しなければいけません。
もちろん、最初から完璧にできる人はいません。
準備するのを忘れたり、準備不足だったりするかもしれません。
しかし、回数を重ねるごとに確実によくなるんです。
ま、周りに怪訝な顔をされても気にしてはいけないってことですね。
どんどん、前向きにチャレンジです。
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