今日は、打ち合わせ三昧でした。
また、今回いろいろ思うところがありましたので、別記事で書こうと思いますが、今回は、昨日の続きで相手の本音を聞く方法について、まとめていこうと思います。
前回の記事は、こちらです。
2.相手の本音を聞く
こういうお話になると、思いっきり壁を作る人が多いんですけど…
「そんな簡単に、相手が本音で話してくれるわけがない」
こう思う方と多いと思います。
こんな法則を誰が決めたんだよ…ってお話です。
昨日の記事を読んでもらうとわかりやすいかもしれませんが、自分の本音に気がついたら、相手にも本音に気づかせることができるではないかというように、まずは、考えます。
要するに、直接的に聴きだすということではなく、こちらの質問によって、相手の本音を引き出すというと、少しわかりやすいと思います。
まずは、相手の話を集中して聴くということが最初のステップ
相手の話を集中して聴くとは、相手が話をしている時に、自分から出てくる、判断や評価などの考えを一旦、脇に置いておくということです。
誰しも、話を聞きながら、自分が話したいことを考えています。
それを一旦控えて、聴くことのみに集中してみることが大事なわけです。
その上で、相手が話したことを「受け取った」というサインをしていきます。
相手が話したことをまとめて話したり、繰り返すだけで、相手には「聴いてくれている」と感じてもらうことができます。
相手が同じ話をグルグルしているような、場合は
「今まで聞いたことを受け取れたか確認してみたいから、自分から伝えていいですか?」
こんなように聴いてみましょう。
これをやるだけで集中して聴くことで、相手は「この人は話を聴いてくれる人だ」と感じてくれるようになります
相手と信頼関係が築けて、話が聞けるようになったら、相手が本当に大事にしていることを聞いていくようにします。
その前に、まずは昨日の内容の、自分が自分の本音に気づくことができるようになっている必要があります。
その上で、相手の感情を尋ねるようにしていきます。
この時に、注意が必要なのは「自分の判断や解釈で決めつけない」ということです。
「こう思ってるんだよね?」
ねはなく、
- 「こう思ってるの?」
- 「こう感じているの?」
このように、わからないから、教えてほしいというような謙虚な気持ちが大切じゃないでしょうか?
間違えても構わないので、相手が感情に気づけるように手伝うような意識で、確認をしていきましょう。
ここまでが、前回からの続きになります。
そこから、自分の本音同様に、本当に大切にしていること。ニーズについて、尋ねて行くようにします。
たとえ話を入れながら考えてみたいと思います
「同僚が上司に頼まれていた仕事を忘れてしまっていた」というようなことがあって、相談を受けたとします。
その時に「仕事を忘れて、焦ったし、不安になってしまったの?」というようにまずは感情を訪ねていきます。
そうすると相手は「不安というか、恐怖かなぁ」というように、自分の感情を伝えてくれるかと思います。
そこまでで、同僚は自分の感情に気がつくことができました。
今度は、なにを大切にしているか、ニーズを尋ねていきます。
「上司との信頼関係が大事だから怖いと思っているの?」というようにです。
そうすると、同僚からは、こういう意見がでてくるかもしれないわけです。
「信頼関係はもうないかもしれないし、それ以上に家族が大切だから、自分の仕事がうまくいかないのが困る」
このように、自分が大切にしていることを話して、自分で気がつくことができるようになっていきます。
たとえ話を出しましたが、ニーズは一つとは限らないので、自分の感情かあっちこっちに移動しながら、ようやく気がつくということもあるようです。
その中で自分が納得するものに出会い、相手に「理解してくれた。」というように感じてもらえることで、信頼関係はさらに深まります。
誰しも、普段の会話では、判断したり、評価したり、アドバイスをしてしまいがちですが、本音でコミュニケーションをとるには、相手の感情とニーズを尋ねる質問をしていくようにすると、よいと思います。
それ以外は、相手の話を集中して聴く。
ただありのままを受け取ったということを相手に伝えていく。
最初は難しいかもしれませんが、意識して習慣化していくと、不思議とできるようになります。
ポイントは相手に興味を持ち続けることですね。
自分の考えを話すのではなく。相手に興味を持って、意識を向け続けていくのが大事なんじゃないでしょうか?
今日も無事にがんばったのでいつものお店で、ひとり打ち上げ。
さて、明日もがんばりますか。
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