ひさびさにご飯を食べながら、面白い話題になりました。
人生、遠慮と貧乏するだけ損やで・・・
いつも、このどのネタの話をしても大概、このフレーズが飛び出すわけです。
もうかれこれ、数年前になりますが、ボクにも「人生のどん底」と思った時期がありました
詳しいことは割愛しますがお金や人間関係などが大変な時期でした。
1億以上もの人の負債、警察、暴力団関係などかなりダークな悩みがメインでした。
なので自分の問題が解決の方向へ進んでいっても、他の人の借金の話を相談のっていると、エンパスの能力全開になって我のことと勘違いするほど共感してました。
今は、だいぶそこは境界線を引けるようになってきてますので大丈夫です。
話を過去に戻しますが、当時は精神的にも未熟な27歳、ひと区切りをつけて向かった次のステージ
いろいろな自分から招いた大きなトラブルを終えて、燃え尽きたばかり。
そのときは、本当にいろいろな事業に手を出しすぎて、突然のトラブルに困惑する毎日で、1日1時間くらいしか眠れない日々でした。
ひとつ問題を解決しても、次から次へとトラブルはやってきます。
当時のボクは「引き寄せの法則」など知る由もなかったので、自分に問題があるなど思ってもいません。
そりゃそうです。自分が引き金になっているなんて、微塵も思っていません。
行く先の未来が真っ暗闇のような気がして、いつしか「死」というものがちらつき始めました。
そんなどん底なボクにも、相談にのってくれる方達がいました。
その中でも、心底ボクのことを心配してくれた方がいました。
ある日、車で移動中のボクに1本の電話がなりました。
( あっ、昔は車の運転をバリバリしていたんです。ちなみに、とある偉い方の運転手もしてました。 )
その方からの電話で「どう?あれから大丈夫」と。
ボクは、もうこの言葉しか浮かばず「もうどうしていいかわかりません。八方塞がりです」と答えました。
大変な状況の人に対して伝えられる強さ「八方塞がり」の真の意味とは
普通だと「そうだよね、大変だよね」とか「できることなら協力するからね」とほとんどそんな返しでしょう。
しかし、その方は違ったんですよね。
八方塞がりなんだ!めちゃくちゃ良かったじゃん!!
電話でしたが、それはもう笑顔が見えるくらいの明るさで言ってきました。
言われてすぐは、正直イラっとしたのを覚えています。
ちなみに、今でもその方とは、仲良くさせていただいていますが、笑い話というか、ネタでよくその話題になりますね。
何がいいんですか?全然よくないですよ!!!(怒)
え?だって八方塞がりなんでしょ?
そうですよ。だからもうどうしようもないんです!
こんな会話をしていると、次の瞬間、衝撃の言葉が耳に飛び込んできました。
なんで?八方塞がっているけどまだ天と地が開いてるじゃんか?
その瞬間、ボクの身体、全身を通して何かの変化が起きました。
確かに、何か、不思議な感覚ですが、力が湧いてくる感じがあったのです。
八方塞がりとは「もう限界」とか「解決方法がない」そんなことだと思っていましたが、まだ、ふたつ方法があるよって意味だったのです。
もちろん8割塞がっていますから大変なのですが、2割の道があると思えたら腹が座りました。
ま、腹をくくるのは、昔から早いなので・・・
その局面を乗り越えていなければ、ボクはこうしてブログを書いてもいなかったでしょう。
この言葉がなかったら、生きてなかったと言っても過言ではありません。
その方の伝える勇気に本当に感謝しかありません。
おそらく伝える方にも相当の覚悟と勇気が必要だったと思います。
ボクはその勇気に救われました。
これからそういった局面が、ボクにあるかわかりませんが少しでも「相手が救われるなら伝える勇気」をもっていきたいものです。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そんなことをメモをしながら思ったのでした。
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