とある経営者との打ち合わせ。
経営者というか、経営できていないんじゃない?って思うぐらい適当にやっている会社だとボクは思っています。
そんなところから、ちょっと今日は、角度を変えたモノの見方で書いてみたいと思います。
今が人生のどん底だから、あとは這い上がるしかない
こういう感じで、人を励ましたりしますよね。
でも、人生にどん底なんてないと思っています。
人生、そんなに甘いものではありません。
あるのはいつまでも落ち続ける底なし沼ではないでしょうか?
落ちれば、いつまでも落ち続ける
人生のどん底なんて、人それぞれ異なるとは思いますが、何もしなければ落ち続けます。
仮に、40代中盤で、会社が倒産し無職になった男性がいたとします。
無職で収入もなくなり、再就職がなかなか決まらず、妻とも離婚しました。
この男性は、その時は、きっと人生のどん底だと感じることでしょう。
でも、これがどん底ではありません。
もっと落ちることだってあります。
例えば、その後、再就職がいつまでも決まらない状態が続けば、なけなしの貯金は底をつき、明日、食べるものにも困るという状態になったとします。
どん底だと思っていた状態から、さらに落ちたといえます。
このように、どん底と思っていた地点から、さらに落ちることだって十分あり得ます。
落ちている時は、緩やかに、でも、確実に落ちていきますので、いつの間にか、どん底からさらに落ちていたなんてことがあります。
結局、底がどこにあるかなんてわからないのです。
落ちたらできるだけ早く這い上がるほうが良い
底なし沼なので、落ちるときは、どこまでも落ち続けます。
だから、ここがどん底だなんて、希望的かつ楽観的観測なんてしないでください。
ここがどん底だから、これ以上落ちることはないなんて油断せず、少しでも早く這い上がることを考えるほうがいいです。
もちろん、這い上がろうともがいて、さらに落ちてしまうこともあるかもしれません。
それでも、何もしないよりはいくらかマシです。
どん底なんてないのですから、何もしなければ、気付かないうちに取り返しのつかない所まで落ちてしまいます。
落ちたら落ちた分だけ、這い上がるのは大変です。
「ここがどん底だ」
そうと思えるうちは、まだ余裕があります。
もっと落ちれば「もうどうにもならない」と諦め「終わった」「詰んだ」と思って、どん底だなんて考えることさえありません。
どん底だと思って、打ちひしがれる暇があるなら、少しでも早く這い上がれるよう行動を起こしたほうがいいかもしれません。
とりあえず、今日訪問して思ったことは、こういう会社は、先が短いんだろうな…という印象でした。
他を見て、自分を振り返る。
とても大事なことです。
岐阜への弾丸の旅。
京都に戻ったら、なんと551蓬莱の前には行列です。
すごいな。
やっぱりブランドですね。
さて、明日もがんばりますか。
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