さて、宮古島に来て2日目です。
子どもたちが自然を堪能してくれて、本当に笑顔満載の日々を送ってくれて、企画している身からすると本当に感動の毎日です。
さて、今日は池間島へと渡り、海岸で貝を拾ったり、海をただただボーッと眺めたりの午前中からスタートしました。
さて、そんな海に夢中になりながら、ふと思ったことがあったので、今日は、そのことを話題にしてみたいと思います。
多分、多くの人が、悪口を言ったり、悪口を言われた経験があると思います。
人間ですから、人に対していろいろな感情を持つと思います。
悪口を言わないようにするために、相手の長所を見つけようとか、悪口を言うと自分の評価を下げることになるとか、悪口を自重するための方法を書いた記事をみかけます。
相手の長所を見つけようとも、嫌いな人は嫌いですし、自分の評価を下げるとわかっていても言ってしまうのが悪口です。
少なくとも私は、そこまでできた人間ではありません。
悪口を言うことだってあります。
悪口と指摘という部分を間違えて認識される方が多いのも事実ではあるんですが…
それでも、悪口に対して一つだけルールを決めています。
完全に実践できているかは怪しいですけどね。
その人が属する集団の中では、その人の悪口は言わない
悪口を言う場合、ストレス発散などの意味合いもあるとは思うのですが、突き詰めて考えると、あいつはダメな人間だというのを主張し、悪口の対象を貶めたいという心理が働いていると思います。
自分が悪口を言うことで、悪口を言われた対象は、その集団の中で皆から悪口を言われ、孤立し、排除されてしまうかもしれません。
人を追い詰めるこの行為は、人としてあるまじき行為です。
今となっては少しわかるようになってきましたが、そもそも、相手を詰めまくって生きてきた人間としては、簡単に変わることはできませんでしたし、圧倒的な努力というか、血を吐くような日々を過ごしていたことは、今ではとてもいい思い出です。
人が他者にどんな感情を持とうと、それは、個人の自由です。
しかし、その個人の感情をもとに周囲の人を扇動するようなことをするのは、人としてクズとしか言いようがありません。
みなさんも、こういうことをされるのは嫌だと思います。
自分がされて嫌なことは、人にもしないのが鉄則です。
子どもでも分かることですよね。
だから、その人が属する集団や、人間関係の中では絶対に悪口は言ってはいけません。
その人が築いたものを、あなたの感情で壊す権利はありません。
特にスピリチュアル系の人間は、笑顔でそういうのを壊そうとする傾向にあります。
あんたが、こちらがどんな人生を歩んで苦しんできたかなんてわかるわけがなかろうに…と言いたくなるわけです。
ネガティブな感情からは、ネガティブな感情しか生まれません
特殊な癖を持っていなければ、悪口を言われて良い気分がする人はいないと思います。
ボクも幼少期の時に、悪口を言われているのか、いじめを受けていたのかもわからない時期がありました。だから、特に気分を害するということがなかったわけですが、道理に外れた行為、発言があったときは、喧嘩となっていました。
あなたが、誰かの悪口を言えば、その誰かはあなたに対して良い感情を持つことはありませんし、悪い感情を生むことでしょう。
逆も、また然りです。
ネガティブ感情があなたと、悪口を言った誰かの中で渦巻くだけです。
また、その人が属する集団の中で悪口を言った場合、その人と仲の良い人も、あなたに悪い感情を持つことでしょう。
人間の腹の中なんてわからないものですから、自分の味方だと思っていた人でも、あなたに悪い感情を抱くことだってあります。
その人が属する集団の中で悪口を言うということは、自分の敵を自ら作る行為でもあると言えます。
ま、ちょっと前まで、ほんと付き合っていた人間が悪かったんだろうな…って思うわけですけど。
なんで、そんな時間を使って来たんだろう?って思うこともあります。
だから悪口を言ったって、何も良いことなんてないんです。
じゃあ、悪口はいったい誰に言えばいいのだろうか?
悪口の対象となる人と、全く関係のない人に言いましょう。
そのうち、全く関係のない人に言っても、仕方ないと気づき悪口を言うこと自体なくなっていきます。
そもそも、悪口を言うということは、悪口の対象に関心を向けているということになります。
悪口を言いたくなるほど嫌いな人なのに、関心を向けているなんて、少し頭のおかしい方がすることではないでしょうか?
悪口は、不利益しか生まないし、不毛なやり取りが増えるだけ
職場、学校、ママ友等々様々な集団に属し、様々な人間関係を形成していると思います。
そこで生じる人間関係の悩みは、たぶんほとんどがこの悪口に起因するものではないでしょうか?
みなさんが、少なくとも悪口の対象となる人が属する集団の中では悪口を言わないということを徹底すれば、悪口を言うことも言われることなくなるのですから、誰もが嫌な思いをしなくて済みますし、余計な気苦労もなくなると思います。
特に、子育てにおいてどの親御さんにも言えることですが、ご自身の子どもの悪口を言っていれば、子どもは親をどう見ているのか?というのが子どもは見抜いているわけです。
あっ、この親は何を言ってもボクのこと、私のことを認めてくれないんだな…と。
子どもへの文句を言いたい、指摘をしたいと思うのであれば、自分自身の所作から見直されたほうがいいのではないでしょうか?
だいたい、大人がそもそもできていないことのほうが多いですから。
結局、自分が嫌な思いをせず過ごすためには、人にも嫌な思いをさせてはいけないのです。
こんな簡単なこともできないとは、この世は(自分も含め)ろくでもない人間ばかりになってしまうのではないだろうか?と、ふと思ったのでした。
今日の晩ごはんは、子どもたちが一生懸命作ったカレーライス。
そろそろ、ボクもお腹が空いてきたのでいただきたいと思います。
さて、明日もがんばりますか。
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