今日は、岐阜でお仕事してきました。
ご褒美で、今日は取引先の方がおすすめしてくれる焼き肉屋さんへ。
仕事には、三本柱があるという話を、以前、同業の先輩から聞いたことがあります。
仕事を辞めたくなった時は、この三本柱を軸に評価し、1つでも満足できるものがあるなら辞めないほうがと良いと助言を受け、ボクも仕事やプロジェクトを辞めたくなった時は、仕事の三本柱をもとに検討しています。
仕事の三本柱
1.人間関係
退めたくなる理由の上位にくるのがこの人間関係ではないでしょうか?
人間関係が良い環境であったり、プロジェクトというのは、本当に少ないと思います。
ボク自身も何回か経験しましたが、人間関係が良いというか、まともだと感じた現場は皆無です。
くだらない噂話や、悪口、いじめ等、程度の差はあれどの環境にも、どのプロジェクトにおいても人間関係の問題は存在します。
人間関係が退職理由の上位にくること自体おかしなことだと思います。
プロジェクトは、組織の目的遂行のために必要な人材が集められ、仕事をする場です。
仲良しこよしのお友達が集まる場ではありませんので、好きな人、自分に合う人ばかりではないのは当然です。
その当たり前のことを理解していない人が多すぎます。
気に入らない人を排除し、組織の目的と合致しない、自分にとって都合の良い環境を作ろうとするから人間関係が悪くなるのです。
2.仕事のやりがい
今、仕事にやりがいを感じている人はどれだけいるのでしょうか?
誰にでもできるような、やりたくもない仕事を仕方なくやっている人も多いことでしょう。
やりたい仕事がやれて、仕事にやりがいを感じている人は稀だと思います。
日本は伝統的に年功序列、上下関係が重視される風潮があります。
最近ではこれを見直す動きもありますが、日本人の中にはこれが色濃く残っているように感じます。
日本では、雇用され収入を得るということが一般的ですが、雇用者から給料をもらっているのだから、雇用者をはじめとするいわゆる”上の人”の決定であれば、やりたくない、やりがいのない仕事も仕方ないと思ってしまうのかもしれません。
また、日本には我慢することを美徳とするという伝統もあります。
日本人としても意識が色濃くあるボクですが、実は、祖父が外国人であることから、かなりそこの矛盾、違和感に関しては、幼いころから抱いていました。
日本では、これにより、やりたくない、やりがいのない仕事も我慢してしやらければならないという考えに至るのかもしれないとも感じます。
たとえば、プロジェクトであったり、関わる仕事であったりでやりたい仕事ができなくても、いつかチャンスが来るかもしれないので、辞めないほうが良いという意見を聞くことがよくありますが、やりがいのない仕事をしながら、来るか来ないかもわからないチャンスを待つというのは精神的にやられます。
しかし、世の中では、大企業・有名企業に就職すれば勝ち組ともてはやされ、就職というよりも就社に重きを置かれる風潮の中では、やりたい仕事・やりがいを感じられる仕事に就くという価値観を重視すること自体が難しいのかもしれません。
3.収入
今の仕事で満足できる収入を得られていますか?
業務量やかかる責任に見合った給料が支払われているでしょうか?
人は生活をするために仕事をしています。仕事をしなくても人並みの生活ができるのであれば、働かないという人も多いのではないでしょうか。
自分の貴重な時間を割き、労働力を提供して収入を得ているのですから、当然それに見合った給料が必要です。
収入に満足できるかは、個人の価値観に委ねられる部分も大きいかとは思いますが、自分の生活を犠牲にしてまで、なけなしの給料を得るために過労死するほど働くのでは本末転倒です。
正規雇用の職員と大差ない仕事をしているのに、給料に大きな差がある非正規雇用の方も多くいることと思います。
そんな仕事さっさと辞めて、適正な給料をもらえるところに就職しようと言いたいところですが、就職においてやり直しがきかない日本社会の中では、それも簡単なことではありません。
今の仕事で、満足できる収入を得ている人は幸せだと思います。
ボク自身も諦めず、コツコツと進めてきて、今があります。
仕事の三本柱を退職を検討する際に参考にしてみてください
上記の仕事の三本柱は、本当は高い水準で3つのバランスがとれているのが理想的です。
しかし、それは現状難しいことだと言えます。
だからこそ、1つでも満足・納得できるものがあれば、その仕事は諦めないほうが良いです。
1つも満足・納得できないというのであれば、そんな仕事はあなたにとって続ける価値はない仕事です。
早急に行動を起こすことをおすすめします。
ただし、転職先でも1つも満足・納得できるものがない可能性があることもお忘れなく。
仕事の向き合い方については、いくつかブログを書いているので、そちらも参考に。
それでは、食材がきたので、ここら辺で・・・
また、明日もがんばりますか。
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