朝から、奥さんと「意識」「考え方」についてのお話をビールを呑みながらしてました。
マジで、奥さんとの会話は気づきがたくさんあって、本当にすごいなって思います。
これは仕事だけの問題でもなくて、プライベートでも同じことが言えるのではないでしょうか?
どうにも責任感や、意識が薄い人が多くなってきているんじゃないでしょうか?
この問題は、20代だけではなくて、30代~50代にも潜んでいる問題なんじゃない?って話になったんです。
確かに、そうかもしれません。
昔から気になっていたのが、仕事を依頼したときに、即座に「無理です!」「出来ません!」と答える人がいたなぁ…って思ったわけです
話をしながら、さて、ホテルもチェックアウト。
ちょっと、帰りにもんじゃを食べてから帰ろうということで、街へ出たんですが、すごい人だかりでした。
さて、そんな話を戻しまして、このように即座に「無理です!」「出来ません!」と言われてしまうと「…で?」「だから?」という不思議感が、ちょっと前までのボクには湧いてきたんですよね。
ここで誤解の無いように言っておくと、ボクは何も「無理難題」を押し付けているわけでもなく、出来そうもないことを「やれ!」というパワハラのようなことを言っているわけでもないのです。
期間的に不可能なことを「何とか間に合わせろ!」と言っているわけでもありません。
または、割り込み作業として「悪いけどこれなんとかやってくれない?」的なものでもないです。
純粋に、その人のメインの仕事の依頼なのです。
多少難しい仕事の内容であることもあります。
ですが、仕事として「必要なこと」であるから、それを依頼しているのです。
ここで「無理です」の前にきちんと整理しないといけないのではないでしょうか?
ボクが気にしているのは、まず「このような仕事の内容をお願いしたい」といった依頼に対して、スケジュールの話や人員体制、フォロー体制などは、まだ説明していない状態にもかかわらず、真っ先に「無理です」と答える人たちのことです。
「無理です」と言ったらそこで終わってしまう
今回、もんじゃを食べにきたお店でも同じようなことがありました。
注文だったり、作り方だったり、いろいろなことで「無理です!」「出来ません!」って言われたわけです。
ここで無理だと即座に言われても「じゃあ仕事しないの?」「じゃあ何するの?」ということになってしまうじゃないですか?
ですが、このお店では、面白いことがありまして…
今回はお店の人とも上手く交流、会話が成り立ちましたが…
そうではなくて「何がどのように無理なのか?」をきちんと相手に伝えないといけないし、コミュニケーションが大事なんじゃないかって思うわけです。
これでは、子供の「やだ!」「やりたくない!」と一緒のレベルです。
この人は、本当に社会人の意識があるのか?と強く思ってしまいます。
その依頼が実現できるかの検証は、もちろん必要です。
- 自分のスキル的に実行できるレベルの内容なのか?
- スケジュールはどのぐらいあるのか?
- 作業遅延の場合のリスケの余地はあるのか?
- 作業遂行に疑問点や不明点がある場合のフォローや対処法はどこまで確立されているのか?
- 明らかに無理な作業内容・スケジュールではないか?
こういったことは、全てではないにしても、当然確認する必要があります。
それは、仕事を請け負った時点で責任が生じるからでもあります。
また、出来る出来ないの判断材料として、必要な確認事項でもあります。
まず「無理です!」と言う前に、まずは上記のような説明が作業指示者から続いてあるのか? を待つ、もしくは確認するのが常識であります。
仮に、丸投げ指示のような無責任な指示者に対しては、こちらから突っ込んで確認すべきです。
例え、どんな人だろうが、聞きづらい人だろうが、怖い人だろうが、仕事である以上遠慮していてもしょうがありません。
もし無理なのであれば何がどのように無理なのか?
もし依頼された仕事が明らかに無理だと判断したとします。
だとしても、それを一言で「無理です!」と答えてもしょうがありません。
前でも書きましたが、正に子供ではないのですから。
何が無理(問題)なのか?を伝える
- スキル的なものが問題なのか?
- スケジュールの問題なのか?
- 予算の問題なのか?、
どこまでなら可能なのかを伝える
- このスケジュールならこの範囲まで可能である
- 現在の情報やスキル等ではここまでの品質なら可能である
このように、依頼された仕事に対して、考えられることがあります。
- 何か問題があるか?
- もしも、あるとすれば何が問題であるか?
- 現在では、どこまでが可能なレベルなのか?
本来はこのようなコミュニケーションをお互い取るべきです。
当たり前のことですが…
しかし責任感が薄かったり、指示されたことしかしようとしなかったり、大変な仕事は受けたくない出来るだけ楽したい、といった考えの人だと、このようなコミュニケーションを取らずに、「無理です」もしくは中途半端の認識で無責任に仕事をするかのどちらかです。
本当に無理であれば、はっきり伝たえないとわからない
前でも書いたとおり「どこまでは可能でどこまでは無理です」といった仕事の整理や確認は必要です。
その上で無理だと判断した場合は、はっきりと言うべきだと思います。
「無理です!」と当然何がどのように無理なのかの説明は必要です。
出来れば。
しかし、世の中の社会には、明らかに無理だとわかっていてもやらせる輩もいます。
もしくは、仕事を依頼しているにもかかわらず、問題点やリスクを考えられない人や責任を被りたくない人もいます。
このような場合、立場上どうしても弱い立場にいるものですから、何となく引き受けたり、出来なくても関係ないや、と開き直ったりする人もいます。
しかし、明らかに無理なことは、やはり最初に明確にしておくべきではないでしょうか?
これで仕事が遂行できず、自分のせいにされてはたまったものではありません。
その時に、上司や先輩にはっきり言える人であれば良いですけど。
- 「私は無理だと言いました、理由も付けて」
- 「それを承知で遂行させたのはあなたです」
こういう感じで言っても、時には泣き寝入りするしかないこともあります。
ですが、やはり出来るだけ自分を守る術は身に付けたいものです。
どんな立場の人間であろうが、自分のことを理解して守ってくれるとは限りませんから。
いかがでしたでしょうか?
あくまで、ボク自身の体験談ではありますが、社会人歴に関係なく、即座に「無理です!」と言ってくる人がいます。
こういったことは、ネガティブ思考の人の方が多かったわけです。
- 「無理です!」
- 「出来ません!」
これを初っ端で出されてしまうと会話が止まってしまうし、何より無駄な神経を使わなくてはいけなくなるのがシンドイです。
結構、丁重にわかりやすく伝えているつもりなんですが、なかなかうまくいかないものです。
説教たれて教育できるものでもない問題なんですが…
仕事が出来る出来ないよりも、このような社会的常識は身に付けていてほしいなぁ…って思ったりします。
逆にこちらの仕事指示に対して、説教してくる人の方が有り難いのかな?って思ったりもします。
それだけ真剣に考えているからなんじゃないでしょうか?
そんなことを感じた今日このごろ。
では、これから帰ります。
さて、明日もがんばりますか。
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