福岡県は大濠公園の近くにあるTTOAHISUさんへ行ってきました。
ボクが尊敬するクリエイティブ業界のセンパイの度重なるお話でこのお店の存在、というか、シェフの山下さんのことを知りました。
センパイからも、今年に入ってから何回か誘ってくれたんですが、タイミングが合わずで。
発想、ストーリー、そして思考など、間違いなくこのお店に行けば、大きく変わるとセンパイたちがとんでもない圧をかけられてました。
やっぱり食べたいな!!体験したいな!!と思い、やっと昨日念願が叶いました
まー。店内のインパクトもハンパないけど、下のInstagramに投稿した写真を順番に見て分かるように料理のインパクトのがハンパないわけです。
料理が出てくる度に、それぞれの作品に物語があるので、食べるだけじゃなく、写真も撮ってと、もう忙しいったらありゃしない。
もちろんめっちゃ美味しいですよ。
そして量もハンパない。
でも、それ以上に山下シェフの情熱、そして一緒に働かれているスタッフの方々がホントハンパないんで、どうだろー。
最後は美味しかったー!とか、すごかったー!とか言うより、TTOAHISUさん、マジヤバいね。最高に面白いね。が感想としては多いんじゃないでしょうかね?
でもそれくらい「 人 」が記憶に残るっていうのはすごい大事な事です
どのお店も、そこを目指すべきだと常日頃思っています。
それもそのはず、ここTTOAHISUさんは、もうボクが紹介するまでもなく超大人気店で、日本全国各地からお客さんが訪れる創作フレンチのお店。予約は困難で、今回、ほんとに何とか予約が取れたってくらいの繁盛店。
でも、あれです。
場所も隠れ家的な感じなので、開店前に外で並んでいると、通行人の人に『なんの行列だろ?』って不思議な顔をされるぐらいの場所にあります。
それなのに連日大人気。
今回は、まん延防止等重点措置が適用されて、元々予約をしていた時間の18:30からではなく、18:00から20:00の時間割でしたが、それでも席は8人で満席。
こう見えて?勉強熱心なので、一度は行った方がいいだろうなーって思って、タイミング良く予約が取れて行ってみたら、やっぱり良かった。
日本酒の知らない世界観も勉強になりました。
一方、あくまで予想ですが、飲食業界ではカジュアルな装いなので、同業者からはあまり良い顔はされないかもな…って。飲食やってる人は特に分かりますよね。
ボクも今でさえ言われなくなりましたが、クリエイティブな世界はちゃんと提案をして、形にしてから売るものだ。お前がやってるのはクリエイティブの世界でやることじゃない的な。
なんか新しい事やったり、ましてや、メディアで出て目立ったりすると、それを潰そうとする同業の人がすぐに出てくる。
これはきっといつになってもどの業界でも同じなんですよねー。
でもですよ。
選ぶのは、最終的にお客さまなんです。
行きたくなかったら行かなきゃいいわけだし、関わりたくなかったら関わらなきゃいいんです。
文句言ってる人間は大抵、食べたこともないし、行ってこともないし、買ったこともない。
そんな雑音気にせず、やりたいこと、そしてお客さんが楽しんでくれることをひたすらやればいいって思うわけです。
「どこのお店で食べるか?」より「誰のお店で食べるか?」
これは商売をやっている限り、永遠のテーマです。
自分の仕事だったり、お店にも置き換えて、今一度考えてみましょうね。
TTOAHISUの山下シェフが創る世界観を食べて、感動して、笑顔になって、改めて思ったのはそんなことでした。
月に一回の楽しみが増えたな…
また、来月。
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