マインドセットをたとえ話で分かりやすく解説してみようかと考えてみたら思ったよりも面白くなった

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今、熊本に来ています。

20221226191625 - マインドセットをたとえ話で分かりやすく解説してみようかと考えてみたら思ったよりも面白くなった

以前、参拝させていただいた神社に対して、お礼参りを兼ねた参拝です。

あと、もうひとつ目的があるんですが、そこはオフレコです。

マインドセットってなんだっけ?

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マインドセットは、経験や教育、先入観、思い込みから作られる考え方の癖です。

有名な例え話で説明しましょう。

ある2人の靴会社の営業マンAとBがいます。

2人は、靴を履く習慣がないアフリカのとある国に市場調査に行くことになりました。

その国に靴を履く習慣がないことを知らない2人は、到着した国での光景に驚愕しました。

その時の2人の感想はそれぞれ次の通りです。

営業マンA:「誰も靴を履いていない!ここは靴を履く習慣がないのか!これじゃ靴を売っても売れないぞ!」

営業マンB:「誰も靴を履いていない!これはチャンスだ!靴の良さを宣伝して売れば、市場はがら空きだから大儲けできるぞ!」

この営業マンのとらえ方の違いがマインドセットです。

2人とも同じものを見たはずなのに、考え方の癖が違うから別々の感想を持っているのです。

マインドセットはよく色眼鏡に譬えられます。

人は、常に現実を色眼鏡で着色してみているのです。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

なぜこのようなことが起こるのでしょう?

それは、情報が足りないからです。

靴を履く習慣がないが、その習慣を変えるのは無理だろう。

第一、靴を買うお金さえないのかもしれない

こういう感じで営業マンAは考えたのかもしれません。

しかし「習慣を変えることは無理」「靴を買うお金がない」は予想でしかなく、本当にそうかは情報がないとわかりません。

みんなは靴の存在を知らないだけなんだ!

靴の便利さを伝えれば、みんな靴が欲しくなってどんどん売れるぞ!

こういう感じで営業マンBは考えたのかもしれません。

しかし「靴の存在を知らないだけ」「靴の便利さを伝えれば、みんな靴が欲しくなる」は予想でしかなく、調べてみなければわかりません。

情報が足りない部分を、無意識のうちにマインドセットが補って予想しているのです。

しかし、その補うのに使われた情報は、自分の経験や思い込みで作られたものであり、正しいとは限りません。

マインドセットは書き換え可能なのです。

営業マンAも営業マンBのように考えるようになることも可能です。

マインドセットと根性論の違いはわかりますでしょうか?

世間で言われている「やれば出来る」というマインドセットは、ともすれば根性論と混同されがちです。

しかし、両者は根本的に異なるものだといえます。

マインドセットとは、課題や解決の方向性などあらゆる観点を織り込んだ有機的な考えです。

それに対して、根性論とは気合があれば何でもできるという「気合」のみに頼った考えです。

マインドセットは、気合だけではなく、前向きさやチャレンジ精神等を含んだ考え方です。

マインドセットの正しい変え方

マインドセットを変える、すなわち固定観念を再構築することは、簡単ではありません。

それこそ子供のころからついた習慣という基礎部分を全面的に改修しようというのですから、強い意志を持って臨まなければなりません。

とはいえそれは決して難しいことではなく、ポイントをおさえることで、効果的に改善していくことができます。

Vol.1:目標や望む姿を言語化する

イメージだけでは漠然としていますが、言葉にすることで明確なビジョンとなります。

Vol.2:目標に向かって日記をつける

毎日、記すことで目標を意識し続けることができます。

Vol.3:やると決めたことを実行する

頭に思い浮かべるのと、実際に行動するのとでは大違い。

一歩目を踏み出す習慣をつけましょう。

Vol.4:後からではなく、今すぐにやる

頭の中で考えをめぐらすよりも、思い立ったら即行動してみましょう。

Vol.5:思考や行動の癖を指摘してもらう

改善したい思考や行動の癖が出ていることを他人に指摘してもらいましょう。 

自分が直したいと思う習慣は無意識に行ってしまうことが多いですから、家族や仲間に指摘してもらうことで気付くことができます

Vol.6:自分を向上させることに関心を寄せる

マインドセットを変えることにより、自分の才能を伸ばせるということをポジティブに考えましょう。

Vol.7:自分の敵は、つねに自分

やればできる、を阻むのはいつも自分です。

ネガティブなリミッターを外しましょう。

Vol.8:苦労を覚悟でチャレンジする

チャレンジという努力の先に成功があります。

その努力を誉めながら成長していく自分を楽しみましょう。

マインドセットを変える際の注意点があると思います

新たなマインドセットをする場合、必ず徐々に変えていきましょう。

なぜなら、今の状態を変えるということは、とても大きなストレスを伴うので、自己嫌悪に陥ってしまう可能性があるからです。

マインドセットを再構築するということは、過去からいままでの自分と向き合い、そして自分の歴史や経験、考え方を否定していくことになります。

マインドセットをしている最中に思い通りにならなかったり、失敗してしまったとしても、そのポジティブなトライをした自分を褒めてゆっくりトライし直してみることが大事なポイントだと思います。

さて、明日もがんばりますか。

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