今日は、とあるお店にプレゼンに行ってきました。
ちょっと以前から気になっていた京都のお店で、いつも利用させてもらっているお店で、親切にしてもらっている系列店です。
待ち合わせまで時間があるので、一杯。
やっぱり一日頑張ったなって感じになります。
さて、プレゼンをしているときに、お店で話題の商品をご紹介いただきました。
めちゃくちゃ肉厚の牡蠣です。
この牡蠣を見て思ったわけです。
世の中には「当たり前」と言われることがたくさんあります。
当たり前に疑問を持ったことが何回あるだろうか？ってことです。
その「当たり前」のことが、本当に「当たり前」なのかと疑問を持つことは、誰でも一度はあるわけです。
ボクも、この「当たり前」という言葉をよく使ってしまうわけなのだが、「当たり前」のことがおかしいこともあるのではないでしょうか？
当たり前とは
あたりまえ【当たり前・当り前】
『大辞林 第三版』（三省堂）より引用
（ 名 ・形動 ） ［文］ ナリ
〔「当然」の当て字「当前」を訓読みした語〕
① だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然なこと。また、そのさま。 「困っている人を助けるのは－のこと」
② 普通と変わっていない・こと（さま）。世間なみ。なみ。 「 －の人間」 「 －にやっていたのでは成功しない」
この「当たり前」という言葉は、上記のような意味だが、言い換えれば、世間一般に蔓延る価値観や、一般常識と言われるようなものが、「当たり前」のことなのかもしれません。
正誤は関係なく、大多数の人が「それが普通」と思い込んでいることが、「当たり前」のことなのではないでしょうか？
我々は、これまで生きてくる中で、様々な場面でこの「当たり前」を刷り込まれて、「当たり前」が正しい事だと思い込んでいるわけです。
しかし、ここで考えないといけないことがあると思うんです。
「当たり前」＝「正しい事ではない」ということ
大多数の人が、そう考えているというだけのことなのです。
ボクたちは、ともすれば、少数派を異端だと見なしてし、否定的に見るが、多数か少数かということが物事の正誤を決めるのではないのです。
多数でもおかしなこともあるし、少数でも正しいこともあるのではないでしょうか？
それを無視して、多くの人がそう考えているのだから、実際は別にして、それが正しいのだと言わしめるのが、”当たり前”という言葉なのかもしれません。
当たり前は、日々の生活中で変化している
世の中の「当たり前」と言われているものは、時代の流れや、社会の風潮の変化によって、変わっていくわけです。
例えば、一昔前なら、サービス残業や長時間労働など「当たり前」であったわけで、法律に反しているにも関わらず、それが”当たり前”だからという理由で、黙認されてきたのです。
サービス残業や、長時間労働に理不尽や疑問を感じながらも、「当たり前」だからと、割り切ってきた人がほとんどなのではないでしょうか？
しかし、最近では、社会の風潮の変化により、サービス残業や長時間労働を厳しく取り締まろうとする動きが出ているように感じます。そのひとつが働き方改革なんじゃないかと思っています。
ひと昔前は「当たり前」であったことが、最近では当たり前でなくなろうとしているのです。
これは、「当たり前」と言われていることが、必ずしも正しいわけではないし、「当たり前」が時代の流れとともに変化する流動的なものであることを表していると言えるのではないでしょうか？
今「当たり前」と言われていることが、一年後には「当たり前」でなくなっているかもしれません。
それくらい、「当たり前」と言われているものは曖昧なものなのではないでしょうか？
そんなものを「当たり前」だからと信じて、他者にも強要したり、「当たり前」でないものを排除するというのはいかがなものかと…思ったりするわけです。
常に世の中の当たり前を疑う事が大事
上記のように「当たり前」のことは、明日には「当たり前」でなくなってしまうかもしれないもので、それが絶対的なものではないのです。
だから、何でもかんでも「当たり前」と言って人に押し付けず、「当たり前」だからと言って、自分を無理に納得させたりせず、「当たり前」を疑ってほしいと思うのです。
そもそも「当たり前」が間違っている、おかしいと思うことも少なくないはずなんじゃないでしょうか？
そう「当たり前」から解放されたら、今より多少なりとも人生が良いものになるのかもしれないと思ったのでした。
今日は、最高に有意義なプレゼンができました。
そして、また新しい可能性が見えたように感じます。
さて、明日もがんばりますか。
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