昨日、書いたブログから意外な反応をいただきました。
意外とびっくりです。
みんなやっぱり、いろいろなことに対して、学びたい意欲は高いんだってこと。
とっても素晴らしいことじゃない?って思うわけです。
初めから無理とか、できないとか言ってしまう人が多いのも事実です。
どうにも、仕事に対する責任感やビジネスに対する・・・意識が薄い人が多いような気がします。
これは、社会人1年生とかだけに限らず、30代~50代のベテラン社会人にも潜んでいるんじゃないでしょうか?
そんな中でも仕事をするときに、即座に「無理です!」「出来ません!」と答える人がいたら、もう仕事をしないということです
このように即座に言われたとしましょう。
「・・・で?」
「だから?」
こういう不思議感が、ボクにはフツフツと湧いてきてしまうのです。
はい、フツフツというよりも瞬間湯沸かし器みたいなイメージをもっていただくといいかもしれません。
ここで、誤解の無いように言っておくと、ボクは何も「無理難題」を押し付けているわけでもなく、出来そうもないことを「やれ!」というパワハラのようなことを言っているわけでもないのです。
ましてや、期間的に不可能なことを「何とか間に合わせろ!」と言っているわけでもありません。
または、割り込み作業として「悪いけどこれなんとかやってくれない?」的なものでもないです。
純粋に、その人のメインの仕事の依頼なのです。
多少難しい仕事の内容であることもありますが、仕事として「必要なこと」であるから、それを依頼しているのです。
まず「無理です」の前にきちんと整理した方がいいんじゃない?
ここで、ボクが気にしているのは、まず「このような仕事の内容をお願いしたいんです」といった依頼に対して、スケジュールやプロジェクトの内容などは、まだ説明していない状態にもかかわらず、真っ先に「無理です」と答える人たちのことなんですね。
いやいや、まだ全部話してないのに、いきなりかよ・・・ってなります。
なんらかの理由があるのに、諦めが早いだろ?って思うこともあります。
「無理です」と言ったらそこで終わってしまう
ここで、無理だと即座に言われても「じゃあ仕事しないの?」「じゃあ何するの?」ということになってしまうんです。
そうではなくて「何がどのように無理なのか?」をきちんと相手に伝えないといけないのではないでしょうか?
これでは、子どもの「やだ!」「やりたくない!」と一緒のレベルです。
この人は、本当にビジネスマンとしての意識があるのか?と強く思ってしまうわけです。
その依頼が実現できるかの検証は、もちろん必要です。
- 自分のスキル的に実行できるレベルの内容なのか?
- スケジュールはどのぐらいあるのか?
- 作業遅延の場合のリスケの余地はあるのか?
- 作業遂行に疑問点や不明点がある場合のフォローや対処法はどこまで確立されているのか?
- 明らかに無理な作業内容・スケジュールではないか?
こういったことは、全てではないにしても当然確認する必要があります。
それは仕事を請け負った時点で責任が生じるからでもありますし、出来る出来ないの判断材料として、必要な確認事項でもあります。
そもそも「無理です!」と言う前に、まずは上記のような説明が、作業指示者から続けてあるのか? を待つ、もしくは、確認するのが大切なんじゃない?って思うんです。
仮に、丸投げ指示のような無責任な指示者に対しては、こちらから突っ込んで確認が大事です。
例え、先輩だろうが、聞きづらい人だろうが、怖い人だろうが、仕事である以上遠慮していてもしょうがありません。
もし、無理なのであれば、何がどのように無理なのか?考えよう
もし依頼された仕事が明らかに無理だと判断したとしても、それを一言で「無理です!」と答えてもしょうがありません。
前の項目でも書きましたが、正に子どもではないのですから。
何が無理(問題)なのか?を伝える
- スキル的なものが問題なのか?
- スケジュールの問題なのか?
- 予算の問題なのか?、
どこまでなら可能なのかを伝える
- このスケジュールならこの範囲まで可能である
- 現在の情報やスキル等ではここまでの品質なら可能である
こういう感じで依頼された仕事に対して、何か問題があるか?
あるとすれば何が問題であるか?
現在ではどこまで可能なのか?
本来はこのようなコミュニケーションをお互い取るべきです。
当たり前のことだったりするんです。
しかし、責任感が薄かったり、指示されたことしかしようとしなかったり、大変な仕事は受けたくない出来るだけ楽したい、といった考えの人だと、このようなコミュニケーションを取らずに「無理です」とか、もしくは、中途半端の認識で、無責任に仕事をするかのどちらかです。
本当に無理であれば、はっきり言わなければいけない
上でも書いたとおり、「どこまでは可能でどこまでは無理です」といった仕事の整理や確認は必要です。
その上で無理だと判断した場合ははっきりと言うべきだと思います。
「無理です!」と。
当然何がどのように無理なのかの説明は必要です。
出来れば、明確な理由が必要なんじゃないかな?って思います。
しかし、世の中の社会には、明らかに無理だとわかっていてもやらせる変わった輩もいます。
もしくは、仕事を依頼しているにもかかわらず、問題点やリスクを考えられない人や責任を被りたくない人もいます。
このような場合、立場上どうしても弱い立場にいるものですから、何となく引き受けたり、出来なくても関係ないや、と開き直ったりする人もいます。
しかし、明らかに無理なことは、やはり、最初に明確にしておくべきです。
これで仕事が遂行できず、自分のせいにされてはたまったものではありません。
その時に、はっきり言える人であれば良いですけど。
「 無理だと言いました、理由も付けて 」
「 それを承知で遂行させたのはあなたです 」
こうは言っても、時には泣き寝入りするしかないこともあります。
ですが、やはり出来るだけ自分を守る術は身に付けたいものです。
どんな人であろうが、自分のことを理解して守ってくれるとは限りません。
いかがでしたでしょうか?
あくまで、ボクの体験談です。
が、ビジネスをしている長さとか、年齢に関係なく、即座に「無理です!」と言ってくる人がいます。
こういったことは、新社会人よりも年配者の人の方が多かったといのがボクの持論です。
「無理です!」「出来ません!」
この言葉を初っ端で出されてしまうと会話が止まってしまうし、何より無駄な神経を使わなくてはいけなくなるのがシンドイわけです。
結構、丁重にわかりやすく伝えているつもりなんですが・・・
仕事が出来る出来ないよりも、このような社会的常識というか、思いやりというか、身に付けていてほしいものです。
逆にこちらの仕事指示に対して、説教してくる人の方が有り難いものです。
なんか、文章が長くなりましたけど、こんな感じで・・・
さ、今日もがんばろう。
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