中途半端に理想を描くのではなく、しっかりとした理想を掲げるのが大事

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最近、仕事いろいろと思うところがあって「◯◯だったらいいのになぁ」と頭に浮かんだ時は「自分が描く超理想な状態って、それで合ってるのか?」と自問するようにしています。

理想の意味は「考えうる最も完全なもの」である

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最も完全なものであるはずなのに、時として中途半端な理想を描いてしまうことがあります。

良く個人的な相談だったり、企業様からの相談で思うところは、こんな感じです。

「理想の仕事はなんですか?」

・今より仕事する時間が短くなったらいいなぁ
・今より収入がもう少し上がればいいかなぁ

いやいや、やりたいことでガンガン稼げるのが理想のはずですから、お金があれば仕事をしないというのが理想のはずです。

「今採用したい理想の人材は?」

・基礎が出来ていれば、育ててなんとかしよう
・でも、完全な初心者はいやだなぁ

いやいや、即戦力になって安く雇える人材が理想じゃないんですかね?

理想をきちんと考えることもせず、現実と比較して、勝手に妥協して、現実的な“理想”を描いてしまうのです

image 2 - 中途半端に理想を描くのではなく、しっかりとした理想を掲げるのが大事

しかも、妥協した“理想”なわけだから、それに向かって、努力するなんてバカバカしくて行動もしないのです。

手の届く位置にあるものを理想として描くのです。

ちょっと頑張れば、いつでも手に入るんだという安心感が持てたり、本当の理想が手に入らなかった時の保険にもなります。

妥協した理想を手に入れて『自分は幸せな人間だ』と言い聞かせている。

・・・なんて不幸なんでしょうか?

img 3312 - 中途半端に理想を描くのではなく、しっかりとした理想を掲げるのが大事

理想が『非現実的だ』とか『理想が高すぎる』なんて、本当は当たり前のことなんです。

理想は現実でもないし、現実が理想的な状態であれば理想なんて存在しないのですから。

年を取るほど、自制心が間違った方向に働きやすいんじゃないかと思うんですよね。

なんか、時代の流れに追いついていないというか、逆らっているなぁ…と思うことが多々ありまして。

もちろん、理想を現実にすることはできないかもしれない。

行動しなければならないし、その行動が報われないこともあります

けれど、本当の理想に合わせた施策を打たないと、理想に近づけないどころか、現状打破も出来ません。

勝手にブレーキを踏んで、努力する価値のない理想を掲げて生きていくのは、何も望まない人生よりツライ生き方だと思うのです。

まだまだ、クセが直らず中途半端な理想を描きがちなので「自分にとっての超理想な状態は?」と自問して、自分の理想に気づけるよう工夫しています。

いずれは、深く考えなくても、自分の理想を理解し行動し続けられるようにしたいですね。

最近は、徐々になんだかんだと近づいているのかな?と感じるようになってきました。

さ、今日もがんばろう。

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