奥さんといろいろな話をしている中で、話題になるのが「断捨離」「シンプル」「モノを減らす」ということです。
ふと、「シンプルに生きることを目指す上で、ゴールってどこなんだろう?」と考えてみました。
何をもって、シンプルに生きようと考えるようになったのか?
よくよく考えたら、ただモノを減らしたりするだけがシンプルであったり、ミニマリストじゃないですよね?
そして、モノを減らしたからシンプルになったのか?というと、またなんだか違う気がします。
そのあたりについて、ちょっと色々掘り下げてみました。
ボク自身がモノをミニマル化する理由
ボクがブログを開始した日に書いた記事を読んだら「今まで生きていた分の埃を取り除いている」と書いてありました。
この考え方は、今でも変わっていないです。
埃というか、過剰な装飾品というか。
今の自分は、ゴテゴテしたものがまとわりついている状態だな、と思うんです。
今の時代は非常に便利になったもので、ありとあらゆるモノや情報が、あちらこちらに散らばっています。
テレビ、雑誌、インターネット、本、広告。
自分が望んで選択している情報もあれば、意図せず入ってくる情報もあります。
そういったものに振り回されすぎている自分がいる。そのことに気がついてしまいました。
認めたくはないけれど、今のボクは「自分自身」でなく、周りに作られた「自分自身のようなもの」だ。
ボクが「ボク」だと思っていたものは、本当は存在しない。
流行りのものを追いかけて、周りが与えてくれる情報を咀嚼もせず鵜呑みにしてモノを追いかけて、手に入れてみて。
それでも満たされなくて、またフラフラと別のモノを探しています。
だから、いつまでも現状を不満に思っていて「自分を変える」系の本に救いを求めています。
そう感じて、ゾッとしたわけです。
これは、一度リセットする必要があるなって感じたわけです。
どこかでそう思ったのでしょう。
そこで辿り着いたのが、「モノのミニマム化」でした。
ボクにとって、「ミニマリズム」は通過点でしかない
ミニマリストであったり、ミニマリズムに関しては、様々な意見があると思います。
肯定、否定、別にどっちでもないという人もいるでしょう。
別にそれは良いと思います。
色々な人がいて、色々な考え方がある。
思考に正しいも正しくない。
ただ、ボクはモノを「ミニマム化」して、全て一度リセットしたい。
リセットした先にあるのは、何もない「まっさらな自分」です。
情報もモノもない。
ありのまま、と言ってしまうとちょっとクサいんですが、でもその状態の自分自身が、「最大限にシンプルになった自分自身」が、何を良いと思うのか、何を嫌だと思うのかを知ってみたいって思ったんです。
それを軸に、ちゃんと自分の人生を、自分で選択して生きていきたいって思いました。
今は情報やモノに装飾されすぎて、本当に自分が感じたことが見えづらくなっている状態です。
だから自分で取捨選択ができないし、流されるままに生きてしまっている。
だってその方がずっと楽だから。誰かの所為にできるから。
周りにも自分にも言い訳ができるから。
こう考えてみると、本当にわたしはどうしようもない人間なんだなあ、と、ネガティヴな視点でなく、フラットな視点でそう感じます。
だから、ボクは、「モノを最大限に減らしてやったぜ!!!」ということをやりたいというよりは、自分が自分らしく生きられる状態に持っていくことが目標だったりします。
それが、ボクにとってのシンプルな生き方で、ミニマム化は、あくまでそこに至るまでの通過点です。
だから、全部シンプル化したあとは、色々自分で選択するようになって、もしかしたら今よりモノに囲まれた暮らしになるかもしれない。
でも、それでいいのかなと思うんです。
自分が自分に満足さえすれば。
そう考えながら、わたしは今日もせっせとモノを減らす実験をしてみたり、愛用品を点検したりしてみるわけです。
「これをどういう理由で選択したのか?」
「これが本当に欲しかったのか?」と。
そのためには、なんだってチャレンジあるのみ
一度リセットしてみなければ、わからないことがある。
その知らない世界を見てみたい。
そのとき自分が何を思って、どうするのかを知りたい。
まさに、「見たことのない景色、見せてやる」と自分に言いたい気持ちです。
そんな単純な好奇心を綴ったブログを見てくださっている方には、本当に感謝しかありません。
日々ブログのアクセスが増えていて、見ていると少なからずリピーターとして足を運んでくださっている方もいるようです。本当に、本当にありがとうございます。
ボク自身は、まだまだひよっこです。
アンテナを磨いている最中です。
なので、少しでも引っかかったことややってみたことをこうして記録して、自分自身を整理していこうと思っております。
こんなボクの生き様ですが、少しでも何か皆様のお役に立つことができれば嬉しいです。
さて、また明日からも、せっせとシンプルに生きるために色々やらかしたりしてみます。
お付き合い頂けますと幸いです。
思った以上に乱文になってしまいました。
お見苦しい部分もあるかと思いますが、お読みいただき、ありがとうございました。
さて、明日もがんばりますか。
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