自分がわからない人は自分を形容する言葉がわからない、人間そんなに単純にできていない

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今日は、母の日のお祝いで、義母とご飯に行ってきました。

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かに道楽へお出かけしてきました
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奥さんも、義母も甲殻類が大好きなんです

さて、今日は義母との会話で出てきたキーワードからです。

「本当の自分」「自分らしさ」「自分探し」

こんな言葉を耳にしますが、みなさま、いかがでしょうか?

みんな、自分がわからないらしいのです。

自分がわからない人は自分を形容する言葉がわからない、でもそれって当たり前で人間そんなに単純にできていないと思います

自分がわからないと言っている人は、自分を形容する言葉がわからないのです。

でも、これって当たり前のことなのです。

人間は一面的な生き物ではありません。

例えば、真面目な人が時には不真面目になることもあるでしょう。

外ではきちんとした身なりをしている人でも、家では高校時代のジャージに首元がダルダルのTシャツでだらしない身なりで過ごしていることもあるでしょう。

人間は相反する面を同時に持ち合わせることもあるのです。

そういった多様さを持つ人間を言葉で表すのは難しいのです。

「真面目ですが、不真面目な面もあります」

こうやって聞いたら、結局どっちやねんとわけがわからなくなりますよね。

それでも、自分はこういう人間だと言っている人っています。

それって、自分の特徴の中でも受け入れられやすいものを言っているか、自分がこう思ってもらいたいという特徴を言っているにすぎません。

だから、自分がどんな人間かと聞かれたら、受け入れられやすい特徴か、こういう人間だと思ってもらいたいという特徴を適当にピックアップしてお伝えすればいいと思います。

どういう人間かを判断するのは他人ですから。

自分がわからない人は自分が持っている自分と、他者から見た自分が一致していない

自分はこういう人間なんだと思っているイメージと、他者から見た自分のイメージが一致していないと、自分がわからなくなります。

でも、これって一致しなくても仕方ないのです。

自分で持つ自分のイメージは自分の主観で規定するもので、他者から見た自分のイメージは他者の主観で規定するものですから一致しなくて当然です。

例え一致していなくても、自分で持つ自分のイメージも、他者から見た自分のイメージも、どちらも本当の自分です。

自分で持つ自分はあなたにとっての真実、他者から見た自分は他者にとっての真実なのです。

人間(=自分)は多様な面を持った生き物なのだということを理解しましょう。

自分

「本当の自分」

上記のことから考えると、本当の自分というのはたくさん存在することになります

自分の周りに存在する他者の数だけ、本当の自分がいるといっても過言でありません。

どれもが本当の自分です。

「自分らしさ」

あなたは既に自分らしいと言えます。

今の自分は過去の経験、日々の積み重ねからできあがったものです。

誰一人として、あなたと全く同じ経験、日々を積み重ねた人はいません。

今のあるがままの姿があなたの自分らしさと言えます。

そして、明日のあなたは今とは違う自分らしさを持ちます。

今日という経験、日々を積み重ねるからです。

自分らしさは日々変化するものです。

ただし、先にも述べたようにそのあなたらしさを言葉にすることは容易ではありません。

「自分探し」

探してもどこにも落ちていません。

わかりにくいかもしれませんが、今の自分が自分です。

自分は既にそこにあるのです。

今日は、ここらへんで。

お嬢様に睨まれておりますので…

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さ、明日もがんばりますか。

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